日本のスポーツを支える指導者の祭典『第4回ジャパンコーチズアワード』開催
~「大学駅伝三冠」の偉業を達成した、青山学院大学陸上競技部監督 原 晋 監督が最優秀コーチ賞を受賞~ http://www.japan-coaches-award.com/
株式会社ドーム(本社:東京都江東区 代表取締役 CEO:安田 秀一)が特別協賛する一般財団法人ジャパンコーチズアソシエーションは、 2017年3月4日(土)に『第4回ジャパンコーチズアワード』をザ・プリンス パークタワー東京にて開催しました。
『ジャパンコーチズアワード』 は、日本のスポーツを支える指導者の祭典です。現在の日本において、スポーツ指導者が表彰される機会はそう多くありません。一方、欧米のスポーツ先進国には、指導者に焦点をあてたアワードが多数存在しています。そこで本アワードは、「欧米のスポーツ先進国に匹敵する指導者の権威の確立」、「指導者啓発による質とモチベーションの向上」、「競技の枠を超えた横の繋がりを作ること」を目的として2014年より年1回開催されており、今年で第4回目を迎えました。今回の表彰では、最優秀コーチ賞に原晋様(青山学院大学陸上競技部監督)、優秀コーチ賞には岩井隆様(花咲徳栄高等学校硬式野球部監督)、石山隆之様(十文字学園高等学校女子サッカー部監督)が選ばれました。
今後も一般財団法人ジャパンコーチズアソシエーションは様々なイベントを通じて、日本のスポーツの振興と発展を図っていきます。
<イベント概要>
■名称 : 「第4回 ジャパンコーチズアワード」
■会場 : ザ・プリンス パークタワー東京 2F ボールルーム
■日時 : 2017年3月4日(土)
■後援 : スポーツ庁
■内容 :
発起人挨拶 ジャパンコーチズアソシエーション 評議員 安田秀一
理事挨拶 ジャパンコーチズアソシエーション 理事 岩出雅之
部活動によくある10項目に関する勉強会 法政大学 体育会 アメリカンフットボール部 総監督 安田秀一
基調講演 筑波大学 体育系 准教授 松元剛 氏
部活動の問題に対するソリューション紹介 株式会社ドーム 取締役 兼 執行役員 CPO 三沢英生 氏
表彰式典
『第4回 ジャパンコーチズアワード』受賞者一覧
<最優秀コーチ賞>
青山学院大学 陸上競技部 監督 原 晋 様
<優秀コーチ賞>
花咲徳栄高等学校 硬式野球部 監督 岩井 隆 様
十文字学園高等学校 女子サッカー部 監督 石山 隆之 様
<最優秀コーチ賞>
■青山学院大学 陸上競技部 監督 原 晋 様
※本人が欠席の為、代理で美穂夫人が登壇しました。
長距離選手として世羅高校、中京大学を経て中国電力に所属。怪我により27歳のときに引退し、その後中国電力でサラリーマンとして勤務を続ける。2004年より、青山学院大学陸上競技部監督に就任。同時に妻・美穂さんとともに寮に入り、選手達の生活管理も行う。同大学として33年ぶりの出場を果たした第85回(2009年)箱根駅伝を皮切りに、翌第86回大会では8位入賞を果たし、2012年の出雲駅伝で初優勝、第91回( 2015年)箱根駅伝で初の総合優勝、そして翌年にはV2達成さらに2017年も総合優勝を収め 「大学駅伝三冠」の偉業を達成。
《主な実績》
・2015年第91回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で初の総合優勝
・2016年第92回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で連覇達成
・ 2017年第93回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で3連覇達成
【受賞コメント】 ※当日はご欠席されたので、ご本人よりビデオメッセージにてコメントをいただきました
就任14年目を迎えたわけですが、前半3分の1、5年目ぐらいまではどちらかというと、一方的な指導をしていました。チームが成長するとともに、少し離れた状態から見守るような、簡単に言えば自主性を重んじるような指導に変わってきましたね。13年間で私自身も成長しましたしチーム組織としても成長した歴史があります。僕は成功体験に勝る喜びはないと思います。甘やかしてよいしょよいしょしても仕方ない。今の自分自身のポジションをまず理解させる。そして半歩先の目標を与えて、そのうま味をつかませる。そして成功体験を繰り返すことによって、振り返ると大きく成長していると。
JCA最優秀賞、ありがとうございました。今日は学生たちの最終練習、大切なトレーニングがありまして参加できないことを非常に申し訳なく思います。多くのコーチの皆様の中から選ばれたこと、本当に光栄に思っています。
今年度のチームのテーマは「ベンチャーグリーン」。「青山オリジナル」を掲げて1年間取り組んでいきます。今までの陸上界の常識にこだわることなく、新しい陸上界の発展のために我々は全力で取り組んでいきます。ベンチャーグリーン。青山オリジナルです
チームにとっての妻・美穂の存在ですけれども、やはりなくてはならない存在となりました。グラウンド、現場では私が責任者として、そして寮生活においては妻、美穂が学生たちのサポートを真剣に、楽しくやってくれています。本当にありがたい存在だと思っています。
箱根駅伝の恒例となりました大作戦シリーズ。今年掲げた「サンキュー大作戦」は、、箱根駅伝3連覇と大学駅伝3冠、そして私の9度目の箱根駅伝への挑戦ということで、今までお世話になった指導者あるいは卒業生、校友、多くの皆さんに感謝の意を込めて作戦名を考えました。サンキュー!
<優秀コーチ賞>
■花咲徳栄高等学校 硬式野球部 監督 岩井 隆 様
埼玉県川口市生まれ。桐光学園(神奈川)から東北福祉大を卒業後、2001年に花咲徳栄の監督に就任。就任後初の埼玉大会で優勝する快挙を成し遂げた。創意工夫した練習や足を絡めた戦術に定評があり、教えを受けた根元俊一(ロッテ)などが、プロでも活躍している。野球だけでなく生き方や考え方、人生の道理を説き、様々な側面で選手を成長させてきた。直近では3季連続甲子園出場(2015夏、2016春、2016夏)と安定したチーム作りが評価され、優秀コーチ賞受賞。
《2016年度主な実績》
・2016年 夏の甲子園・第98回全国高校野球選手権大会 に2年連続4回目の出場
【受賞コメント】
このたびはこのような賞をいただきまして、ありがとうございます。私どもは日ごろ、選手の成長や学校愛をモチベーションに換えて日々活動しています。そういう中で自分が表彰されるということは素直にうれしいです。日本のスポーツ界ではまだまだ、このように指導者が表彰されるような機会は多くありません。そんな中でこのような場を作って下さったJCAの皆様、それとこの壇上に載せてくれた生徒、私を支えてくれているスタッフに感謝したいと思います。また明日からこの感謝の気持ちを指導者としてのパフォーマンス向上に生かし、パクれる所はパクって(笑)、指導に当たりたいと思います。本当にありがとうございました。
■十文字学園高等学校 女子サッカー部 監督 石山 隆之 様
日本体育大学在学中は、ライフセービング部で日本代表選手として活動。現在は十文字フットボールクラブ 全てのカテゴリーの総監督を務める。そこで、第25回全日本高等学校女子サッカー選手権大会優勝にチームを導く。 コーチとしては「なでしこリーグ」選手のキャリア意識に関する研究などに取り組み、女子スポーツ選手の環境改善への意識が高い。他に、述べ30名以上のカテゴリー別日本代表選手や日本代表候補を輩出する等の功績を収め優秀コーチ賞受賞。
《2016年度主な実績》
・2016年 第25回全日本高等学校女子サッカー選手権大会 優勝
【受賞コメント】
身にあまる光栄です。JCAの皆様、本当にありがとうございます。21年前、ボール一つなく、部員0の状態から始めました。この賞、そして今年度の優勝は、常に支えて下さった理事長先生をはじめ学長先生、校長先生、教職員、選手、保護者会、そしてコーチ陣やスタッフなど「オール十文字」で勝ち取ったものです。この場を借りて感謝申し上げます。現在、トップチームの十文字ベントス、大学、中学、高校、ジュニアユースと、学校の部と一般社団法人の十文字クラブを同時に運営するという新しい試みをさせていただいています。私ができるのは女子サッカー、女子スポーツを盛り上げること。女子サッカーの発展、そして女性が輝く世界の実現に少しでも寄与できるよう、頑張っていきます。
■一般財団法人ジャパンコーチズアソシエーション
2016年2月設立。
スポーツ指導者が抱えるさまざまな問題をともに解決し、スポーツの健全な発展と
よりより社会づくりに寄与することを目的として日本のスポーツ指導者の地位向上を目指している。
「スポーツが豊かにする社会」を実現するため、指導者と歩む。
https://www.coaches-association.jp/
■株式会社ドーム
1996年創業。テーピングの取扱いからスタートし、現在はスポーツプロダクト(アンダーアーマー)やスポーツサプリメント(DNS)、パフォーマンスディレクション(ドームアスリートハウス)などの事業を展開。「社会価値の創造」という理念のもと、スポーツを通じた豊かな社会づくりに貢献できるよう努力している。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像