Booost、CIO Loungeにてサステナビリティ勉強会を開催

経営課題としてのサステナビリティ情報開示における“IT部門の役割”を、伊藤忠商事の実践事例に習って解説

Booost株式会社

 統合型SXプラットフォーム「サステナビリティERP(※1)」の提供と「サステナビリティ2026問題」の提唱を通じて、企業のサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)(※2)を支援するBooost株式会社(東京都品川区、代表取締役:青井宏憲、以下 当社)は、特定非営利活動法人CIO Lounge(本社:大阪市北区、理事長:矢島 孝應、以下 CIO Lounge)に協賛し、2025年6月18日、正会員企業のIT部門を対象とした「サステナビリティ勉強会」を開催しました。

 

 本勉強会では、SSBJ基準(2027年3月期よりプライム上場時価総額3兆円以上企業から順次、財務・非財務の同時開示義務化)への対応を見据え、伊藤忠商事株式会社(以下 伊藤忠商事)の准執行役員IT・デジタル戦略部長 浦上善一郎氏を講師に迎え、SX実現に向けてIT部門が果たすべき戦略的役割や、全社横断での開示体制構築の実践論が語られました。

開催概要

タイトル: CIO Lounge サステナビリティ勉強会
開催日時: 2025年6月18日(水)15:00~17:30
会場: グランフロント大阪 北館 カンファレンスルーム
対象: 正会員企業のIT部門ご担当者
講師: 伊藤忠商事株式会社 准執行役員 IT・デジタル戦略部長 兼

          伊藤忠サイバー&インテリジェンス株式会社 代表取締役社長浦上 善一郎 氏

当日のプログラム

  • 第1部:サステナビリティ対応の全体像とIT部門の戦略的役割(Booost 代表取締役 青井宏憲)

  • 第2部:講演「サステナビリティERP導入プロジェクトを成功させる秘訣」(伊藤忠商事 浦上善一郎 氏)

  • 第3部:SXに向けたERPシステムのご紹介(Booost 東)

  • 懇親会

■伊藤忠商事における実践事例の共有

 浦上氏の講演では、SSBJ/CSRD等の非財務情報開示規制の拡大により、従来のサステナビリティ部門主導だけでなく、IT部門が中核を担う必要性が増している現状が強調されました。講演では、SXを推進するうえで重要となる以下のような要点が共有されました。

  • プロジェクトのスタート段階からのIT部門の関与が、成功の鍵   

  • 経営と業務、システム部門による「共同オーナー制」の導入

  • Booost社提供の「サステナビリティERP(booost Sustainability)」を活用した柔軟かつ拡張性の高いシステム導入

  • 初期フェーズとして600拠点を対象とする環境データ基盤の構築 と業務効率化の実践

  • 後続フェーズとして、SSBJ/CSRD等の規制対応基盤へ拡張予定

登壇者プロフィール

伊藤忠商事株式会社 准執行役員 IT・デジタル戦略部長 兼 伊藤忠サイバー&インテリジェンス株式会社 代表取締役社長 浦上 善一郎 氏

1991年、伊藤忠商事に入社以来、30年以上にわたりIT戦略分野に従事。1997年にはニューヨーク駐在、2002年より全社Global SAPプロジェクト責任者として業務改革を推進。2011年からはシンガポールでのアジア域統括責任者として、域内ITガバナンス確立に尽力。2016年には伊藤忠テクノソリューションズへ出向し、S/4 HANAを核とした基幹システムの次世代化を主導。2018年以降は伊藤忠グループ全体のDX責任者として全社横断の変革をリードし、2023年より現職。

Booost株式会社 代表取締役 青井 宏憲

2015年4月、Booost(旧booost technologies)設立。2010年よりコンサルティングファームで、スマートエネルギービジネス領域を管掌し、スマートエネルギー全般のコンサルティング経験が豊富。2010年よりこの業界で知見を積み、創エネ、省エネ、エネルギーマネジメントに精通。また当社設立後、Sustainability ERPをローンチし、サステナビリティ関連財務情報開示全般の深い知見を持つ。Green×Digital Consortium運営委員。

サステナビリティ2026問題の解決を目指す「日本をSX先進国へ」プロジェクト

 現在、多くの企業がサステナビリティ関連財務情報の開示義務化にあたり、着手遅れや危機感の不足から、このままでは企業価値の低下につながってしまう懸念のある状態である「サステナビリティ2026問題」に直面しています。この問題を乗り越え、日本企業のSX推進や企業価値向上を通じたグローバルでのプレゼンス向上を目指すために、当社は2024年11月に「日本をSX先進国へ」プロジェクトを立ち上げました。伊藤忠商事も参画しており、賛同企業は計8社(当社含む)となっています。

引き続き、プロジェクトに賛同いただける企業を募集しています。
「日本をSX先進国へ」プロジェクトサイト(賛同企業募集中):https://booost-tech.com/2026sx

Booost株式会社について

 当社は、国際開示基準に準拠し、環境、社会、ガバナンス等の1,200以上のデータポイントに対応したサステナビリティ関連財務情報の収集、集計の自動化、およびリアルタイムでのモニタリングを可能とする統合型SXプラットフォーム、サステナビリティERP(※1)「booost Sustainability」の開発提供を行っています。「booost Sustainability」は、グローバルに対応したデータガバナンス機能を搭載しており、グループやサプライチェーンを含む組織において、多階層の承認フローを実装可能であり、また第三者保証等にも対応できるよう設計されたプラットフォームです。           

 サステナビリティ関連財務情報の開示に向けて発生する各業務を効率化・最適化する機能をフェーズ毎に包括的に提供しています。提供開始以降、大企業を中心に、85ヶ国以上、約2,000社192,000拠点以上(2025年2月時点)に導入されています。また、サステナビリティコンサルティング事業も展開しており、SX(サステナビリティ・トランスフォーメーション)領域において、企業のプロジェクト推進に伴走し企業価値向上に貢献しています。

<会社概要>

会社名: Booost株式会社

所在地: 東京都品川区大崎一丁目6 番4 号新大崎勧業ビルディング10階

設 立: 2015年4月15日

代表者: 代表取締役 青井 宏憲

資本金: 18億円(資本準備金含む)/2025年2月時点

事業内容: ・「booost Sustainability」の開発運営
      ・サステナビリティコンサルティングサービスの提供

コーポレートサイト:https://booost.inc/
booost及びBOOOSTは、Booost株式会社の登録商標です。


(※1)サステナビリティERP「booost Sustainability」は、自社およびサプライヤーのサステナビリティ関連財務情報を管理する“統合型SXプラットフォーム”です。国際開示基準に準拠した環境、社会、ガバナンス等の1,200以上のデータポイントに対応したサステナビリティ関連情報の収集、集計を自動化し、リアルタイムでのモニタリングを可能にします。グローバルに対応したデータガバナンス機能を搭載しており、グループやサプライチェーンを含む組織において多階層の承認フローの実装が可能であるほか、第三者保証等にも対応すべく設計したプラットフォームであり、サステナビリティ関連情報の開示に向けて発生する各業務を効率化・最適化する機能をフェーズ毎に包括的に提供しています。提供開始以降、85ヶ国以上、大企業を中心に約2,000社(192,000拠点以上。2025年2月時点)に導入されています。

(※2)サステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)とは

社会のサステナビリティと企業のサステナビリティを「同期化」させていくこと、及びそのために必要な経営・事業変革(トランスフォーメーション)を指す。「同期化」とは、社会の持続可能性に資する長期的な価値提供を行うことを通じて、社会の持続可能性の向上を図るとともに、自社の長期的かつ持続的に成長原資を生み出す力(稼ぐ力)の向上と更なる価値創出へとつなげていくことを意味している。(出典:伊藤レポート3.0

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会社概要

Booost株式会社

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URL
https://booost-tech.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都品川区大崎1-6-4 新大崎勧業ビルディング10F
電話番号
-
代表者名
青井宏憲
上場
未上場
資本金
18億円
設立
2015年04月