介護実態や意識の変化についての調査を実施
介護食(食事タイプ)の利用者は2019年比で4.7ポイント増の26.0%に
11月11日は厚生労働省が定める「介護の日」です。日本の75歳以上人口は1,867万人(令和3年10月1日現在)で、総人口に占める割合は14.9%※1となっています。また要介護者等(要介護又は要支援の認定を受けた人)は682万人(令和2年度末現在)※2と報告されています。
※2 令和2年度 介護保険事業状況報告
アサヒグループ食品では2019年から毎年、実際に介護をしている方を対象に、介護世帯の食事・口腔ケア・生活全般の実態と意識などに関する調査を実施しています。本年7月に実施した調査では、高齢化社会の進行に加え、近年、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い在宅介護が増加していることなどから、市販の介護食を利用する方が増加していることがわかりました。
「2022年度介護定点調査」 調査元:アサヒグループ食品 調査方法:インターネット調査 調査期間:2022年7月27日~7月29日 有効回答者数:531人 調査対象者:全国40~70代の男女/ 同居または近居家族に要介護認定者あり/左記の要介護認定者は第1号被保険者/自身が家族の介護を行うことがある/ 介護に関する商品やサービスの購入に決定権がある
【介護における食や調理の意識について】
「介護における食と調理意識」を調査したところ、「食事を楽しんでほしい」と回答した方は昨年に比べ微減となっているものの全体の約7割と、他の回答よりも高い結果となりました。「介護用のレトルト食品や飲料を、活用していきたい」という方は増加傾向で、2019年比で5.3ポイント増の50.3%となりました。
食事の準備に対して「家族が用意した方がよい」と考えている方は年々減少しています。コロナ禍で在宅介護の機会が増え、食事の準備を負担に感じている方が多い中、市販の介護食や配食サービスなどを上手に活用していきたい意識が高まっていると推測できます。
「現在利用している介護サービス」を調査したところ、デイサービスやデイケアなどの通所サービスがコロナ禍以前の2019年に比して低い状態ではあるものの介護食の利用は増加傾向にあります。介護食(食事タイプ)は2019年比で4.7ポイント増の26.0%、介護食(飲料タイプ)は2019年比で3.0ポイント増の23.9%となりました。
※3 インテージSRI+ やわらか食市場 全業態 販売金額 2020年1月-2021年12月 販売金額実績
アサヒグループ食品では「食事の準備に負担を感じる」「食事を楽しんでほしい」という意識をとらえ、簡便性に加え「食べやすく、食べたくなる」介護食を目指し、商品を展開しています。口腔ケア用品も併せて提案することで、お口の健康からサポートし「“食べる”をずっと楽しく。」を実現していきます。
■アサヒグループ食品のシニアカテゴリー商品
・「バランス献立 やわらか食」シリーズ
2022年9月にはお湯で混ぜるだけで簡単に作れる粉末タイプの「バランス献立 うらごし風素材」を新たにラインアップに加えました。野菜は介護食として使用する場合、細かく刻んだりやわらかくしたりするなどの準備や調理に手間がかかる素材です。介護食作りの際に副菜として一品加えたい時や、食物繊維を多く摂り入れたい時などにおすすめです。
・「バランス献立 とろみ調整用食品」シリーズ(商品名:『バランス献立 とろみエール』)
・「バランス献立PLUS 栄養サポート食品」シリーズ(商品名:『バランス献立PLUS 栄養プラス』)
※4 ビタミンA・B1・B2・B6・B12・C・E・ナイアシン・パントテン酸・葉酸
・「オーラルプラス」シリーズ
※1 令和4年版高齢社会白書
※2 令和2年度 介護保険事業状況報告
アサヒグループ食品では2019年から毎年、実際に介護をしている方を対象に、介護世帯の食事・口腔ケア・生活全般の実態と意識などに関する調査を実施しています。本年7月に実施した調査では、高齢化社会の進行に加え、近年、新型コロナウイルスの感染拡大防止に伴い在宅介護が増加していることなどから、市販の介護食を利用する方が増加していることがわかりました。
「2022年度介護定点調査」 調査元:アサヒグループ食品 調査方法:インターネット調査 調査期間:2022年7月27日~7月29日 有効回答者数:531人 調査対象者:全国40~70代の男女/ 同居または近居家族に要介護認定者あり/左記の要介護認定者は第1号被保険者/自身が家族の介護を行うことがある/ 介護に関する商品やサービスの購入に決定権がある
【介護における食や調理の意識について】
「介護における食と調理意識」を調査したところ、「食事を楽しんでほしい」と回答した方は昨年に比べ微減となっているものの全体の約7割と、他の回答よりも高い結果となりました。「介護用のレトルト食品や飲料を、活用していきたい」という方は増加傾向で、2019年比で5.3ポイント増の50.3%となりました。
食事の準備に対して「家族が用意した方がよい」と考えている方は年々減少しています。コロナ禍で在宅介護の機会が増え、食事の準備を負担に感じている方が多い中、市販の介護食や配食サービスなどを上手に活用していきたい意識が高まっていると推測できます。
【現在利用している介護サービス】
「現在利用している介護サービス」を調査したところ、デイサービスやデイケアなどの通所サービスがコロナ禍以前の2019年に比して低い状態ではあるものの介護食の利用は増加傾向にあります。介護食(食事タイプ)は2019年比で4.7ポイント増の26.0%、介護食(飲料タイプ)は2019年比で3.0ポイント増の23.9%となりました。
実際に「やわらか食」の2021年市場規模は28.8億円(前年比109%)※3と伸長しており、市販介護食の利用が増加しているものと考えられます。今後も在宅介護の推進や、栄養バランスをサポートするメニューの1つとして積極的に活用したいという考え方の普及などからさらなる市場の拡大が見込まれています。
※3 インテージSRI+ やわらか食市場 全業態 販売金額 2020年1月-2021年12月 販売金額実績
アサヒグループ食品では「食事の準備に負担を感じる」「食事を楽しんでほしい」という意識をとらえ、簡便性に加え「食べやすく、食べたくなる」介護食を目指し、商品を展開しています。口腔ケア用品も併せて提案することで、お口の健康からサポートし「“食べる”をずっと楽しく。」を実現していきます。
■アサヒグループ食品のシニアカテゴリー商品
・「バランス献立 やわらか食」シリーズ
2017年9月から“アサヒのおいしい介護食”としてシリーズを展開しています。様々な食材を使ったメニュー設計でバランスの良い献立作りをサポートする介護食です。素材の旨味やだしにこだわり、塩分に配慮しながら、満足感のあるしっかりとした味付けにしています。
2022年9月にはお湯で混ぜるだけで簡単に作れる粉末タイプの「バランス献立 うらごし風素材」を新たにラインアップに加えました。野菜は介護食として使用する場合、細かく刻んだりやわらかくしたりするなどの準備や調理に手間がかかる素材です。介護食作りの際に副菜として一品加えたい時や、食物繊維を多く摂り入れたい時などにおすすめです。
・「バランス献立 とろみ調整用食品」シリーズ(商品名:『バランス献立 とろみエール』)
飲み物や食べ物に加えるだけで、適度なとろみを簡単に付けることができる粉末状の食品です。とろみを付けることで、飲み物や食べ物が口の中でまとまりやすくなり、ゆっくりとのどへ流れます。サッと溶けてダマになりにくく、味を変えないので色々な汁物などにお使いいただけます。
・「バランス献立PLUS 栄養サポート食品」シリーズ(商品名:『バランス献立PLUS 栄養プラス』)
食事だけでは不足しがちなエネルギー・たんぱく質などを手軽に補給できる食品です。ドリンクタイプはビタミンDとその他10種のビタミン※4・カルシウムなどを配合しています。粉末タイプはカルシウムと食物繊維・たんぱく質などを配合しており、お湯や温めた牛乳で溶かしてお召し上がりいただけます。間食時や朝食時・夕食時等様々な飲用シーンに活用いただけます。
※4 ビタミンA・B1・B2・B6・B12・C・E・ナイアシン・パントテン酸・葉酸
・「オーラルプラス」シリーズ
デリケートなお口をやさしくケアする口腔ケアシリーズです。清潔で健やかな口内環境づくりをサポートします。介護を必要とする方や、疾患などで一時的に口や舌が自由に動かせない方の場合、食べかすや痰などでお口が汚れやすく歯みがきだけでは口腔内を清潔・健康に保つのは困難になります。お口みがきや保湿ケアで口のなかを清潔に保つことが必要です。
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