JICA・IDB LabオープンイノベーションチャレンジTSUBASA 採択企業決定
~中南米・カリブ地域で事業に取り組む国内スタートアップ企業へ支援を提供~
株式会社ドリームインキュベータ(東京都千代田区、代表取締役社長 三宅 孝之、以下DI)が協力し、独立行政法人国際協力機構(以下JICA)、米州開発銀行(Inter-American Development Bank:IDB)グループのイノベーション・ラボであるIDB Lab[1]が開催する「オープン イノベーション チャレンジ TSUBASA(Transformational Start Ups' Business Acceleration for the SDGs Agenda)」の採択企業9社が決定しましたのでお知らせします。
[1] IDB Lab ホームページ: https://bidlab.org/en
■背景・概要
中南米・カリブ地域では近年、急速にスタートアップ・エコシステムが活性化してきています。当該地域でのスタートアップを取り巻く環境を生かし、日本のスタートアップ企業が当該地域における開発効果の見込めるビジネスに参加できる環境整備を支援すべく、JICA は2021 年度、米州開発銀行グループのイノベーション・ラボであるIDB Labと共に、当該地域でSDGs に貢献する革新的なアイデアやビジネスモデルを持つ、日本のソリューションホルダーに向けた支援プログラム「TSUBASA」をスタートさせ、DIはその立ち上げを支援しました。
以降、「TSUBASA」を通じたイノベーティブなソリューションの発掘や、JICA の活動での有効活用・導入の試行に取り組んできましたが、本年度は3期目として、採択コースの拡充などを行いながら「TSUBASA」の活動を推進しています。
本年度は、2023年10月18日から12月15日までの期間で公募を行い、中南米・カリブ地域のSDGs達成の観点で非常に魅力的なアイデアを有する18社からの応募がありました。
厳正なる審査の結果、9社が採択企業として選定されましたのでご紹介します。
■採択企業一覧
[2] Smallholder Horticulture Empowerment & Promotionの略。JICAが推進する市場志向型農業振興アプローチを指す
[3] 採択後、1か月程度のメンタリングを経て、ユースケースやビジネスモデルの方向性が合意されれば、Businessコースでの支援に移行。一方、方向性の合意にいたらない場合は、同メンタリングをもって支援を終了する
[4] TSUBASA2022採択企業。TSUBASA2022ではBtoBのビジネスモデルが検討されたが、TSUBASA2023ではその検討結果を踏まえたBtoGのビジネスモデルの提案としてGovernmentコースにて採択
■DIが取り組む意義
当社は、グローバルな社会課題解決に向け、国内外のスタートアップ企業連携・革新的な金融スキーム活用を通じ、新たな途上国援助の形を協創するチャレンジをJICAと共同で推進しております。
「社会を変える 事業を創る。」という当社ミッション実現に向け、社会インパクトのスケールアップに向けた官民連携・金融スキーム活用、大企業・スタートアップ間の連携による新事業創造により、グローバルでの社会課題解決イニシアチブを拡充・加速していまいります。
株式会社ドリームインキュベータ
戦略コンサルティングスキルという、ビジネスにおける最も普遍的で有益な根源的スキルと、インキュベーションで培われるリアルかつ当事者的な経営力を融合することにより、「社会を変える 事業を創る。」をミッションに、新たな事業や産業の創造・成長支援を行う「The Business Producing Company」。
https://www.dreamincubator.co.jp/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像