地域・教育魅力化プラットフォームと包括連携協定を締結
新しい探究型教育旅行を共同開発・展開します
当社は、教育旅行事業が新たな時代の転換期を迎える中で、たくましく生きる力を育成し、新しい時代に活躍する「人づくり」ができる新しい探究型の教育旅行の開発が喫緊の課題と認識しています。また、地域・教育魅力化プラットフォームでは、「意志ある若者にあふれる持続可能な地域・社会をつくる」というビジョンのもと、都道府県の枠を越えて地域の特色ある公立高校に入学する「地域みらい留学事業」を中心に取り組んでいます。さらに「地域みらい留学」先での高校と地域をつなぎ、 越境可能な多様で開かれた教育システムの実現に向け、「学校・地域」や「全日制・通信制」の枠を超えた個別最適で協働的な学びを実現していく「みらいハイスクール事業」を実施しています。
今後は、新しい探究型教育旅行を日本各地で実施・展開することを目的に、両者間の人材交流や、企業版ふるさと納税の仕組みの活用を前提に、今回包括連携協定を締結する運びとなりました。
連携協定にあたり、高校生が様々な地域に赴き、その地域ならではの魅力や価値を実感・探究する中で、自身の好奇心や価値観の幅を広げるきっかけを作ることを目的として、東大阪市を舞台に2024年3月26日〜28日に「地域みらい旅」を実施します。
▼東武トップツアーズ株式会社 取締役 濱崎 真一 コメント
高校生の目線で新たな地域に赴き、その地域ならではの魅力や価値を発見し、斬新なアイディアで「地域みらい旅」を創出し、かつ地域の大人と連携し地域の観光素材としていくというトライアルは、画期的な探究の取組の実践になると考えております。
日本の地域の魅力は世界的に見ても目を見張るものがあり、地域の観光業はこれからの日本の重要な産業になっていけると考えております。高校生の「地域みらい旅」の取組は地域における観光人材の育成にもなり、日本の地域の磨き上げの取組として今後もより一層、地域・教育魅力化プラットフォームとのパートナーシップを深めていければと願っています。
▼地域・教育魅力化プラットフォーム代表理事 岩本 悠 コメント
現在、新学習指導要領の中で、主体的・対話的で深い学びを重視した「探究的な学習」の展開が求められており、特別活動の教育旅行をその機会の一環として活用しようという学校が増えてきています。日常の学校生活では得ることができない感動や実体験を得られる教育旅行を、新学習指導要領の教育的目的に基づいてアップデートし、探究的な要素等を取り入れた非日常の越境的学びの機会に仕立て直していく動きは、今後更に重要になってくると考えています。
【協業内容について】
1.2023年度 東大阪市での地域みらい旅企画実証実施
普段自分たちが過ごしている地域・学校を離れ、全国各地の同世代の高校生たちが東大阪市に集合します。新しい土地で協働探究していく中で、東大阪市の観光的魅力を発見し、自分たちで東大阪市のツアープラン案を企画していきます。
2.2024年度 自分たちの地域で主催する地域みらい旅企画実証実施
東大阪市での魅力を発見し自分たちでツアープランを企画したあと、自分の地域の魅力を再発見、2024年度の夏休み期間を中心に自分たちの地域で、みらいハイスクール参画校の高校生を対象にツアーを企画・主催します。
3.2025年度 大阪万博と連動した地域みらい旅の実施
大阪万博を契機に来日する在外教育施設等の中高生を対象に、日本各地でみらいハイスクール参画校の高校生たちが自らの地域を舞台に「みらたび」を企画・主催。在外教育施設等の中高校生たちが全国に散らばり、様々な日本の魅力を再発見していくツアーを実施します。
4.2026年度〜 新しい探究型教育旅行の展開
3年間の地域みらい旅実証実施を経て、修学旅行の形を大幅にアップデート、新しい教育旅行の形を全国各地の高校へ提案・展開していきます。
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