壁紙ブランド「WhO(フー)」より、“SHIFTING COLORS”をテーマにした新柄。色の移り変わりや組み合わせなど、空間における色彩の可能性を探る45点
インテリア内装材·壁紙ブランド「WhO(フー)」(以下、WhO)を運営する野原ホールディングス株式会社 インテリスタイルカンパニー(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:野原弘輔)は、” SHIFTING COLORS”をテーマにした4柄45点をリリース。WhOのプロデュースを務める、クリエイティブユニット「graf(グラフ)」と共に、色彩効果を追及したグラフィカルで、さまざまな空間にフィットしやすいラインナップを展開します。
グラデーションのような色の移り変わりをベースにしながらも、デザインの構成要素に多様性をもたせ、細かい単位で検証しながら新しい表現を追求しました。グラフィカルな”MESH”や”PIXEL”、”STRIPE”から、手書きによる筆のタッチやぼかしといったアナログな表現が特徴的な”PAINT”など、シンプルながらもそれぞれ細部までこだわった個性あるデザインとなっています。
https://whohw.jp/news/shifting-colors_newarrivals/
商空間の建材展 ”BAMBOO EXPO 19”にて今回の新柄も一部展示します
空間デザインに使われる内外装材や、マテリアルが集まる展示会”BAMBOO EXPO 19”へ、今年もWhOが出展。新作ほか、粘着剤付き塩ビシートのご紹介も。
〈開催概要〉
会 期:2023年5月17日(水)、18日(木)
時 間:11:00~20:00
会 場:東京都立産業貿易センター浜松町館 2F
入 場:無料 (要事前登録)
https://bamboo-expo.jp/be19_entry/
PATTERNS -SHIFTING COLORS- NEW LINEUP
PRICE : ¥4,100/m(¥4,556/m²)
WhOらしいポップなカラーパレットをベースにしつつ、中間色が調和するよう、濃さ・明るさ・彩度を細かく調整したものは、空間に寄り添うようなベーシックなトーンで馴染みの良いラインナップに。あえて色同士が際立つよう調整したものは、反発しすぎない程度に柔らかさと爽やかさを感じるカラーバリエーションとしました。
“SHIFTING COLORS“の企画背景について
WhOでは、グラデーションを用いたデザインは以前より根強い需要があり、最近ではテクスチャー以上に光と影を表す色の移り変わりなど、質感をより色合いにも求める傾向が続いています。また、抽象的な表現は空間にも取り入れやすく、WhOならではの豊かな色彩は、オフィスを中心にホテルや商業施設など幅広く採用されています。そこで「色」を用いた表現の幅をさらに広げるべく、新たな柄の開発をスタートしました。
俯瞰で見た際の印象を大きく変える、細かい単位での試行錯誤
“STRIPE”は、細かな線の集まりの中で、色と色が混ざり合う部分の高さを統一するのではなく、あえて揺らぎを持たせることで、引きで見た時の心地よさを意識しました。寄りで見たときの印象も踏まえながら、俯瞰して感じることができる揺らぎも効果的になるよう調整を繰り返しました。
異なる線幅の重なりによる密度で濃淡を表現する“MESH”も同様に、近くで見た時の線の繊細さ、引きの大きな面積で見た時のグラデーションのダイナミックさを意識して目の細かさを調整。横に広い面ではハイライトの揺らぎも見え、多層的に印象が変わるようにしています。
絵の具とスポンジを使用して描いた“PAINT”は、空間に用いられる木やテキスタイルといったナチュラルな素材と調和するような質感や、塗りの重なりがつくる奥行きや重厚感ある表現を目指しました。そのため、グラデーションが綺麗になりすぎないよう、スポンジでタップしたときに残る絵の具の凹凸や濃淡を意識的に残しています。
“人の目線の高さ”を意識した実検証。デザインにあたっての苦労について
今回のシリーズでは「人の目線の高さ」を意識し、色が混ざり合うポイント・移り変わりのポイントが、壁紙の中でどこにあると見ていて心地よいか検証。タイル状の蜜な構図といったデザインの特性も踏まえると調整するべき要素が非常に多く、「デザイン」と「人の目線」と「カラーリング」の3点が落ち着くポイントを、それぞれの方向から探りながらmm単位での細かい調整に時間をかけました。
立っているときや座っているときの高さや、柄の細かさ・粗さなど、まるではた織り機とにらめっこするように、空間の中で引き締まった印象になるよう、実検証を繰り返しました。
エレベーターホールやオフィス共用部などに最適なマテリアルもご用意
通常のビニルクロス“WhO WALLPAPER”のほか、さらに耐擦過性に優れた粘着剤付き塩ビシート“WhO INTERIOR SHEET”の取り扱いもあります。
今回の新柄では、さまざまな壁面幅でも単調にならないデザインを目指しましたが、特に奥行きのある長い壁面では照明効果と合わせると一層動きのある印象に。鉄扉やスチールパーティションなどの金属下地にも対応したマテリアルとの組み合わせで、空間表現の幅を広げます。
https://whohw.jp/series/interior_sheet/
「WhO(フー)」について
「WhO(フー)」は、より美しく、より愛され、より良い空間を目指し、新しい表現を模索する人のための壁紙ブランドです。2015年7月に、家具・空間・プロダクト・グラフィックのデザインから食、アートにわたってさまざまなクリエイティブ活動を展開する「graf」プロデュースのもと、壁紙ブランド「WhO」を立ち上げました。
海外ではすでにトレンドとなっている感性豊かで多様な壁紙デザイン。「WhO」は、日本における壁紙の可能性を広げながら、日本の住まいや空間に適した、日本人の感性にあうデザインの壁紙を提供しています。 2016年にはグッドデザイン賞を受賞。現在では2,500点を超える個性的で表情豊かなラインナップを揃えます。
今後さらに拡大するであろう日本のリフォーム・リノベーション市場や、装飾ビジュアル化が進む宿泊施設、店舗・不動産物件などにおいて、より特徴的で美しく空間を彩るデザイン性の高い壁紙に対するニーズに応えます。
また、WhOの製品ではインクジェットプリントでの制作を手法として取り入れています。近年注目されるSDGsへの取り組みとして、VOCや有害大気汚染物質を含まない、人や環境に優しい次世代インクを使用。完全受注生産方式とカタログの廃止により、過剰在庫、過剰生産を行わないサスティナブルなビジネスモデルを展開しています。
https://whohw.jp/
「graf」について
大阪を拠点に家具の製造・販売、グラフィックデザイン、スペースデザイン、プロダクトデザイン、アートから食、イベントの企画運営に至るまで「暮らしのための構造」をキーワードに、暮らしにまつわるさまざまな要素をものづくりから考え実践するクリエイティブユニット。
http://www.graf-d3.com/
「野原ホールディングス株式会社」について
野原ホールディングスを中心とする野原グループは、建設業界を中心に建材や鉄鋼関連、セメントなどの資材販売、道路交通標識などの販売・施工を通して事業を拡大してまいりました。私たちは、2020年8月より掲げる新ミッション「CHANGE THE GAME.クリエイティブに、面白く、建設業界をアップデートしていこう」のもと、これまでの知見をさらに磨き未来へつなげて、より一層社会に貢献して参ります。
https://nohara-inc.co.jp
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