～久原本家グループ、創業１３０周年記念事業として研究助成～「久原イノベーションサポートプログラム」採択決定

出汁に関する研究など６テーマ採択

久原本家グループ（福岡県糟屋郡久山町 社主：河邉 哲司 以下、当グループ）は、創業130年を迎えた記念事業として、2024年5月7日～7月5日の間「久原イノベーションサポートプログラム」と題し、食のおいしさや機能性、日本の食文化、水産資源等に関する研究を対象とした研究助成を募集しました。そしてこの度、35件のご応募の中から、６件の研究テーマに対し助成を決定いたしました。

助成の主旨と目的

　当グループは、1893年（明治26年）に福岡県糟屋郡久原村（現久山町）にて醤油醸造業を開業し、以来130年以上にわたり、さまざまな食品・調味料を開発・製造している総合食品メーカーです。日本の食の楽しさ、美味しさを未来に伝えることを重要な経営方針として位置付けており、グループ内には「久原みらい研究所」と称する基礎研究部門も有しています。

　今回の助成は、当グループの創業130年を記念し、日本の食文化の魅力を深堀りし、未来へ伝えることを目的として、基礎研究から応用研究まで、生命科学、社会科学など分野を超えた幅広い研究の支援します。本プログラムでは資金面だけではなく、学術的な知見と食品会社としての当グループの技術と結びつけることでイノベーションを促進したいと考えています。

今回募集した研究分野

 1)食品のおいしさに関する研究：機器分析、官能評価、加工技術開発、原料開発 

 2)食品の加工技術に関する研究：調理加工、抽出、殺菌

 3)農水資源活用に関する研究：未使用資源・非可食部の有効利用、資源保護、養殖 

 4)日本の食文化に関する研究：食の地域性、伝統食 5)その他、食に関する研究

採択先研究機関及び研究テーマ

出汁をテーマとした研究を含む６テーマ採択

　当グループは、あごだしを中心とした調味料を展開しています。採択された研究テーマの中には、出汁や海産物も含まれており、「久原みらい研究所」との連携を図ることで、未来に向けた食の取り組みや技術開発のさらなる促進が期待されます。また、2022年6月北海道に工場を新設し、北海道の豊かな食材を商品づくりに活かしております。今回、北海道産の海産物や昆布などを素材とした研究テーマもあるため、地域性を活かしたモノづくりの展開も検討してまいります。

【久原本家グループについて】

明治26年創業の醤油蔵を起源にもつ、総合食品メーカーです。博多らしい味作りを大切にした『博多 椒房庵』、素材の良さを引き出した調味料・食品を販売する『茅乃舎』、麹のチカラで美味しさと健康を提案する『茅乃舎 麹蔵』、あご(トビウオ)のだしのうまみを生かしたあごだしシリーズやうまたれシリーズの『くばら』、北海道の食材、食文化を発信する『北海道くばら』、『北海道 椒房庵』などのブランドを展開しています。http://www.kubarahonke.com/

(ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。最新の情報と異なる場合がございますので、あらかじめご了承願います。)

【SNS公式アカウント】

茅乃舎Instagram（@kayanoya.official）：https://www.instagram.com/kayanoya.official/

久原本家X（@kubara_honke）：https://twitter.com/kubara_honke