青森のりんご産地が記録的豪雪で過去最大級の打撃生産者への支援金受付を開始 7月21日から
被害額は県全体で206億円、収量はグリーンコープ産地で最大3割減
西日本を中心に16の生協で構成されている一般社団法人グリーンコープ共同体(本部:福岡市博多区、代表理事:日高 容子、以下グリーンコープ)は、青森県のりんご産地で発生した記録的な豪雪による甚大な被害を受けた生産者を支えるため、組合員による支援金の受付を7月21日(月)に開始します。
2024年末から年明けにかけて日本海側では雪が断続的に降り続き、青森県内では積雪が3メートルを超える地域もありました。この記録的な豪雪により、県全体でりんご関連の被害額は過去最大級の206億円にのぼると試算されています。
グリーンコープの産地でも、過去に例を見ないほどの深刻な被害が確認されました。地域によっては収量が例年より最大3割減となる見通しです。被害は老木・若木を問わず、湿った重い雪が降り積もったことで、倒木、幹折れ、枝折れなど、樹体全体に深刻な損傷が広がっています。倒れた木を植え替えても、再び実を収穫できるまでには約5年を要することから、被害の長期化が懸念されます。園地や施設の破損も確認され、地域全体の営農継続に大きな影響を及ぼしています。
このような状況を受け、グリーンコープでは組合員から広く支援金を募り、生産者を支援することとしました。お寄せいただいた支援金は、グリーンコープの産地である津軽みらい農協、津軽産直組合へお渡しし、倒木などで失われた苗木の植え替えや、園地・施設の復旧など、産地の再建に役立てられる予定です。
産直産地と顔の見える関係を大切にしながら、未来につながる安心・安全なりんごづくりを応援してまいります。皆さまの温かいご協力を、心よりお願い申し上げます。
概要
l 名称 : 25年青森県りんご豪雪被害カンパ
l 受付期間 : 2025年7月21日(月)〜8月1日(金)
l 支援金額 : 一口200円/500円
l 申込方法 : 共同購入申込書、またはグリーンコープのウェブ・スマホサイトから
※本支援金は、グリーンコープの組合員の方を対象としています。
組織概要
一般社団法人グリーンコープ共同体
福岡市博多区博多駅前一丁目5番1号
代表理事 日高 容子
2018年、グリーンコープ生活協同組合連合会や、社会福祉法人グリーンコープ、労働協同組合など、九州(福岡、佐賀、長崎、大分、熊本、宮崎、鹿児島)、近畿(大阪、兵庫、滋賀)、中国(鳥取、岡山、島根、広島、山口)、そして福島の16の生協、各種団体とともに「一般社団法人グリーンコープ共同体」を設立。ひとつのグリーンコープのように持てるものを共有・連帯しながら、それぞれの地域に根ざした生活協同組合として活動してきました。「安心・安全な食べものを子どもたちに食べさせたい」という母親の想いからはじまって、それぞれの地域を豊かにしていくことを目指しています。
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