ヘルスケアスタートアップ「おいしい健康」長鎖脂肪酸代謝異常症(LC-FAOD)を対象としたSaaS型患者サポートプログラムを提供開始

〜Ultragenyx Japanとの協業を通じ、希少疾患の食事・療養管理を日常支援〜

おいしい健康

AI献立提案・栄養管理アプリ「おいしい健康」を提供する株式会社おいしい健康(代表取締役CEO:野尻哲也)とUltragenyx Japan株式会社(代表取締役社長:桐谷忠)はこのたび、両社の協業のもと、株式会社おいしい健康が、長鎖脂肪酸代謝異常症(LC-FAOD)患者とその家族を対象とした患者サポートプログラム(PSP)の提供を10月5日より開始したことをお知らせいたします。

本プログラムは、希少疾患などの治療薬の開発を手掛けるUltragenyx Japan株式会社との協業により、株式会社おいしい健康が開発・運営し、利用者に提供するものです。本プログラムは、専用アプリをゼロから開発するのではなく、「おいしい健康」アプリの臨床研究基盤を活用した新たな患者支援デジタルプラットフォームであり、高品質な患者向けサービスを、コストを抑えながら迅速に提供するため、SaaS(Software as a Service:インターネット経由で必要な機能をサービスとして利用するクラウド型のソフトウェア提供形態)モデルを採用しています[i] 

本プログラムの提供開始にあたり、専門医の監修のもと、長鎖脂肪酸代謝異常症の患者さんとそのご家族を支援するさまざまな機能・レシピを「おいしい健康」アプリに搭載しました。本プログラムは、医療機関から専用の招待コードを受け取った患者さんとそのご家族を対象としており、「おいしい健康」アプリをインストールして、招待コードを入力することで利用いただけます。

[i]   https://corp.oishi-kenko.com/news/20260115-psp/

               図1 長鎖脂肪酸代謝異常症患者・家族向けの画面(イメージ)

■長鎖脂肪酸代謝異常症(LC-FAOD)について

長鎖脂肪酸代謝異常症(LC-FAOD)は、長鎖脂肪酸をエネルギーに変える働きが生まれつき十分でない、複数の先天性代謝異常症の総称です[ii]。国内では毎年10〜50人程度が新たに診断される、希少疾患のひとつとなります。治療では日々の食事管理が生活の大きな部分を占める[iii]ことから、患者やその家族への支援が強く求められています。

また、本疾患は乳幼児期に診断されることが多く[ii]、その場合、保護者の方がアプリを利用することが想定されます。特に離乳食期は、成長に合わせた食事の準備・管理が必要であり、保護者の負担が大きくなりやすい時期となります。

こうした背景と課題認識を踏まえ、おいしい健康はUltragenyx Japanの協力のもと、本プログラムを開発・提供開始しました。日々の脂質摂取を確認しながら、献立の検討・記録をアプリで行える環境を整え、患者とその家族の日常に寄り添った支援を目指します。          

[ii]   https://jsimd.net/pdf/newborn-mass-screening-disease-practice-guideline2019.pdf

[iii]   Yamada K and Taketani T (2019) Management and diagnosis of mitochondrial fatty acid oxidation disorders: focus on very-long-chain acyl-CoA dehydrogenase deficiency. J Hum Genet 64(2): 73-85.

※本機能は医療機器ではなく、食事・服薬等の記録、情報の表示および継続を支援することを目的とした機能です。用量の判断や治療方針の決定については、主治医にご相談ください。

※本プログラムは、特定医薬品の販売促進を目的とするものではなく、医師の指導に基づく患者支援を目的として実施するものです。

※本機能は、医療機関から専用の招待コードを受け取った患者・その家族を対象とした限定的な提供となります。

なお、利用している治療薬の有無や種類にかかわらずご利用いただけます。

■ 栄養基準の監修について

長鎖脂肪酸代謝異常症の食事療法については、診療ガイドラインに脂質摂取の考え方が示されていますが、その数値は欧米での推奨をもとにしたもので、日本人の食生活に即した具体的な栄養摂取の基準は定められていません。本プログラムでは、長鎖脂肪酸代謝異常症の治療に精通する藤田医科大学の中島葉子先生に臨床アドバイザーとしてご参画いただいております。本機能で使用する栄養基準についても、妥当性をご確認・ご監修いただいております。

■ 有識者・関係者コメント

藤田医科大学 医学部 小児科学 准教授 中島葉子 先生

長鎖脂肪酸代謝異常症では、脂質を控えながら必要なエネルギーや栄養を確保し、食事療法を継続していくことが大切です。そのためには、食品の選び方や調理方法、オイルの使い方など、日々の食事の中でさまざまな工夫が必要になります。

今回のプログラムでは、おいしい健康の管理栄養士の皆さんと何度も検討を重ね、患者さんの年齢、身長・体重、活動量に加え、医師から指示されたトリヘプタノインの処方量をもとに、トリヘプタノインから摂取するエネルギーを考慮したうえで、食事から摂取するエネルギーや栄養量の目安を示すようにしました。また、その目安に沿って脂質制限を実践できるレシピや、食品の選び方、調理の工夫、オイルの取り入れ方など、日々の食生活に活用しやすい情報を提供できるよう監修しました。

毎日の食事をできるだけおいしく、無理なく、簡単に続けながら、処方薬と食事療法を継続していくための一助となることを願っています。

Ultragenyx Japan株式会社 代表取締役社長 桐谷忠 氏

Ultragenyxは、重篤な希少疾患と向き合う患者さんとご家族の生活の質向上に貢献することを目指しています。長鎖脂肪酸代謝異常症では、日々の食事管理がご家族の大きな負担となってきました。今回、おいしい健康社による食事や記録を支える取り組みを支援できることを嬉しく思います。今後も患者さんとご家族の声に耳を傾けながら、真摯に取り組んでまいります。

株式会社おいしい健康 代表取締役CEO 野尻哲也

おいしい健康は現在、80種類以上の疾患に対応した食事支援を、毎月200万人以上の方に提供しています。このたび、Ultragenyx Japan株式会社の皆さまのご協力のもと、長鎖脂肪酸代謝異常症(LC-FAOD)の患者さんとそのご家族に向けた、新たな患者サポートプログラムを開発・提供できることを大変うれしく思います。中島准教授の温かいご指導のもと、当社が10年以上にわたり培ってきた栄養に関する技術と食のナレッジを活かし、患者さんとそのご家族の日々の食生活や療養生活に、少しでもお役に立てることを心から願っています。また、今回のリリースをゴールとすることなく、患者さん、ご家族、そして医療現場の皆さまにより一層喜んでいただけるサービスを目指し、継続的な改善と発展に努めてまいります。

■ AI献立・栄養管理アプリ『おいしい健康』の概要

AI献立・栄養管理アプリ『おいしい健康』は、健康状態や疾患、食の好みなどに合わせて、AIが最適な献立・レシピを提案するパーソナライズ食事管理サービスです。厚生労働省「日本人の食事摂取基準」や各種診療ガイドライン、医師の食事指示に基づき、予防、ダイエット、疾患別の食事管理をご家庭で手軽に実践いただけるよう支援いたします。

アプリ名

『おいしい健康』

対応端末

iPhone(iOS)/Android

アプリ紹介ページ 

https://oishi-kenko.com/service_description

App Store

https://oishi-kenko.com/katgut/ios_app_store

Google Play

https://oishi-kenko.com/katgut/android-kenko_google-play

WEB

https://oishi-kenko.com/

■ 株式会社おいしい健康について

おいしい健康は『Food as Medicine』をコンセプトに、製薬企業の患者サポートプログラム(PSP)を食事・栄養面から支援するヘルスケア・スタートアップです。月間200万人の患者・家族が利用するAI献立・栄養管理アプリ「おいしい健康」と、医療機関向け生活指導SaaS「Kakaris(カカリス)」を基盤に、PSPの食事・栄養指導コンポーネント、市販後リアルワールドエビデンス構築、患者インサイト調査を提供。80種類以上の疾患に対応した管理栄養士監修の食事支援体制と、複数の大学・研究機関との24件の共同研究実績により、データサイエンスに基づく食事・栄養療法(Data science-based Nutrition:DBN)の社会実装を進めています。

■ Ultragenyx Japan株式会社について

Ultragenyx Japan株式会社は、希少疾患および超希少遺伝性疾患を対象とした治療法の開発・提供に取り組むグローバルバイオ医薬品企業であるUltragenyx Pharmaceutical Inc.の日本法人です。医療従事者、患者団体をはじめとするさまざまなステークホルダーとの連携を通じて、革新的な治療選択肢へのアクセス向上に取り組み、日本の希少疾患患者さんとそのご家族のより良い未来に貢献することを目指しています。

■ Ultragenyxの今後の見通しに関する記述およびデジタル・メディアの利用

歴史的事実に関する記載を除き、本プレスリリースには、1995年米国民事証券訴訟改革法(Private Securities Litigation Reform Act of 1995)のセーフハーバー条項における「将来予想に関する記述」が含まれています。これには、LC-FAOD患者さんとそのご家族を対象とした患者サポートプログラムの想定される利用、継続的な提供、開発および期待される便益、ならびにUltragenyxとおいしい健康との協業に対する期待が含まれます。

こうした将来予想に関する記述には重大なリスクや不確実性が伴っており、その結果、本プログラムの提供状況、利用状況、継続的な開発および影響、ならびにUltragenyxと第三者との協業が、将来予想に関する記述で明示または示唆された内容と大きく異なる可能性があります。

これらのリスクおよび不確実性には、例えば、医療機関による本プログラムへの参加状況や、対象となる患者さんおよびそのご家族による利用状況、本プログラムが利用者のニーズを満たすことができるかどうか、栄養コンテンツが個々の患者さんに適しているかどうか、デジタルプラットフォームの性能・可用性・安全性、おいしい健康およびその他の第三者が本プログラムを提供・維持できる能力、ならびに本プログラムの運営または継続に影響を及ぼし得る法令その他の要件の変更や諸事情などが含まれます。

これらをはじめとする要因により、実際の結果は本プレスリリースで示された期待と大きく異なる可能性があります。Ultragenyxは、将来予想に関する記述を更新または修正する義務を負うものではありません。

 実際の結果がこれらの将来見通しと異なる可能性のあるリスクと不確実性、ならびにUltragenyxの事業全般に関連するリスクについては、2026年8月5日に米国証券取引委員会(SEC)に提出されたUltragenyxのForm 10-Q年次報告書、およびSECに提出されたその後の定期報告書をご参照ください。

Ultragenyxは、SECへの提出書類、プレスリリース、公開会議等に加え、投資家向け広報ウェブサイトおよびソーシャルメディアを通じて、投資家にとって重要とみなされる可能性のある情報を含む当社に関する重要な情報を公開し、レギュレーションFDに基づく開示義務を遵守します。Ultragenyxの財務情報およびその他の情報は、Ultragenyxの投資家向け広報ウェブサイト(https://ir.ultragenyx.com/)およびLinkedInウェブサイト(https://www.linkedin.com/company/ultragenyx-pharmaceutical-inc-/)に定期的に掲載され、閲覧可能です。

【本件に関するお問い合わせ】

株式会社おいしい健康 広報担当

E-mail:press@oishi-kenko.com

Ultragenyx Japan株式会社 広報事務局(株式会社ジャパン・カウンセラーズ内)

E-mail:ultragenyx_pr@jc-inc.co.jp

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医薬・製薬医療・病院
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会社概要

株式会社おいしい健康

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URL
https://corp.oishi-kenko.com/company.html
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋小舟町3−2 リブラビル3階
電話番号
-
代表者名
野尻哲也 松浦弥太郎
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2016年07月