国内初・IoT家電に必要なシステムを標準パッケージに 「NOID IoTクラウド」パートナー募集を開始

LINE Clovaにおける技術検証を完了、今春以降の商用化を目指す

株式会社アイリッジ

 株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所マザーズ:3917、以下「アイリッジ」)は2019年12月から2020年1月にかけて、LINE株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:出澤 剛、以下「LINE」)の提供するAIアシスタント「Clova」に対応したIoT家電を開発できるアーキテクチャ・「NOID IoTクラウド」の設計および技術検証を行い、主要機能が一定の条件下で動作することを確認しました。これをもって2020年1月30日(木)より、「NOID IoTクラウド」商用化のローンチパートナーとなる、家電メーカーおよび住宅設備メーカーの募集を開始します。

図:NOID IoTクラウドサービスイメージ

 「NOID IoTクラウド」はIoT家電の提供に必要な、IoTやVUI(Voice User Interface:音声ユーザーインターフェース)に関するAPI、UI/UX、対話フローなどを標準パッケージにした、VUI・IoT標準プラットフォームです。「NOID IoTクラウド」を利用することで、家電メーカーおよび住宅設備メーカーはシステム開発や改修にかかるコストと納期を大幅に削減し、家電のVUI・IoT対応を行えます。
※ハードウェアの提供は含まれておりません

 今後は、ローンチパートナーと実際の家電のVUI・IoT対応を進めながら商用化を目指すとともに、Amazon Alexa、Googleアシスタントへの対応も検討してまいります。

「NOID IoTクラウド」開発背景
 アイリッジでは2018年9月より、国内初のVUIアプリ(スキル)開発プラットフォームとして「NOID」を提供開始し、これまでさまざまな企業や団体のスキル開発を支援してまいりました。
その中で、VUI市場の拡大におけるVUIデバイス普及促進支援の重要性を認識し、2019年秋より、不動産事業者向けにVUIデバイスを活用したIoTモデルルームを提供するVUI・IoT導入支援サービス「NOID IoT住宅パッケージ」を提供開始しています。

 「NOID IoTクラウド」については、この「NOID IoT住宅パッケージ」を活用したVUI・IoTモデルルーム来場者の反響をもとに、VUI・IoT対応家電がVUIデバイスおよびVUI普及のキーファクターであると分析したこと、また今春以降、次世代通信規格の5Gの提供が始まりIoT対応のニーズが高まると予想されることから、VUI・IoT対応のハードルを下げるための新サービスとして企画・検証を進めてまいりました。

 「NOID IoTクラウド」の対応プラットフォームについては、LINEが2020年1月30日(木)より提供開始する新機能「Clova Bot」によってClovaがLINEアプリのトークルームからも操作できるようになり一般消費者がさらにIoTに触れやすくなること、また今後IoT分野に力を入れていきたいという両社の見解が一致したことから、LINE Clovaから対応していくこととしています。

<参考:LINE株式会社プレスリリース>
LINEのトーク画面上から家電操作が可能な「Clova Bot」を本日より提供開始
便利なIoT生活を体験できるモデルルームを2月1日より一般公開
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2020/3061

消費者向けIoT導入支援・「NOID IoTスマートホームパッケージ」提供開始について

図:NOID IoTスマートホームパッケージ」サービスイメージ

 「NOID IoTクラウド」によりVUI・IoT家電を増やすとともに、引き続きVUIデバイスの普及を促進する目的で、不動産事業者向けサービス「NOID IoT住宅パッケージ」の提供範囲を広げ「NOID IoTスマートホームパッケージ」として、「NOID IoTクラウド」の商用化と同時期を目処に消費者向けにも提供開始します。

 「NOID IoTスマートホームパッケージ」は、個別のご家庭ごとのIoTシステム構成の全体設計からIoTデバイスの購入アドバイス、実際の設置・設定までをトータルで提供するものです。

LINE共催「LINE Clova IoT体験モデルルーム」期間限定公開のお知らせ


 今回の「NOID IoTクラウド」ならびに「NOID IoTスマートホームパッケージ」の発表に合わせ、LINEと共催で、Clovaを活用したIoTスマートホームが体験できる「LINE Clova IoT体験モデルルーム」の期間限定公開も行います。消費者の方にIoTスマートホームの便利さや快適さを体験いただく場として、また、家電メーカー・住宅設備メーカー担当者の方にVUI・IoT対応の詳細を体験いただく場として、多くの方のご来場をお待ちしております。

・開催期間:
2020年2月1日(土)~2月9日(日)10:30~16:30
※事前予約などは不要です。期間中は平日も開催しています。

・会場:
スマートハウジング豊洲まちなみ公園 センタースクウェア
https://www.housing-messe.com/toyosu.html
東京メトロ有楽町線「豊洲駅」7番出口 徒歩約8分
新交通ゆりかもめ「新豊洲駅」北口 徒歩約3分

・住所:
〒135-0061 東京都江東区豊洲6-1-9

・詳細:
照明、テレビ、空気清浄機、給湯器、スマートロックなどをLINEのAIアシスタント「Clova」を通じて操作することが可能です。

VUIスキル開発運用クラウド「NOID(ノイド)」とは
 NOIDはアイリッジが提供する、プログラミング不要で簡単にVUIスキルが作れるクラウドサービスです。WebブラウザからNOID管理画面にアクセスし、画面に従って「ユーザーのどんな呼びかけに対して(input)」「音声アシスタントに何をさせるか(output)」をマウス操作あるいはテキスト入力していくだけで、スキルの制作からストア公開まで直感的にワンストップで行うことが可能です。自分用のアプリを作りたい個人の方から商用にアプリ開発を行いたいプロクリエイターや法人の方まで幅広く利用していただけます。
・公式サイト:https://www.noid.ai/
・操作画面デモンストレーション動画:https://vimeo.com/288283634

株式会社アイリッジ
 株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、昨日よりも便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンを活用した企業のO2O(Online to Offline)/OMO(Online Merges with Offline)支援を軸に、フィンテック、不動産テック、VUI(音声インターフェース)等、幅広い領域で事業を展開しています。O2O/OMO支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリのマーケティング施策にも強みを持ち、ユーザーごとに結び付きの強さを判断し優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進やCX改善の支援を行っています。
https://iridge.jp/

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社アイリッジ

32フォロワー

RSS
URL
https://iridge.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区麻布台1-11-9 BPRプレイス神谷町10F
電話番号
03-6441-2325
代表者名
小田健太郎
上場
東証グロース
資本金
-
設立
2008年08月