IMAGICA GROUP、「150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物」に出展
~「映像を未来へ繋ぐフィルム修復技術」を展示~
「150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物」は、現代を生きるわたしたちが、もうだれも生きていないであろう150年後の西暦2172年に、「国宝候補」にしたい“ワタシの宝物”を個人や企業から集めて展示する、トーハク史上初の公募型展覧会です。当社グループからは、「映像を未来へ繋ぐフィルム修復技術」を展示いたします。
- 開催概要
■展覧会名称:東京国立博物館創立150年記念事業 「150年後の国宝展―ワタシの宝物、ミライの宝物」
■会 期:2022年11月2日(水)~ 2023年1月29日(日)
■休 館 日:月曜日(祝休日の場合は翌平日休館、ただし2023年1月3日(火)は開館)、
2022年12月26日(月)~2023年1月1日(日)
■会 場:東京国立博物館 表慶館(重要文化財)
■観 覧 料 金:総合文化展観覧料、または開催中の他の特別展観覧券(観覧当日に限る)でご覧いただけます。
総合文化展料金:一般:1,000円、大学生:500円
■公式サイト:https://150ourtreasure.jp/
(注)高校生以下および満18歳未満、満70歳以上の方は総合文化展について無料。
入館の際に年齢のわかるものをご提示ください。
(注)障がい者とその介護者1名は無料。入館の際に障がい者手帳等をご提示ください。
(注)11月3日(木・祝)は総合文化展無料観覧日(特別展は有料)。
- 展示概要
当社グループは、1935年に、映画フィルムの現像・上映用プリント事業として京都・太秦で創業し、以来映像の歴史に寄り添ってまいりました。日本で初めて音声付き映画(トーキー)のフィルムを現像したのも当社グループ※でした。映画誕生から120年余り、フィルムに記録された映像は、貴重な文化遺産のみならず歴史的な資料としても後世に受け継いでいく必要があります。
2000年代に入り、デジタル映像技術の進歩に伴って、映画もデジタルでの上映が主流となりましたが、今もなお「フィルム」でしか記録できない色や画が存在しています。また、フィルムで撮影された映画も上映されており、TVCMなどの撮影でもフィルムが活用されています。
当社グループには、このような貴重な文化資産を後世に残していくため、長きに わたってフィルム修復に挑戦してきた歴史があります。アナログとデジタルを融合しながら、ラボ(現像所)として培ってきたフィルムの知識と最先端の映像技術を活かしてさまざまなフィルム修復に取り組んできました 。手掛けた映像は、日本の文化財や海外の重要作品を含み、修復のアプローチも多岐にわたります 。今回の展示では、その中から過去に行ったフィルム修復の事例の一部をご紹介するとともに、「フィルム」独自の魅力や、当社にしかできない「フィルム修復技術」などを展示と映像でご紹介いたします。
これからも映像技術の進化と共に、過去から未来へ映像作品を繋いでいきたい、という想いから「映像を未来へ繋ぐフィルム修復技術」を当社グループから出展いたします。
当社グループは引き続き、グループの持つクリエイティビティとテクノロジーで、「世界の人々に“驚きと感動”を与える映像コミュニケーショングループ」を目指してまいります。
※当時は(株)極東現像所 (のちの (株)東洋現像所)
- 当グループのフィルム事業について
今月、8mmフィルムカラーネガ現像&HDオーバースキャンサービスも開始しました。
▼ 8mmカラーネガフィルム現像&HDオーバースキャンサービス
https://www.imagica-ems.co.jp/service/film-process/8mm-film-development/
● 映像修復・アーカイブ事業
貴重な映像を未来に残すために
「フィルムの劣化が進んでいるかも?」「どのように保管すればいいか分からない」「業務用デッキってなくなるの?」「将来的にはデータで保管、運用したい」「4K・8K対応って可能?」等のお悩みはありませんか?
映像のデジタル化、修復並びにフィルム・データの長期保存について、極東現像所から80年以上積み重ねてきた技術でお応えします。
▼ サービス|映像修復・アーカイブ
https://www.imagica-ems.co.jp/service/restoration/
● フィルムプロセス事業(フィルム現像・プリント)
フィルムだからこそ可能な映像表現があります
35mmフィルムは4K以上の解像度を持っていると言われ、フィルムの持つ豊かな諧調と幅広いダイナミックレンジが必要とされる映像表現には好んで使用されています。こうしたニーズにお応えするため、フィルム現像を始め、フィルム関連サービスにも対応しております。
▼ サービス|フィルムプロセス
https://www.imagica-ems.co.jp/service/film-process/
▼ お問い合わせ(両事業ともに)
https://www.imagica-ems.co.jp/contact/service-general/entry
- 環境に配慮した取り組み
映像フィルムの現像プロセスにおいて、フィルムに付着した汚れをとるなどの作業のため、有機溶剤(テトラクロロエチレン)を使用することから、環境測定、有機溶剤の回収や管理の徹底、作業環境のアセスメントを実施しています。
https://www.imagicagroup.co.jp/sustainability/environment/env_conservation.html
- 株式会社IMAGICA GROUPについて
1935年の創業以来、新たな“映像”の価値創出に挑戦し続け、これからも「世界の人々に”驚きと感動”を与える映像コミュニケーショングループ」を目指してまいります。
・会社名:株式会社IMAGICA GROUP(東証プライム市場、証券コード:6879 イマジカG)
・代表者:代表取締役会長 長瀬 文男
代表取締役社長 社長執行役員 布施 信夫
・所在地:〒105‐0022 東京都港区海岸一丁目14番2号
・創 立:1935年2月18日
・資本金:33億6百万円
・事業内容:映像コンテンツ事業、映像制作サービス事業、映像システム事業等を営むグループ会社の事業の統括
・URL:https://www.imagicagroup.co.jp/
・Twitter:https://twitter.com/IMAGICAGROUP
- 株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービスについて
世界中の映像エンタテインメントを、あらゆるメディアに
・会社名:株式会社IMAGICAエンタテインメントメディアサービス
・代表者:代表取締役社長 社長執行役員 中村昌志
・所在地:〒105‐0022 東京都港区海岸一丁目14番2号
・設立:2021年1月15日(創立 1935年)
・資本金:1億円
・事業内容:映画の映像・音声編集、DCP(デジタルシネマパッケージ)作成、コンテンツ流通・配信サービス、フ ィルム現像・プリント、映像の修復・復元・保存サポート、デジタル合成・VFX・CG/グラフィックデザインの企 画・制作、吹替・字幕・翻訳、各種映像技術サービス
・URL:https://www.imagica-ems.co.jp/
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