都築電気、日本初のOBD型デジタコを「TCloud for SCM」オプションサービスとして提供決定
都築電気株式会社(代表取締役社長:吉田 克之、本社:東京都港区、以下当社)は、クラウド型動態管理・配送管理サービス「TCloud for SCM」に、日本初*のOBD型デジタルタコグラフを活用したオプションサービスを2026年4月より提供します。「デジタコ導入負荷の軽減」「豊富で高精度な運行データの取得・活用」という価値を幅広い物流事業者に提供し、データドリブンな物流業界の実現に貢献します。
*国土交通省公表「令和7年度 運行管理の高度化認定機器一覧」参照(2025年12月 株式会社Will Smart調べ)
■背景
現在、物流業界ではドライバーの時間外労働規制/安全運転の徹底/労務管理の信頼性向上/運行データを活用した経営効率化といった、様々な課題への対策が求められています。各種対策の基盤となる「運行記録」を測定するデジタコについて、国土交通省は将来的な装着義務化も視野に入れつつ、強力な普及促進を表明しています。*
一方、運送の現場では近年の燃料費や人件費の高騰による事業者の負担が日々増しています。そのなかでのデジタコ導入に伴う導入コストや、設置および利用に伴う負荷、既存システムとの連携の難しさ等がネックとなり、デジタコの普及が進みづらいという課題もあります。当社はこれを受け「導入しやすく、必要なデータを確実に取得できるソリューション」として本オプションの提供決定に至っています。
*参考URL:内閣官房「物流革新に向けた政策パッケージ」
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/buturyu_kakushin/pdf/seisaku_package.pdf
■TCloud for SCMについて
スマートフォンを活用したリアルタイム動態管理を軸とし、サプライチェーン・ロジスティクス領域における業務データを収集、可視化、分析するサービスです。
物流業向けの課題解決に20年以上取り組み蓄積してきた当社の業界・業務ノウハウをもとに開発しており、他社サービスとの連携強化や継続的な機能拡充を通して、汎用性および利便性を追求しています。
URL: https://tsuzuki.jp/jigyo/scm/
■オプション利用端末(型式名:OD420JP)について

(1)日本初、OBDⅡポート*に差し込むことでデジタコとして利用可、導入コストと工事を大幅に削減
(2)車速・エンジン回転・燃費など豊富で高精度な車両・走行データをリアルタイムにTCloud for SCMへ送信
(3)走行データと作業データを掛け合わせた分析により安全運転と業務効率化を実現
*OBDⅡ(On-Board DiagnosticsⅡ)ポートは、2009年以降製造の車両に取付義務があります
*参考プレスリリース:株式会社Will Smart「日本初のOBD型デジタコの販売を開始」
https://willsmart.co.jp/news/20251219/
当社協業パートナーであり、本製品の製造元である株式会社Will Smart(代表取締役社長:石井 康弘、本社:東京都江東区)とともに、2026年4月の製品発売と合わせて基本メニューを提供開始予定です。本製品を用いた魅力あるサービスメニュー化、TCloud for SCMへのスムーズな連携、安定的な運用を実現します。
■都築電気株式会社について
(URL: https://www.tsuzuki.co.jp/)
パーパス「人と知と技術で、可能性に満ちた“余白”を、ともに。」を掲げ、ICT を通してお客様の企業価値向上・社会課題解決を行う企業です。デジタルトランスフォーメーションの推進や、サステナブルな社会構築への貢献を通して、グループ一丸となり社会への価値提供を行っています。
2023年、私たちは創業100 周年となる2032 年に向けた「長期ビジョン」を策定しました。
「Growth Navigator(成長をナビゲートし、ともに創りあげる集団)」への変革に努め、豊かな社会の実現と、持続的な企業価値向上への挑戦を続けていきます。
■本件に関するお問い合わせ先
報道関係
都築電気株式会社 経営企画室 春名・西田
TEL:050-3684-7780 E-mail:pr@tsuzuki.co.jp
サービスに関するお問い合わせ
都築電気株式会社 SCMビジネス推進室
E-mail:webinfo@tsuzuki.co.jp
*記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。
*プレスリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。その後、予告なしに変更されることがございますのでご了承ください。
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