DXハイスクール採択校向けPepper for Education、今年度8校で導入
ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀、以下「ソフトバンクロボティクス」)は、Pepper for Educationの「DXハイスクール向けパッケージ」(以下「本パッケージ」)が、今年度、8校で導入されたことをお知らせします。本パッケージは、文部科学省の補助事業「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」採択校向けに提供しているもので、今後もさらに多くの採択校で導入される予定です。
◾️導入事例:神戸山手グローバル中学校高等学校
神戸山手グローバル中学校高等学校では、Pepperを2台導入し、教員向け研修や生徒向けの出前授業を開催するなど、本パッケージを活用した授業が本格的に始まっています。
今年度、「神戸山手女子中学校・高等学校」から改称した同校では、一部のコースが共学化されました。校名の通りグローバル化・英語教育に注力しており、ネイティブの教員による英語でのプログラミングの授業や探究活動を実施しています。
DXハイスクール採択2年目となった今年度は、AIと人間はどのように共生していけるのかを生徒たちがリアルに体験し、考える場をつくるためにPepperを導入しました。
6月11日、12日には、ソフトバンクロボティクスがPepperを使ったプログラミングの基礎を学ぶ教員向け研修と出前授業を実施しました。教員向け研修には、2人の情報科教員と6人の英語ネイティブ教員の合計8人が参加しました。

出前授業では、情報Ⅱを選択履修している生徒が、100分にわたり、プログラミングでPepperを操作する方法とプログラミングツール「Robo Blocks」のChatGPT機能を使った自由会話の生成方法を学びました。プログラミングが初めての生徒も、パソコン上のプログラムと機体での再生を繰り返すなど果敢に取り組み、Pepperが思い通りに動いた時には全員が笑顔になりました。また、生徒同士で気づいたことを相互に共有し合う様子も多く見受けられました。

◾️導入8校(五十音順)
学校法人 千葉武陽学園 西武台千葉高等学校
学校法人 智辯学園 智辯学園奈良カレッジ中学部・高等部
学校法人 新島学園 新島学園高等学校
学校法人 濱名山手学院 神戸山手グローバル中学校高等学校
東京都立小平南高等学校
徳島県立鳴門高等学校
福島県立郡山支援学校
宮崎県立佐土原高等学校
◾️DXハイスクール向けパッケージについて
本パッケージではプログラミングや生成AI教育、探究学習などを可能にする学習プログラム「Pepper for Education」をより気軽に導入いただけます。これにより、未来に羽ばたく高校生がテクノロジーをより身近に感じ、人とロボットとの協働について考えるきっかけを得られることを目指します。また、学校のご予算や目的などに応じて柔軟なサポート内容を提案することで、多忙な先生方の負担を軽減します。
詳細はこちら:https://j.softbankrobotics.com/l/650173/2024-11-18/h7js4x
■ソフトバンクロボティクス株式会社について
ソフトバンクロボティクスは、2014年にいち早く人型ロボット「Pepper」を発表し、2018年には清掃ロボット、2021年には配膳・運搬ロボット、そして2022年には物流自動化ソリューションの展開を開始しました。多様な製品の取り扱いを通じて得た知見や稼働データを活かし、ロボットを効果的に導入するためのソリューションを提供することで、ロボットインテグレーター(RI)として先駆的な役割を果たしています。現在、世界9カ国、21の拠点を構え、グローバルで製品が活躍しています。このグローバルネットワークを活用し、豊富な経験と膨大な稼働データに基づいて、ロボットトランスフォーメーション(RX)を追求し、人とロボットが共生する社会に向けて邁進していきます。
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