人類揺籃の地にして、多様性の大陸、アフリカのすべてを、圧倒的なビジュアルで解説!『図鑑 アフリカ全史』8月27日発売。

解説
「アフリカ大陸」の地理・歴史‧文化を総覧。待望のビジュアル大図鑑が、ついに刊行!
人類発祥の地であり、地球上で2番目に大きな大陸アフリカ。その500万年におよぶ歴史と、文化‧民族‧社会・宗教の多様性を圧倒的ビジュアル性で網羅・解説。
さらに各国史、用語集、索引を収録し、現在最注目の大陸であるアフリカを立体的に理解できる。
「この本はアフリカ大陸の歴史、そしてアフリカ大陸に生きる多様な人々の歴史を理解するための包括的な入門書である」(本書「はじめに」より)
「アフリカの歴史のダイナミックな展開を、たんなる言葉やイデオロギーではなく、一目でわかる視覚資料を活用して実に説得的に提示しているのが、本書の最大の意義である。広大なアフリカ大陸のどの地域も、豊かで濃密な人の営みがわかる遺跡、遺物、美術・工芸品を多数輩出しており、それだけを見てもアフリカ史のダイナミズムの一端を直接感じ取ることができるはずだ」(本書「序文――日本語版刊行にあたって」より)


本書の特徴
・アフリカ大陸の総合的な歴史図鑑
アフリカ大陸は人類発祥の地であり、現在は約3000の民族集団が約2000の言語を使用して生活している。その多様性の背景には数々の社会や国々の興亡の歴史がある。本書では、先史時代から文明の誕生、巨大帝国の時代、西洋による植民地化と独立闘争、そして現代のアフリカまでの流れを、多くの遺跡や遺物のみならず、衣装、工芸、美術、音楽、映画、文学など文化・芸術を取り上げながら紹介する。
・「奴隷貿易」と植民地時代を検証
約1200万人が諸外国に売り渡された「奴隷貿易」も取り上げ、19世紀末にかけてほぼ全域にわたって展開された「植民地化」についても多くの写真により解説する。奴隷制や帝国主義を「正当化」するために用いられた人種や文化の理論によって、アフリカがどのように誤って理解され不当に扱われてきたかも検証する。
・過去、現在から未来のアフリカへ
2050年にはアフリカ大陸の人口は24億人に達し、世界人口の4人に1人はこの地に住んでいる計算になると言われている。今後、アフリカはますます政治、経済、産業だけでなく、文化でも世界的に影響力を増すだろう。巻末に各国史を収録し、この1冊でアフリカ大陸と多様な人々の過去、現在、そして未来の可能性が理解できる。
用語集、索引付き。





著者情報
編者
DK社
イギリスの出版社。1974年にロンドンにて創業。世界最大の出版グループPenguin Random Houseの一員。子供から大人まで幅広い世代に向けた本を数多く出版しており、そのビジュアルの美しさと内容の面白さで高い評価を得ている。
日本語版監修者
松田素二 まつだ もとじ
総合地球環境学研究所特任教授、京都大学名誉教授。専攻は社会人間学、アフリカ地域研究。京都大学文学部卒業、ナイロビ大学大学院修士課程を経て、京都大学大学院文学研究科博士課程中退。博士(文学)。主な著書に、『抵抗する都市:ナイロビ移民の世界から』(岩波書店、1999年)、『都市を飼い慣らす:アフリカの都市人類学』(河出書房新社、1996年)、編著書に、『アフリカを学ぶ人のために』(世界思想社、2023年)、『アフリカ潜在力が世界を変える』(共編、京都大学学術出版会、2022年)、『改訂新版 新書アフリカ史』(共編、講談社、2018年)、『ケニアを知るための55章』(明石書店、2012年)などがある。
コンテンツ
序文ー日本語版監修にあたって
はじめに
イントロダクション
1.アフリカの先史時代 500万年前~前3500年
2.初期文明 前3000~後600年
3.アフリカの帝国 600~1900年
4.ヨーロッパとの遭遇 1440~1914年
5.独立の時代 1914~1994年
6.現代のアフリカ 1994年~
アフリカの各国史(北アフリカ 西アフリカ 中央アフリカ 東アフリカ 南部アフリカ)
<概要>
『図鑑 アフリカ全史』
■DK社/編 松田 素二/日本語版監修
■定価6,930円(本体6,300円+税10%)
■A4変型判・400頁
https://www.tokyo-shoseki.co.jp/product/books/81772/
東京書籍株式会社
東京書籍は1909(明治42)年創業。「教育と⽂化を通じて⼈づくり」を企業理念とし、新しい時代に挑戦する個性的、創造的な⼈材の育成を⽬指しています。⼩・中・⾼等学校の教科書発⾏部数が最多の教科書業界最⼤⼿の出版社です。近年、デジタル教科書など教育⽤デジタルコンテンツの開発・販売にも注⼒しています。その他、教育総合ポータルサイト運営、学⼒・体⼒テストなどの各種評価事業、⼀般書籍の発⾏など教育と⽂化に係る幅広い事業活動を⾏っています。
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