Unity、低遅延デスクトップストリーミング環境を提供するParsec社と買収契約を締結

Parsec社の低遅延技術により、クリエイターがリモートで共同作業を行える生産性の高い働き方を実現

リアルタイム3Dプラットフォームで世界をリードするユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社(以下、当社)は、親会社であるUnityがゲームとクリエイティブのプロフェッショナルが場所を問わずに共同作業ができるようにする、高性能なリモートデスクトップとストリーミング技術を提供するParsec社を買収する最終合意に達したことを発表しました。今回の買収は、クリエイターがリッチでパワフルなツールとシームレスなクラウドインフラを利用して、あらゆる場所、あらゆるデバイスで作業ができ、未来のリアルタイム3D体験を提供できるようになる、Parsec社とUnityのクラウドビジョンの拡大に向けた重要な一歩となります。

 

この契約に基づき、UnityはParsec社を現金約3億2,000万米ドルで買収します。提案されている買収は、Unityの第3四半期中に完了する予定であり、慣習的な買収条件を満たすことが前提です。

 

ゲーム開発者やクリエイターの仕事は、高忠実度で、インタラクティブで、没入的であり、ますます複雑になっています。企業とその従業員が(オフィスと自宅それぞれで仕事をする)ハイブリッドワークと協働モデルに移行する中、Parsec社は場所、デバイス、プラットフォーム関係なくこうした働き方をサポートするための(従来と異なる)要求を満たすことで、クリエイターがオフィスに縛られることなく働けるようにします。これは、低遅延で超高精細なデスクトップ・ストリーミング(4K60fps)を実現すると同時に、4:4:4色空間のようにすべてを同じサンプリングレートで豊かなディテールを提供することを意味します。さらにParsec社は、企業がすべてのクリエイターが使用するコンピューティングリソースをサポートするために必要なプライバシー、セキュリティ、快適性(Quality of Life)、および管理ツールを提供します。

 

Unityのクリエイト・ソリューションズ担当SVP兼ゼネラル・マネージャーのマーク・ウィッテン(Marc Whitten)は次のように述べています。「この1年間で、企業と従業員は従来の働き方と根本的に異なる方法で共同作業を行うようになりました。職場がよりフレキシブルになり、チームが複数の場所に渡って共同作業を行い、クリエイターが無数の新しいデバイスを活用する中で、クリエイティブな業務がオンプレミスのデバイスから、柔軟でコスト効率の高いクラウドアーキテクチャへと進化することは明らかです。Parsec社は、クリエイターがどこにいてもこのような働き方をサポートするために求められる独自の要求に向き合っており、非常に革新的で先見性のある技術を示しています。私たちは、Parsec社が未来の架け橋のような存在であると信じており、彼らの将来の成長をサポートできることを非常に楽しみにしています」

 

Parsec社のCEOで共同創立者のベンジー・ボクサー氏(Benjy Boxer)は次のように述べています。「クリス・ディクソン(Chris Dickson)と私がParsecを設立したとき、Parsecの超低遅延ストリーミング技術によって、世界中の誰もがリアルタイムの3Dコンテンツをリモート操作できるようになると信じていました。この1年でParsecは、世界で最も刺激的でクリエイティブな企業がどこでも、どんなデバイスでも、自分の条件で自由に仕事や遊びができるようにしてきました。今回Unityと提携することで、より多くのクリエイターにコンテンツやテクノロジーへの自由なアクセスを提供できることを嬉しく思います」

 

Parsec社の独自機能と昨今の新しい働き方へのシフトの結果、Parsec社のParsec for Teamsサブスクリプション事業は前年比で170%の成長を遂げており、来年はさらに加速するという積極的な計画を立てています。サブスクリプションの成長は、約200%という高い売上継続率、堅牢な顧客基盤、そして高い収益性によって支えられています。

 

Parsec社は、エレクトロニック・アーツ(Electronic Arts)、ユービーアイソフト(Ubisoft)、スクウェア・エニックス(Square Enix)などのゲーム会社において、ハイブリッドワークモデルのための最適なソリューションとなっており、またメディア・エンタテインメント、建築・デザインなど、Unityがソリューションを販売している多くの業種にも事業展開しています。Unityは、クロスセリングやバンドルソリューションを通して、Parsec社の顧客に自社製品を展開するチャンスがあると考えています。

 

Parsec社について
CTOのクリス・ディクソン氏(Chris Dickson)とCEOのベンジー・ボクサー氏(Benjy Boxer)によって2016年に設立されたParsec社は、クラス最高の高フレームレート、低遅延のリモートデスクトップ体験を提供しています。Parsec社のアプリは、Windows、Mac、Linux、Android、Raspberry Pi、Webに対応しており、Parsec社のSDKにより、そのストリーミング技術をあらゆるプラットフォームで活用することができます。

 

ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社について
ユニティ・テクノロジーズ・ジャパン株式会社は、リアルタイム3D(RT3D)コンテンツを制作・運用するための世界的にリードするプラットフォームである「Unity」の日本国内における販売、サポート、コミュニティ活動、研究開発、教育支援を行っています。ゲーム開発者からアーティスト、建築家、自動車デザイナー、映画製作者など、さまざまなクリエイターがUnityを使い想像力を発揮しています。Unityのプラットフォームは、携帯電話、タブレット、PC、コンソールゲーム機、VR・ARデバイス向けのインタラクティブなリアルタイム2Dおよび3Dコンテンツを作成、実行、収益化するための包括的なソフトウェアソリューションを提供しています。1,800人以上在籍するUnityのR&Dチームは、外部パートナーと協力して最新リリースやプラットフォームのために最適化されたサポートを保証することで、Unityをコンテンツ制作の最先端であるようにし続けています。Unityのクリエイターが開発したアプリは、2020年で月50億回以上ダウンロードされました。


※Unityおよび関連の製品名はUnity Technologiesまたはその子会社の商標です。
 

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