【開催レポート】介護負担軽減のため、民間サービス事業者を中心に300名が参加！「介護関連サービス事業協会」設立式・カンファレンス

〜高齢者のウェルビーイング実現に、業界横断で公的介護保険外のサービス活用を訴求〜

株式会社チェンジウェーブグループ

2025年3月14日 11時30分

株式会社チェンジウェーブグループ（本社：東京都港区、代表取締役社長：佐々木裕子）が設立メンバーおよび運営事務局として参画する「一般社団法人介護関連サービス事業協会（Care-related Service Business Association、以下、本協会）」は、2025年２月27日（木）に本協会の設立式およびカンファレンスを実施しました。設立式では本協会の目的である、公的介護保険外サービスの振興による、高齢者の健康寿命の延伸、ウェルビーイングの実現、介護者の負担軽減について、講演やパネルディスカッションを通じてお知らせし、賛同企業・団体の新規加盟を呼び掛けました。当日は、本協会への参加を検討する企業をはじめ、会場、オンライン合わせて約300名の参加があり、本協会への注目の高さと期待の高さがうかがえました。

かつてない高齢化の道をたどる日本において、要介護者、介護をする方、双方のウェルビーイングの実現のためには公的介護保険内サービスだけではカバーしきれない多様なニーズに対応することや、サービスのクオリティ向上・認知の向上により利用者自らが積極的に利用したいと思える環境づくり、需要の喚起が重要です。

本協会は公的介護保険外サービスの振興により、高齢者の健康寿命の延伸、ウェルビーイングの実現、介護者の負担軽減を目的としており、賛同企業・団体、自治体が連帯し、適切なサービスの選択・活用ができるような環境づくりと、安心して利用できるサービス・商品を提供していくことが重要と考えています。

代表理事であるイチロウ株式会社の水野氏からは代表理事挨拶の中で、本協会の目指すことや今後企業・団体の賛同と加盟を促進するため、本協会入会に関する案内のほか、活動方針や具体的な活動予定、ガイドラインと新たに開始する認証制度についてご説明いただきました。

次に経済産業省経済産業大臣政務官竹内真二氏、厚生労働省大臣官房審議官（老健、障害保健福祉担当）吉田修氏から設立の祝辞をいただき、２つの分科会を紹介しました。生活支援サービス分科会からは株式会社ツクイリレーションシップ推進本部執行役員原優実氏、配食サービス分科会からはワタミ株式会社専務執行役員肱岡彰彦氏が登壇し、サービスの課題と分科会の取り組みと、それぞれのガイドラインの原案を発表いただきました。

ゲストを迎えたパネルディスカッションでは、サービス提供事業者、ケアマネジャー・介護事業者、自治体・国（厚労省）それぞれの立場を代表するパネリストに登壇いただき、トークテーマ①「介護保険外サービス活用促進に向けた課題」、議論②「課題への対応・認証制度の必要性」、議論②「介護保険外サービスの今後の展望」といった3つのテーマで様々な意見が交わされました。