英国の名門レスター大学で日本企業として初めて特別講義を実施MBAの学生を対象に戦略的CSRについて
~がん患者に寄り添う病院内ヘアサロンや英国におけるCSR活動など~
総合毛髪関連企業・株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長 根本 信男)は、2016年8月23日(火)、英国のレスター大学より正式に招聘されて、MBAの学生を対象に、当社の戦略的CSRに関する講義を行いました。レスター大学で特別講義を行ったのは、日本企業として当社が初めてです。
当日は、「三方よしの考えに基づいた事業と一体となった戦略的CSR」をテーマに、前半ではグローバルCSR広報部担当執行役員 箕輪 睦夫(みのわ むつお)が、アデランスグループにおける戦略的CSR活動について講義しました。後半では、当社のグループ会社であるアデランス・UK社 代表取締役社長 リン・ハリスが、英国における戦略的CSR活動について講義しました。英国のみならず、世界中から集まった学生たちからは、積極的に質問が挙がり、講義は活況の中終了しました。終了後には、講義内容に感銘を受けた大学関係者がレスター大学附属病院での病院内ヘアサロン開設に興味をもたれるなど、新たなCSR活動の可能性が広がりました。
前半の講義では、近江商人の三方よし※の考え方の歴史的検証から始まり、「がん患者に寄り添う病院内ヘアサロン」「お客様を中心に据えたエコサイクル『フォンテーヌ緑の森キャンペーン』」、「病気や事故で脱毛してしまったお子様へウィッグをプレゼントする『愛のチャリティ』」、「舞台・映像芸術を支える芸能用ウィッグ」など、“笑顔をお届けする”をテーマに当社が継続して実施している事業と一体化したCSR活動について発表しました。 ※売り手よし、買い手よし、世間よしの三つのよし
後半の講義では、がんや医療脱毛に苦しむ人々のためのチャリティ活動「My New Hair」へのウィッグ提供や技術サポート、著名な英国自転車競技選手で脱毛症患者でもあるジョアンナ・ロウセル選手へのウィッグ寄贈について発表しました。
■アデランスのCSR活動について
アデランスグループのCSR活動は、「社会的価値を持った活動」をさらに深め、広げていくことで、お客様や社会からの信頼に基づいた、健全で永続的な企業成長を目指すものです。こうした活動を「事業と一体化した戦略的CSR」として進めています。
■レスター大学について
レスター大学(University of Leicester)は1921年に創設された英国イングランド内陸部、レスター市に位置する国立大学です。比較的小さな規模にもかかわらず、研究、特に教育水準が高く、英国では最も優れた大学のひとつとして認知されています。2014年9月から1年間、秋篠宮家の眞子内親王が大学院博物館学研究科に在籍されました。
■レスター大学でのアデランスによる講義の経緯
2013年、金沢工業大学でのCSR講義の際に、同大学客員研究員でもあり、CSR研究で著名なレスター大学のワグナー・シグモント教授を紹介されました。ワグナー教授は、事業活動としての側面をしっかりと持ちながらも、CSR活動として社員のモチベーションを高める独自性のあるものとして、当社の「病院内ヘアサロン」と「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」に興味をもたれました。その後、ワグナー教授から当社のCSR活動について論文にして発表したいとの連絡があり、論文化のサポートを行いました。こうした関係性のなかで、ワグナー教授より、2016年のMBAの学生向けの特別講座への招聘を受け、今回の講義を実施させていただく運びとなりました。また、講義の聴講者としてご参加された金沢工業大学の岡部幸徳准教授から、「このような国際的かつ継続的取り組みが経営倫理・CSRの浸透に一番よい方法であると理解を深めることになりました」とのご感想をいただきました。
<アデランスのCSR活動の一例>
■病院内ヘアサロンの展開、バリアフリー化・移動式理美容椅子の導入
病院で療養中の患者には抗がん剤の影響などによる脱毛に悩む人が多くいます。アデランスグループでは2002年より、病院内に理美容室(病院内ヘアサロン)を開設し、脱毛に関するご相談対応をはじめウィッグの提供からアフターケア、理美容技術サービスまで提供しています。療養中の患者だけでなく、その家族、病院職員なども利用可能です。また、病院内ヘアサロンでは、バリアフリーを実現し、車イスでの来店が可能なだけでなく、移動の困難な患者でもサービスを提供できるように、移動式の理美容イスも導入しています。
■ウィッグの回収を促す環境キャンペーン「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」
期間中にウィッグ回収にご協力いただいたお客様の売上の一部を利用し、苗木の植林を行うキャンペーンを2009年から行っています。2015年までに既に1,092本を植林しており、2009年に初めて植えた苗木は、現在では大人の背丈ほどに成長しています。お客様にエコ活動を呼び掛けるとともに新たな商品の購入を促しており、事業の継続を組み入れた戦略的CSR活動です。
■ウィッグをお子さまにプレゼントする「愛のチャリティ」
「お子さまの髪の悩みを心の傷にしないために」をテーマに、病気やケガなどの理由でウィッグを必要とされるお子さま(4歳から15歳まで)へオーダーメイド・ウィッグを製作してプレゼントする「愛のチャリティ」を、1978年から35年以上継続して実施しています。
■舞台・映像芸術を支える芸能用ウィッグ
■英国でのCSR活動について
アデランス・UK社では、世界的なヘア・スタイリ ストであるTREVOR SORBIE氏によって設立された、がんや医療脱毛に苦しむ人々のためのチャリティー活動「My New Hair」を支援しています。同活動団体にウィッグを提供し、美容師に対するカット指導などの支援を行っています。
ジョアンナ・ロウセル選手へのウィッグ寄贈
著名な英国自転車競技のジョアンナ・ロウセル選手は、子供の頃から脱毛症に悩んでいました。ロウセル選手との出会いは、大会のセレモニーの際に使用するウィッグを求めてアデランス・ユーケー社を訪れたことでした。同社は無料でウィッグを提供し、ロウセル選手は自身の結婚式の際にもウィッグを着用しました。その写真が英国の人気雑誌「Hello」誌に取り上げられ大きな話題となりました。
前半の講義では、近江商人の三方よし※の考え方の歴史的検証から始まり、「がん患者に寄り添う病院内ヘアサロン」「お客様を中心に据えたエコサイクル『フォンテーヌ緑の森キャンペーン』」、「病気や事故で脱毛してしまったお子様へウィッグをプレゼントする『愛のチャリティ』」、「舞台・映像芸術を支える芸能用ウィッグ」など、“笑顔をお届けする”をテーマに当社が継続して実施している事業と一体化したCSR活動について発表しました。 ※売り手よし、買い手よし、世間よしの三つのよし
後半の講義では、がんや医療脱毛に苦しむ人々のためのチャリティ活動「My New Hair」へのウィッグ提供や技術サポート、著名な英国自転車競技選手で脱毛症患者でもあるジョアンナ・ロウセル選手へのウィッグ寄贈について発表しました。
■アデランスのCSR活動について
アデランスグループのCSR活動は、「社会的価値を持った活動」をさらに深め、広げていくことで、お客様や社会からの信頼に基づいた、健全で永続的な企業成長を目指すものです。こうした活動を「事業と一体化した戦略的CSR」として進めています。
■レスター大学について
レスター大学(University of Leicester)は1921年に創設された英国イングランド内陸部、レスター市に位置する国立大学です。比較的小さな規模にもかかわらず、研究、特に教育水準が高く、英国では最も優れた大学のひとつとして認知されています。2014年9月から1年間、秋篠宮家の眞子内親王が大学院博物館学研究科に在籍されました。
■レスター大学でのアデランスによる講義の経緯
2013年、金沢工業大学でのCSR講義の際に、同大学客員研究員でもあり、CSR研究で著名なレスター大学のワグナー・シグモント教授を紹介されました。ワグナー教授は、事業活動としての側面をしっかりと持ちながらも、CSR活動として社員のモチベーションを高める独自性のあるものとして、当社の「病院内ヘアサロン」と「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」に興味をもたれました。その後、ワグナー教授から当社のCSR活動について論文にして発表したいとの連絡があり、論文化のサポートを行いました。こうした関係性のなかで、ワグナー教授より、2016年のMBAの学生向けの特別講座への招聘を受け、今回の講義を実施させていただく運びとなりました。また、講義の聴講者としてご参加された金沢工業大学の岡部幸徳准教授から、「このような国際的かつ継続的取り組みが経営倫理・CSRの浸透に一番よい方法であると理解を深めることになりました」とのご感想をいただきました。
<アデランスのCSR活動の一例>
■病院内ヘアサロンの展開、バリアフリー化・移動式理美容椅子の導入
病院で療養中の患者には抗がん剤の影響などによる脱毛に悩む人が多くいます。アデランスグループでは2002年より、病院内に理美容室(病院内ヘアサロン)を開設し、脱毛に関するご相談対応をはじめウィッグの提供からアフターケア、理美容技術サービスまで提供しています。療養中の患者だけでなく、その家族、病院職員なども利用可能です。また、病院内ヘアサロンでは、バリアフリーを実現し、車イスでの来店が可能なだけでなく、移動の困難な患者でもサービスを提供できるように、移動式の理美容イスも導入しています。
■ウィッグの回収を促す環境キャンペーン「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」
期間中にウィッグ回収にご協力いただいたお客様の売上の一部を利用し、苗木の植林を行うキャンペーンを2009年から行っています。2015年までに既に1,092本を植林しており、2009年に初めて植えた苗木は、現在では大人の背丈ほどに成長しています。お客様にエコ活動を呼び掛けるとともに新たな商品の購入を促しており、事業の継続を組み入れた戦略的CSR活動です。
■ウィッグをお子さまにプレゼントする「愛のチャリティ」
「お子さまの髪の悩みを心の傷にしないために」をテーマに、病気やケガなどの理由でウィッグを必要とされるお子さま(4歳から15歳まで)へオーダーメイド・ウィッグを製作してプレゼントする「愛のチャリティ」を、1978年から35年以上継続して実施しています。
■舞台・映像芸術を支える芸能用ウィッグ
アデランスでは、機能性・芸術性に優れた芸能用ウィッグの提供などを通じて、質の高い舞台芸術の実現に貢献することを使命としています。当社の芸能用ウィッグは、これまでに、日本を代表する舞台芸術の実現に貢献してきました。舞台以外にも、映画やテレビ、コンサートなどエンターテインメントの現場にも提供し、国内のみならず、海外の舞台芸術にも貢献しています。
■英国でのCSR活動について
アデランス・UK社では、世界的なヘア・スタイリ ストであるTREVOR SORBIE氏によって設立された、がんや医療脱毛に苦しむ人々のためのチャリティー活動「My New Hair」を支援しています。同活動団体にウィッグを提供し、美容師に対するカット指導などの支援を行っています。
ジョアンナ・ロウセル選手へのウィッグ寄贈
著名な英国自転車競技のジョアンナ・ロウセル選手は、子供の頃から脱毛症に悩んでいました。ロウセル選手との出会いは、大会のセレモニーの際に使用するウィッグを求めてアデランス・ユーケー社を訪れたことでした。同社は無料でウィッグを提供し、ロウセル選手は自身の結婚式の際にもウィッグを着用しました。その写真が英国の人気雑誌「Hello」誌に取り上げられ大きな話題となりました。
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