2018年12月から「インラインコーナーカット装置」を本格販売 計数集積装置フィルムスタッカーとの連結でさらなる省力化を実現
今回本格販売を開始した「インラインコーナーカット装置」は、高速で食品フィルムパッケージなどの角丸加工を行う機械で、2015年から販売している弊社製の計数集積装置フィルムスタッカーと連結させることにより角丸加工+スタック作業の自動化を実現します。多様なパターンに対応可能で、周辺機器を含めたラインエンジニアリングもご提案します。
◆角丸加工機「インラインコーナーカット装置」の特長
■確実な角丸加工
独自の技術でフィルム製袋品の角部を自動カット、バリやツノのない安定した角丸加工をインラインで実現します。また、切り屑は確実に除去されるので、商品への混入の心配もありません。 オプションとして画像検査装置を組み込むことも可能で、角丸加工にさらなる品質向上を実現します。
■型替え時の調整が容易
カッター刃の型替えは、中央部はプリセット、両端はハンドル調整のみです。仕事切り替え時の機械調整箇所を少なくし、段取り時間を短縮します。
■フィルムスタッカー(計数集積装置)とのシステム化が可能
フィルムスタッカーと連結することで、製袋品の角丸加工と計数・集積作業の自動化を可能にし、製袋機の生産能力アップと商品品質の安定化を図ることができます。
「インラインコーナーカット装置」の実際の動きを映像で見る
https://youtu.be/JOltjU1LmVE
型式 | ICS型 |
対象設備 | 三方シール製袋機(1列または2列) |
対象ワーク | スタンディングパウチ袋、三方シール袋 |
対象ワーク寸法 | 長さ(天地方向): 110~260mm 幅(袋幅方向) : 85~220mm |
処理能力 | 150 ショット/分/列 |
角部切断形状寸法 | 角丸め形状: R10mm、角部面取り: 5mm |
消費電力 | 三相 AC200V±10% 30kVA |
空気消費量 | 0.5MPa以上 約400L/min |
機械寸法 | L1,600mm x W1,430mm(集塵装置別置き) |
機械重量 | 約1,700kg |
◆計数集積装置「フィルムスタッカー」の概要と特長
計数集積装置「フィルムスタッカー」は、前工程で流れてくるフィルム製袋品の向きをそろえて枚数をカウントする機械で、販売開始の2015年からの累計売上台数は20台以上に上ります。
※インラインコーナーカット装置(角丸加工機)と連結可能
■キレイでタイトなスタック荷姿
コマ返し機能により荷崩れしにくい集積が可能。箱詰め作業性向上と品質保持に有効です。
■不良品の自動排出が可能
上位信号により不良品をリジェクトで自動排出することができます。※排出は2列同時になります。
■サンプリング動作機能搭載
1枚抜き取り(2列同時)が可能。抜き取り動作は、「任意」「設定枚数毎」「非常停止時」「排出コンベヤ満杯時」の条件ごとに設定が可能です。
■便利な各列個別カウント機能
列ごとのカウント表示で、より正確な生産状況を把握でき、生産管理に有用です 。
■毎分180ショット対応の高能力仕様
製袋機生産能力をフルに引き出すことができ、これまでにない高速運転が可能になります。
メカトロ事業部 ホームページ
http://www.gunze.co.jp/mechatro/
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