ハーブとサッカーで子供の笑顔と成長を育む

～サッカー×放デイ×スタートラインin IBUKI YOKOHAMA FARM4イベントレポート～

株式会社スタートライン

2025年6月19日 11時00分

障害者就業支援を通じて“誰もが自分らしく生きる社会”を目指す株式会社スタートライン (本社：東京都三鷹市、代表取締役：西村賢治)は、5月10日(土)に、グローバルフットボールアカデミー様、児童発達支援・放課後等デイサービスてらこや様と共同で、保護者と障害児へ向けたイベントを実施しましたので、イベント当日の様子をお伝えします。

イベント開催の背景

横浜市にあるグローバルフットボールアカデミー様（以下、グローバルフットボールアカデミー）は『サッカーを通して、子ども、家族、世界の人々を笑顔にする』という理念を掲げています。理念に共感した当社は、屋内農園型障害者雇用支援サービスIBUKI（イブキ）の拠点であるIBUKI YOKOHAMA FARM4の屋上を、グローバルフットボールアカデミー様にお貸ししています。

グローバルフットボールアカデミー様は、社会貢献活動の取り組みの一つとして、同じく横浜市にある児童発達支援・放課後等デイサービスてらこや様（以下、てらこや）へ、定期的なサッカー教室の開催やサッカーボールの寄贈を行っています。

IBUKI YOKOHAMA FARM4の屋上でのサッカー教室開催のご縁から、参加いただいた皆様にはそれぞれの体験を通して地域での取り組み、働き方や障害者就業支援の情報を提供するため3団体共同でイベントを実施しました。

イベント概要

開催日時： 2025年5月10日（土）10:00～12:00

内容：

・きらきらポプリづくり

・ハーブティーの試飲体験

・サッカー元プロ選手＆ビーチサッカー元日本代表と楽しむ屋上サッカー教室

・障害者の働くについての講座

開催場所： IBUKI YOKOHAMA FARM4(map)

コラボレーションパートナー：グローバルフットボールアカデミー様、ビーチサッカー元日本代表原口翔太郎選手、児童発達支援・放課後等デイサービスてらこや様

当日の様子

『きらきらポプリづくり』『ハーブティーの試飲体験』では、スタートラインよりIBUKIの概要を説明したのち、IBUKIで育てたハーブを使って、ポプリ（香り袋）を保護者とお子様で共に作り上げました。

ハーブによって香りが異なるので、みなさま一つ一つ香りを楽しみながら、どのハーブで作ろうか悩まれていました。そののち、好きなビーズを選んでハーブを混ぜ合わせ、自分だけのオリジナルきらきらポプリを完成させました。

ハーブティーの試飲体験では、香りや色の違いを感じながら、5種類のハーブティーを味わっていただきました。

あいにくの天気でしたが、サッカー教室実施前に雨が止み『サッカー元プロ選手＆ビーチサッカー元日本代表と楽しむ屋上サッカー教室』を開催することが出来ました。

お子様たちはサッカー元プロ選手の中村コーチ、ビーチサッカー元日本代表の原口コーチたちと曇り空を吹き飛ばす勢いで、全身でサッカーを楽しんでいました。

『障害者の働くについての講座』では、スタートラインより保護者の方に向け、お子様の学校卒業後の『働く』にフォーカスして、様々な選択肢があることをお伝えしました。

また、IBUKIもご見学もいただき、どのような環境で仕事を行っているのか、ご覧いただきながらスタートラインの考える障害者雇用支援について、お伝えしました。

当日の感想（一部抜粋）

・ポプリ作りが楽しかった。いい匂いがして嬉しい。

・ハーブティーを初めて飲んだけど美味しかった。

・特別支援学校に通っているので、どういった進路があるのかわかって良かった。学校の実習などでもIBUKIのような場所があると嬉しい。

・障害児の親としてはスタートラインのような取り組みがあることを知れて希望になった。素晴らしい取り組みだと感じる。

・民間企業が障害者の就労支援をするというのは驚いた。利用企業・支援機関・障害者と多方連携しながら支援されている話を聞いて、親としても期待している。

IBUKI YOKOHAMA FARM4

当社は2024年3月、神奈川県横浜市に屋内農園型障害者雇用支援サービスIBUKI（イブキ、以下「IBUKI」）の全国23拠点目を開設しました。

IBUKIは天候の影響を受けにくい屋内型農園を活用した、障害者雇用の仕組みをワンストップで提供するサービスです。

企業に雇用された障害者は、ハーブや葉物野菜、エディブルフラワー等の栽培装置が設置された執務スペースで、栽培品種の選定や育成に従事します。栽培した作物は、企業ごとの用途に合わせてハーブティーなどに二次加工をおこない、営業活動や採用活動のノベルティや福利厚生として社員に振舞われたりして活用されます。

IBUKIの施設には、障害者雇用支援の専門的な知識を有した当社社員が常駐しており、安心して働ける環境が整っています。

最後に

イベント直前まで雨が降っており、サッカー教室が実施できるかそわそわしていましたが、無事に開催出来たことを主催者、参加者共に喜び合いました。

また、グローバルフットボールアカデミー様、てらこや様とのご縁があり、こうしたイベントが実現できたこと、心より感謝申し上げます。障害者の働き方の選択肢を増やし、誰もが自分らしく生きる社会を目指して、引き続き地域に密着し、地域貢献できるよう事業に取り組んでまいります。

株式会社スタートライン

ABA（応用行動分析）やCBS（文脈的行動科学）、第三世代の認知行動療法に基づいた効果的で専門的な支援で、障害者雇用の新しい「場」づくりから定着支援までワンストップで実現する会社です。
「自分をおもいやり、人をおもいやり、その先をおもいやる。」の企業理念のもと、2009年創業以来、障害者雇用支援の領域において障害者の「採用」と「定着」に重きを置き、障害者雇用支援サービスサポート付きサテライトオフィス「INCLU」を運営。障害者雇用に関する総合コンサルティングを軸に、屋内農園型障害者雇用支援サービス「IBUKI」、ロースタリー型障害者雇用支援サービス「BYSN」、企業/障害当事者向けカスタマイズ研修、在宅雇用支援、障害者採用支援などサービスメニューを拡充しています。一つでも多くの選択肢をつくり、多様な人々の可能性を拡張することで、誰もが自分らしく生きる社会を目指しています。