【ウクライナ危機】ロシア侵攻に伴う緊急支援を開始、スタッフをポーランドへ派遣

ロシアのウクライナに対する軍事行動が開始され市民に多くの犠牲者が出ています。認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン（広島県神石高原町）は隣国ポーランドへスタッフ2名を派遣、現地で活動を開始しています。

2022年2月24日朝（日本時間正午前）、ロシアがウクライナに対して攻撃を始め、首都キエフやハリコフなど各地で戦闘が続いています。攻撃に伴い、100万以上とも予測されるウクライナ難民が発生し、周辺EU諸国に流入しはじめました。ピースウィンズ・ジャパンではポーランドに26日スタッフを派遣し、現地でポーランド、ウクライナのNGOと調整業務に入りました。

現地で活動する団体からの情報では、今後、食糧・医療などの物資支援のニーズが増えることが予想されるとのことです。ピースウィンズ・ジャパンでは現地の情勢を分析しつつ、必要とされる支援を行なう予定です。 具体的にはポーランドに逃れてきた難民への支援、またウクライナ現地NGOを通してのウクライナ国内の支援に向けて、ウクライナ・ポーランドの団体と連携して調査・調整を行います。 また、現地の様子はSNSやHPにおいて随時発信していきます。

ポーランドNGOとの調整

支援活動の開始に伴い、下記のポータルサイトにて、緊急支援募金活動も始めています。
■Yahoo!ネット募金：https://donation.yahoo.co.jp/detail/925057/
■Ready for   https://readyfor.jp/projects/pwjUkraine

報道関係の皆さまにおかれましては、取材・報道をしていただきますよう、お願い申し上げます。
●派遣スタッフ　2022年2月26日（土）　ワルシャワ到着、現在国境付近までアプローチ視野に調整業務　
▼今後の活動予定
1.現地情勢の分析
2.支援ニーズの調査
3.信頼できる現地提携団体との折衝
4.緊急支援の実施

■ピースウィンズ・ジャパンについて
ピースウィンズ ・ジャパン（PWJ）は、国内外で自然災害、あるいは紛争や貧困など人為的な要因による人道危機や生活の危機にさらされた人びとを支援する日本発の国際協力NGOで、大西健丞により1996年に設立されました。これまでに世界34カ国で活動してきました。また、災害緊急支援プロジェクト「空飛ぶ捜索医療団」の運営や地域活性化、犬や猫の殺処分ゼロを目指した動物の保護・譲渡活動「ピースワンコ・ジャパン」など、社会課題の最前線で解決に全力を尽くす、ソーシャルイノベーション・プラットフォームとして挑戦を続けています。
ピースウィンズ・ジャパンホームページ：https://peace-winds.org/