ICタイムリコーダー、半日有休時に控除したい遅刻・早退時間を算出する新機能リリース。労務の勤怠集計の手間を削減。
午前・午後休時の遅刻/早退により生じる所定と実働の「ズレ」を企業ルールに従って正確に計算可能に。クラウド型のIC勤怠が、7月下旬より「労働時間の自動算出機能」をバージョンアップして順次提供。

株式会社オープントーン(東京都千代田区)が提供するクラウド型勤怠管理システム「ICタイムリコーダー」に、半日有給(午前休・午後休)取得時の所定時間と実出退勤時間の差分から、遅刻・早退時間を自動で算出・表示する機能が、2025年7月下旬より提供開始されます。
出勤・退勤時間が所定とわずかにずれていても、“見逃さない”IC勤怠。就業規則に即した記録で、集計作業や修正作業の手間を削減します。
開発の背景
ICタイムリコーダーでは2025年3月に「勤務種別メンテナンス」機能の提供をはじめとして、出張や夜勤、介護休暇などの様々な企業の勤務形態に対応できる機能開発を進めてきました。
それでもなお労務担当者からは、以下のような声が寄せられていました。
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「午前休取得後に13:30に出社したが、所定13:00出社扱いのため30分遅刻としたい」
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「午後休取得予定だが11:30退社、所定退社は13:00なので1.5時間早退と表示したい」
従来これらの集計はシステムで対応が難しいため手作業で対応されることが多く、正確な記録と運用の負担の両面で課題とされていました。そこで、午前休・午後休を取得した日でも実際の出退勤時刻に応じて勤務表上に遅刻・早退時間を自動表示できる機能の開発に取り組みました。
新機能の特長


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午前休、午後休取得時の出退勤時間に応じて、遅刻・早退時間を自動判定
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勤務表・集計画面上に表示、帳票出力にも反映
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各社の所定時刻に基づくルール設定が可能
制度上の「所定時間」と実際の勤務に差異があった場合でも、その内容が自動的に記録されることで、勤怠データの客観性と精度が向上し、労務担当者による確認や修正の手間を減らすことができます。
新機能の利用方法
午前休や午後休を取得した際の実出退勤と、システムによる遅刻・早退表示は以下のように行います。


今後のICタイムリコーダー展望
今回の新機能は、有給休暇以外の「半日休暇」についても同様の自動判定機能を今後開発していく予定です。ICタイムリコーダーは、これからも中小企業を中心とした多様な働き方に対応し、より正確で柔軟な勤怠管理を支援してまいります。
【ICタイムリコーダー:製品コンセプト】

「ICタイムリコーダー」は、中小企業を中心に導入社数を増やし続けるクラウド型勤怠管理システムです。ICカードを使用した運用を得意とするだけでなく、ブラウザやスマホ(位置情報取得)・QRコード・虹彩・顔による生体認証など事業形態に応じた様々な出退勤打刻を提供しています。
1名200円と低価格ながら、企業の業務改善・効率化に必須の機能をすべて備えています。
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時間外労働や休暇の申請・承認のワークフロー
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有給休暇の自動付与
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シフト管理
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給与ソフトとの連携
詳細は製品ページよりご参照ください。
★「ICタイムリコーダー」製品について
★会社概要
会社名 :株式会社オープントーン
代表取締役:佐藤大輔
★本件に関するお客様からのお問い合わせ先
下記、専用のお問合せフォームよりお問い合わせください。
電話・メールでのお問合せも可能です。
ICタイムリコーダー事業部:サポート窓口
E-mail:workinghours-sales@opentone.co.jp
TEL : 03-4530-6222 FAX : 03-6368-4458
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