アニメーション部門本年度の審査員を発表! 俳優 稲葉友さん、アニメーション演出家・監督 渡邉こと乃さん、デジタルハリウッド大学 学長・工学博士 杉山知之さん
世界53の国と地域から集まった474作品の中から優秀賞を決定!全27作品のプログラムではヴィム・ヴェンダースがナレーションをつとめる作品や今年のオスカーノミネート作など日本初公開となる特別上映作品も!
米国アカデミー賞公認、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)は、2011年からIT関連及びデジタルコンテンツの人材養成スクール・大学・大学院を運営するデジタルハリウッド株式会社(本校/本社:東京都千代田区、代表取締役社長兼CEO:吉村毅、学長:杉山知之) と共にCGアニメーション部門を展開してきました。
CG以外の手法も対象とするアニメーション部門へと拡大したことを機に、2021年よりアカデミー賞アニメーション部門への推薦枠を獲得しました。CGのみならず、ストップモーション、手描きなどあらゆるジャンルの世界のアニメーション作品の「今」をが集結する本部門には今年、世界53の国と地域から474作品の応募がありました。その中から23作品を選抜、特別上映4作品と併せて、27作品を上映・配信いたします。
https://shortshorts.org/2023/program/program_cat/anime/
本日、6月26日(月)に行われるアワードセレモニーで発表となるアニメーション部門優秀賞を決定する審査員として、稲葉友さん(俳優)、渡邉こと乃さん(アニメーション演出家・監督 )、杉山知之さん(デジタルハリウッド大学 学長・工学博士)の3名が決定したことを発表いたします。
左より、デジタルハリウッド主催デジタルフロンティア グランプリ 2023『ホライゾン』(監督:川添太雅)、
ヴィム・ヴェンダースがナレーションを務める『あの世への口笛』(監督:Simone Massi)、2023年米国アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート『氷売りの親子』(監督:João Gonzalez)、『HIDARI』(監督:川村真司/小川育)
稲葉友 (俳優)
1991年1月12日生まれ、神奈川県出身。2010年、ドラマ『クローン ベイビー』(TBS)にて俳優デビュー後、数々のドラマ、映画、舞台に出演。
MBS/TBSドラマイズム枠『明日、私は誰かのカノジョ シーズン2』に出演のほか、6/16に主演映画『よっす、おまたせ、じゃあまたね。』が公開予定。
毎週金曜11:30~生放送中のJ-WAVE『ALL GOOD FRIDAY』にてナビゲーターを務める。
渡邉こと乃 (アニメーション演出家・監督 )
岐阜県出身。愛知県立芸術大学デザイン学科卒業後、アニメーション制作会社マッドハウスに入社。制作進行、設定制作を経て様々な作品に絵コンテ・演出として参加。2012年放送「BTOOOM!」にてT Vシリーズを初監督、キャラクター間の心理戦とアクションをかけあわせた演出で海外から高い評価を得た。絵コンテ・演出作品としては、T V「ちはやふる」シリーズ(2011年、2013年、2019年)、「俺物語!!」(2015年)、「ノーゲーム・ノーライフ」(2014年)、「ハナヤマタ」(2014年)、「プリンスオブストライド」(2016年)、劇場作品『ノーゲーム・ノーライフ ゼロ』(2017年)等多数。最新作としては2023年春に公開した劇場用長編アニメーション作品『金の国 水の国』を監督。
杉山知之 (デジタルハリウッド大学 学長・工学博士)
日本大学大学院理工学研究科修了後、同大学助手となり、コンピューターシミュレーションによる建築音響設計を手がける。87年渡米、MITメディア・ラボ客員研究員、国際メディア研究財団・主任研究員、日本大学短期大学専任講師を経て、94年デジタルハリウッドを設立。2004年大学院、2005年大学を設立し、現在デジタルハリウッド大学・学長。
著書は「クール・ジャパン 世界が買いたがる日本」(祥伝社)、『デジタル・ストリーム ―未来のリ・デザイニング』新装版(電子書籍/デジタルハリウッド・パブリッシャーズ)※2022年3月発刊 ほか。
【特別上映作品】
ヴィム・ヴェンダースがナレーション
『あの世への口笛』(IN QUANTO A NOI (FROM OUR SIDE))
監督:Simone Massi / 0:05:00 / イタリア / アニメーション / 2022
歴史は巡り、闇が我々の服を濡らす。
【特別上映作品】
デジタルフロンティア グランプリ2023 「ベストアニメーション賞」受賞
『ホライゾン』(Horizon)
監督:川添太雅 / 6:00 / 日本 / アニメーション / 2023
宇宙空間での事故で父親を亡くした主人公の少女が父親の観ていた景色を観るために宇宙飛行士を目指す。
【特別上映作品】
2023年アカデミー賞短編アニメーション部門ノミネート
『氷売りの親子』(Ice Merchants)
監督:João Gonzalez /14:33 / ポルトガル / アニメーション / 2022
毎日、父親と少年は、険しい崖に建つ極寒の家からパラシュートで飛び降りる。毎日作る氷を、はるか下の地上の村で売るのだ。
【特別上映作品】
『HIDARI』
監督:川村真司/小川育 / 0:05:32 / 日本 / アニメーション /2022
伝説の名工「左甚五郎」は、仲間の裏切りによって育ての親と右腕を失い、カラクリ義手と相棒の「眠り猫」を連れ復讐の旅を続けている。そしてついに、仇の一人である「犬丸」と対峙するのであった。
ナレーションは歌手で女優のマリアンヌ・フェイスフル
『ワイルドサモン』(WILD SUMMON)
監督:KARNI ARIELI, SAUL FREED / 14:38 / イギリス / アニメーション / 2023
人間の姿をした天然鮭のドラマチックな生涯を追った自然史ファンタジー。
ポーランドと日本の絆を深めた 1920 年の出来事を映画化
『希望のかけ橋』(The Bridge)
監督:Izumi Yoshida / 22:30 / ポーランド / アニメーション / 2022
家族を失い、人生を生き抜くために自立を迫られる孤児の歴史を、10歳の少年の視点から語っている。
韓国、アルゼンチン、オーストラリアなどの映画祭で受賞
「世界の終わり」で描かれる出会いと友情の物語
『世紀末のアフター』 (The World’s After)
監督:Florentina Gonzalez / 11:15 / フランス / アニメーション / 2022
人類が滅亡した後、残されたのはスポーツウェアを纏った二人の幽霊フルーアとカーリクス。
二人は人類が残した廃墟の中を、一人はwifiの電波を求めながら、もう一人は巨大鯨の頭を探しながら彷徨う。
これは「世界の終わり」で描かれる出会いと友情の物語。
世界最大の国際短編映画祭クレルモン・フェランで受賞
『スケール』 (Scale)
監督:Joseph Pierce / 15:00 / フランス/イギリス/ベルギー/チェコ共和国 / アニメーション / 2022
高速道路を走りながらウィルは物の大小感覚が分からなくなっていく。破滅的な薬物依存が進むにつれ、ウィルは己を失うまいと自分を窮地に追い込む出来事から逃げ出そうと四苦八苦する。
監督はウェス・アンダーソン作品の制作にも参加
『バルコニーカコフォニー』 (Balcony Cacophony)
監督:Quentin Haberham / 5:00 / オランダ / アニメーション / 2022
装飾庭園に情熱を捧ぐ裕福な女性が、緑豊かな庭園付きの大邸宅を小さな公営住宅と交換しなければならなくなったとき、新しい隣人と彼の奇妙な趣味に対処するのが難しいことに気付く。
世界20以上の映画祭でノミネートした注目の日本人アニメーション監督ひらのりょう作品がノミネート
『ガスー』 (Krasue)
監督:ひらのりょう / 12:06 / 日本 / アニメーション / 2021
東南アジアのとある都市、夜。一人のヤクザが現地のマフィアとの抗争に巻き込まれ、追われている。
飛び交う銃弾と暴力から逃げ惑うヤクザが出会ったのは、女の頭に内臓をぶら下げたまま空を飛ぶ”ガスー”と呼ばれる妖怪だった。
【デジタルハリウッド株式会社について】
1994年、日本初の実践的産学協同のクリエイター養成スクールを設立。現在、東京と大阪に専門スクールと、全国の各都市にWebと動画について学べるラーニングスタジオ「デジタルハリウッドSTUDIO」、そしてeラーニングによる通信講座「デジハリ・オンラインスクール」を展開。2004年には、日本初となる株式会社によるビジネス×ICT×クリエイティブの高度人材育成機関「デジタルハリウッド大学院(専門職)」、翌年4月には「デジタルハリウッド大学」を開学。設立以来、9万人以上の卒業生を輩出している。
さらには、2015年4月、スタートアップ志望者を対象としたエンジニア養成学校『ジーズアカデミー』を開校、同年11月には日本初のドローンビジネスを皮切りに、ロボットサービス産業の推進を目的とした『デジタルハリウッド ロボティクスアカデミー』を開校した。デジタルコンテンツ業界の人材育成と、産業インキュベーションに力を注ぐ。
「DIGITAL FRONTIER GRAND PRIX」(デジタルフロンティアグランプリ)は、専門スクール、四年制大学、大学院、オンラインスクール、アカデミー提携校など、デジタルハリウッド全ての教育機関の、前年度のアウトプット作品より、CGアニメーション、グラフィック、Web、ゲーム、アプリ、インタラクティブなコンテンツなど約1,000点の作品の中から各分野の最前線で活躍するアーティストや研究者など本学OB・OGの方々に審査をいただき、グランプリ、準グランプリ、優秀作品を決定するデジタルハリウッドが設立当初より主催する伝統的なクリエイティブアワードです。DFの過去の入賞作品には、全30カ国の映画祭・コンテストで上映、「東京国際映画祭」では特別賞受賞、DVDシリーズの売り上げが50万枚を突破した『スキージャンプ・ペア』をはじめ、また、世界最大のCGカンファレンス「SIGGRAPH(シーグラフ)」のComputer Animation Festivalで上映された『Muscular union』、SPACETIMEで上映された『Juggler』『Shading』など、国内外で飛躍を遂げるクリエイターや作品が多数誕生しています。
※本件につきまして、「デジタルハリウッド株式会社」からも同内容のプレスリリースが配信されております。
両社より重複して届く場合がございますのでご了承ください。
【ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2023 概要】
■映画祭代表:別所 哲也
■開催期間:6月6日(火)~6月26日(月)
オンライン会場は4月27日(木)~7月10日(月)
■上映会場:TORQUE SPICE & HERB, TABLE & COURT(渋谷)、二子玉川ライズ スタジオ & ホール、
ユーロライブ、 表参道ヒルズ スペースオー、赤坂インターシティコンファレンス、オンライン会場 にて予定
※開催期間は各会場によって異なります
■料金:会場上映:無料 (予約開始は4月27日~)
一部有料イベントあり
■一般からのお問い合わせ先:03‐5474‐8844
■オフィシャルサイト: https://www.shortshorts.org/2023
■主催:ショートショート実行委員会 / ショートショート アジア実行委員会
※新型コロナウイルスの感染状況を踏まえ、時期または内容を変更する場合があります。
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