色素性乾皮症・光線過敏症の方へ ファン付きUV防護服 新モデル予約販売開始
「守る」と「涼しい」を両立した新提案ファン付きUV防護服 セパレーツ新構造モデル 2026年4月予約販売開始
株式会社ピーカブー(代表取締役:松成紀公子、所在地:埼玉県朝霞市)が展開するUV防護ブランド「エポカル(EPOCHAL)」は、色素性乾皮症(XP)・光線過敏症・膠原病など、紫外線への曝露に深刻なリスクを抱える方々のために開発した
最新型のフロントオープンタイプ「ファン付きUV防護服セパレーツ新構造モデル」
※写真は、プロトタイプ
の予約受付を、2026年4月より開始いたします。

■ ファン付きUV防護服とは
ファン付きUV防護服は、完全遮光の特殊生地とバッテリー搭載の空調ファンを組み合わせた衣類です。着用時に衣服内部へ外気を取り込み、熱や湿気を排出するとともに汗を乾かすことで気化熱の働きにより体温を一定に保つことを期待したものです。「守る」と「涼しい」を両立させた、光線過敏症の方々の外出をサポートするために生まれた特殊な衣料品です。

【1作目のかぶり型UV防護服】

1作目は、小学生のXP(色素性乾皮症)のために作られたもので、運動会で「走れる」動きやすさを追求しました。(写真は、サイズアップした大人用のもの)
【新構造の特長:セパレーツ型・取り外し可能設計】
今回発売するモデルは、従来の一体型から大きく進化した「セパレーツ構造」を採用しています。
● ジャケット部:完全遮光素材のUVカットジャケット。単体でも着用可能な袖の広いゆったりデザイン。
●デザイン:バイカラーで、濃い色が顔周りにあることで反射を抑え、まぶしさを低減します。
● フード部:柔らかい透明ビニール素材のフェイスガード一体型フードで、顔・首・頭部をしっかりカバー。フードにファンを内蔵し、顔周りにこもった熱と湿気を排出します。また、狭い空間の中に顔がある圧迫感を軽減します。(一体型の時は、背中のファンからの風が入りますが、フード部分だけ使う時にファンを使用します)
● ジャケットとフードは取り外し可能。季節やシーン、体調に応じた柔軟な着用が可能です。
● 紫外線が届きやすい顔・首・頭部を重点的に保護。フェイスガードはソフトビニール素材で視界を確保しつつ、日差しを遮断します。



■ 紫外線を浴びることができない疾患について
太陽光の強い紫外線や蛍光灯などに微量に含まれる紫外線(UV)は、通常の人には日焼けや軽微な肌ダメージをもたらす程度ですが、特定の疾患を持つ方々にとっては命や生活の質(QOL)に深刻な影響を与えます。以下の疾患等を持つ方々は、わずかな紫外線曝露でも重大なリスクが生じるため、日常的な完全遮光が必要です。
【紫外線に重大な影響を受ける主な疾患・状態】
● 色素性乾皮症(Xeroderma Pigmentosum/XP)
DNAの紫外線損傷を修復する酵素が欠損または機能不全の遺伝性疾患。わずかな紫外線でも皮膚がん・眼病変が生じやすく、日中の外出に厳重な遮光が必要。指定難病(難病法による医療費助成対象)。国内には、約500名と言われています。
● 光線過敏症(Photosensitivity)
薬剤・化学物質・食べ物などの影響で、通常より少ない紫外線量でも皮膚炎・蕁麻疹・水疱が生じる状態。原因は多岐にわたり、光アレルギー型と光毒性型がある。
● 種痘様水疱症(Hydroa Vacciniforme)
幼小児に多い光線過敏性皮膚疾患。日光暴露部位に水疱・痂皮・瘢痕が繰り返し生じる。
● 全身性エリテマトーデス(SLE)/ 皮膚ループス
膠原病の一種。紫外線が疾患の誘発・増悪因子となるため、遮光が必須。
● 皮膚筋炎(Dermatomyositis)
筋肉と皮膚の炎症を伴う膠原病。日光が症状を悪化させるため、紫外線対策が重要。
● 混合性結合組織病(MCTD)/ シェーグレン症候群
光線過敏を合併することがあり、遮光が必要なケースが多い。
● ポルフィリン症(Porphyria)
代謝異常により光感受性物質が蓄積し、日光で皮膚・神経に深刻な症状が現れる。
● 色素性蕁麻疹・肥満細胞症(Mastocytosis)
光刺激で皮膚の肥満細胞が活性化され、全身症状をきたすことがある。
● 日光蕁麻疹(Solar Urticaria)
日光照射後に即時型の蕁麻疹が発症する疾患。重篤な場合はアナフィラキシーに至ることもある。
● 白皮症(Albinism)
メラニン色素の欠乏により、皮膚・眼が紫外線ダメージを受けやすい先天疾患。
● 抗がん剤・免疫抑制剤使用中の方
薬剤性光過敏が生じる場合があり、通常より紫外線リスクが高まる。
■ご使用になられる方
当社では、上記のような先天性・後天性の紫外線に当たる事が出来ない患者様だけでなく日焼けしたくない方にも広くお使いいただきたいと思っています。病名がはっきりしない、または可視光線に皮膚が悪影響を与えてしまう、などという方にもお使いいただけますので、どなたでもご購入ができます。
■ 製品概要・価格
製品名 :ファン付きUV防護服 セパレーツ新構造モデル(ベージュ)

サイズ展開:SS(身長140〜150cm目安) / S(女性M〜L相当) /
L(男性M〜L相当)
定価 :77,000円(税込)
予約開始日:2026年4月予定
お問い合わせ:pr-manager@epochal.co.jp/ TEL 048-458-3015
■ 日常生活用具給付等事業について
「日常生活用具給付等事業」は、障害のある方や難病患者の方が日常生活をより円滑に営めるよう、市区町村が各種用具の給付を行う制度です(障害者総合支援法に基づく地域生活支援事業)。
色素性乾皮症などの指定難病をお持ちの方は、紫外線防護用品(遮光衣料等)が本制度の対象品目として認められる場合があります。ただし、対象品目・給付要件・給付額は市区町村ごとに異なります。
ご利用をお考えの方へ
まずはお住まいの市区町村の福祉担当窓口にお問い合わせください。本製品を対象として給付が受けられる可能性があります。申請の際には医師の診断書・意見書が必要となる場合があります。お困りの際は、当社スタッフにご相談ください。今までの事例をお話させていただきます。
■ 謝辞
本製品の開発にあたり、理研インキュベーションプラザでの研究期間を通じて多大なるご支援とご指導を賜りました諸先生方・関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。
市橋正光先生(神戸大学名誉教授)
光線皮膚科学の第一人者として、色素性乾皮症をはじめとする光線過敏疾患に関する深いご知見をご教示いただきました。先生の長年にわたる研究と患者への真摯なまなざしは、エポカルの製品開発における大きな道標です。起業当時より様々なご指導をいただき有難うございます。
佐々木政子先生(東海大学名誉教授)
光と生体の関係、紫外線の生物学的影響についての貴重なご指導をいただきました。先生の科学的知見は、素材選定から構造設計に至るまで、製品のすべての局面に活かされています。
理研インキュベーションプラザ インキュベーションマネージャーの皆様
研究環境の整備から事業化に向けたきめ細やかなサポートまで、さまざまな面で温かくお力添えいただきました。皆様のご支援なくして、本製品の誕生はありませんでした。
XP患者の会の皆様
実際に色素性乾皮症とともに生きる患者さんとご家族の皆様から、日々の生活における切実なお声をお聞かせいただきました。「こんな服があれば外に出られる」「子どもを外で遊ばせてあげたい」という言葉の一つひとつが、私たちの開発の原点であり力となります。皆様の勇気ある声が、この製品をかたちにする力となりました。
皆様のご支援・ご協力に、改めて深く感謝申し上げます。この製品が、光を浴びることのできないすべての方の「外の世界」への一歩を支えられることを、心から願っております。
■ 株式会社ピーカブー / エポカルについて
株式会社ピーカブーは、「すべての人が安心して太陽の下を歩ける社会を」というミッションのもと、紫外線防護専門ブランド「EPOCHAL(エポカル)」のUV防護服シリーズを企画制作販売しています。
エポカルは、厳密な遮光・UV性能試験をクリアした素材のみを使用した衣料品を開発・販売しており、光に敏感な体を守るための製品づくりに特化しています。
例えば、自社開発素材「EPOCHTEX™」は、理化学研究所(RIKEN)インキュベーションプラザで生まれた、酸化チタン配合の高機能素材で、一般財団法人カケン(KAKEN)による紫外線遮蔽率100%認証を取得しています。(表示は、99.99%または、99%以上としています)
会社名 :株式会社ピーカブー
ブランド:EPOCHAL(エポカル)
代表者 :代表取締役 松成紀公子
所在地 :〒352-0012 埼玉県新座市畑中2-12-4-103
TEL :048-458-3015
E-mail :pr-manager@epochal.co.jp
【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社ピーカブー 代表取締役 松成紀公子
EPOCHAL(エポカル)広報担当 井関典子 佐藤一枝
〒352-0012 埼玉県新座市畑中2-12-4-103 セカンドオフィス エポカル企画室
TEL:048-458-3015 E-mail:pr-manager@epochal.co.jp
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