~越境EC国内最大級・BEENOSグループの購買データから、アフターコロナの消費動向を分析~BEENOSが「越境EC世界ヒットランキング2020」を発表
From Japan 「日本ロス消費」 インバウンド需要がオンラインに移行 To Japan 「超 趣味活消費」 おうち時間が増えたことで、趣味を極める消費が活発化
12年以上にわたり越境EC事業を展開してきたBEENOSグループは、2,200以上の国内ECサイトの海外販売をサポートしております。「BEENOS 越境EC 世界ヒットランキング 2020」では、越境EC業界 国内最大級のBEENOSグループの売上データより2020年の消費傾向を振り返り、日本から海外、海外から日本の2種類の動向をランキング形式で発表いたします。
新型コロナウィルスによる影響で観光業、インバウンド消費が打撃を受ける一方で、越境ECは伸長しており、BEENOSの海外購入サポートサービス「Buyee」の2020年4Qの流通総額は前年比48.7%増で過去最高を更新し、アメリカ、ASEANでの流通も増加しております。今後、海外の消費を取り込むために、オンラインとリアルの併用は有効策と考え、BEENOSは、流通額が大幅に伸長した2020年度の購買傾向をエリア別で発表することにより、日本企業が「海外に挑戦」するための一助となることを目指します。
- BEENOS越境EC世界ヒットランキング2020 From Japan
「BEENOS越境EC世界ヒットランキング2020 From Japan」の内容は、以下の通りです。
●2020年の消費傾向 「日本ロス消費」
2020年猛威を振るった新型コロナウィルスにより、生活、働き方…あらゆるライフスタイルが変化を余儀なくされ、お買い物スタイルも大きく変わりました。インバウンド需要は、リアルからオンラインに移行し、従来から人気のアニメ、ゲームといったJapanコンテンツ以外にも、ライフスタイルに寄り添う商品も日本からオンライン(EC)で購入する時代に。巣ごもりや動画配信サービス等の影響や自国にはないブランド、品質や信頼等のイメージが消費を後押しした傾向がみられました。
●2021年のヒット予測 「熱狂コミュニティ消費」
日本のアニメやゲーム、K-POP…アジアから多くの世界的ヒットが生まれた2020年。コンテンツを通じてボーダレスに世界のファンがつながりました。迎える2021年はその流れがより加速し、コミュニティ内の熱狂が消費を動かすと期待しています。5Gにより動画配信はさらに盛り上がり、待ち望んだ世界的スポーツイベントも開催予定。メーカーもコンテンツ起用タイアップに再注目する現代、オンラインでファンがつながり、Japanコンテンツ商品の消費がさらに拡大すると予想されます。
- BEENOS越境EC日本ヒットランキング2020 To Japan
「BEENOS越境EC日本ヒットランキング2020 To Japan」は、日本のお客様と海外の商品をつなぐ日本最大級の海外ショッピングサイト「セカイモン(https://www.sekaimon.com/)」の売上データに基づき抽出した、世界発、日本で売れている商品のエリア別ランキング※3です。加えて、前年比より今年伸長した商品のエリア別ランキング「日本伸長率ランキング」や2021年のヒット予測も発表いたしました。
「BEENOS越境EC日本ヒットランキング2020 To Japan」の内容は、以下の通りです。
●2020年の消費傾向 「超 趣味活消費」
新型コロナウィルの影響で外出や旅行が制限されてしまった2020年は、おうち時間が増えたことで、趣味を極める消費が活発化しました。従来から人気の海外製カーパーツやモデルカーに加えて、海外版DVDやパソコンパーツ、コレクションアイテムといったおうち需要が高まりを見せる他、密を避けるアウトドア、釣り、自転車アイテムも売れています。レコード、自転車、食器など生活を彩る商品が伸長。暮らしの中で海外気分を味わえるアイテムが人気を集めました。
●2021年のヒット予測 「待望消費」
外出、旅行、映画、スポーツ…制限が多かった2020年。来年は、待望の世界的スポーツ大会も予定され、海外旅行の規制緩和の兆しや、延期になってしまった映画の公開も決定するなど明るい話題が見えてきました。そこで、海外限定の映画グッズや、観光後のリピート買いに期待。また、キャンプやスポーツ用品など、今年あきらめてしまった趣味を再開させたい思いが消費に表れると予想されます。
※1:各エリアに該当する国・地域
・東アジア:中国、台湾、香港、韓国、モンゴル、マカオ
・東南アジア:ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム
・南アジア:バングラデシュ、ブータン、インド、モルディブ、ネパール、パキスタン、スリランカ
・アメリカ:アメリカ ※成長規模が大きい巨大マーケットのため単独で算出
・ヨーロッパ:アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アンドラ、イギリス、イタリア、ウクライナ、エストニア、オランダ、オーストリア、ギリシャ、クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベラルーシ、ベルギー、ポルトガル、ポーランド、マケドニア、マルタ、モナコ、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア
※2:「BEENOS越境EC世界ヒットランキング2020 From Japan」算出方法
2020年1月1日~2020年9月30日のBEENOSグループの「Buyee」売上データ及び前年同期比を元に独自に算出
※3:「BEENOS越境EC日本ヒットランキング2020 To Japan」算出方法
2020年1月1日~2020年9月30日のBEENOSグループの「セカイモン」売上データ及び前年同期比を元に独自に算出
【BEENOSグループの概要】
BEENOSグループは、モノ・人・情報を「日本から海外へ」、「海外から日本へ」と双方向に繋ぐグローバルなビジネス展開を強みとしており、グローバルECサービスの運営や、インバウンド需要を見込んだ日本独自のコンテンツ商材の企画・開発、そして世界11カ国80社以上の企業への出資を行っております。越境EC関連サービス「転送コム(https://www.tenso.com/)」と「Buyee(https://buyee.jp/)」においては、両サービスあわせて
2,200以上の国内ECサイトの海外販売をサポートしており、国境を越えた商取引の障壁となる「言語」「決済」「物流」の問題を解消することに加え、海外発送オペレーションやグローバルなカスタマーサポートなど独自のノウハウを培ってまいりました。10年以上の越境EC購買データベースの構築や機械学習など、テクノロジーを活用して海外のお客さまに便利で分かりやすく、安心してご利用いただけるサービスづくりに努めております。
【BEENOS 株式会社の概要】
(1)社 名 : BEENOS 株式会社
(2)代 表 者 : 代表取締役社長 兼 グループCEO 直井 聖太
(3)本 店 所 在 地 : 東京都品川区北品川四丁目7番 35 号
(4)設 立 年 月 : 1999年11月
(5)資 本 金 : 27億75百万円
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