学習型AIネガティブニュースラベリングシステム「NAIS」の販売開始のご案内について
これまで、金融機関を中心にNAISの無償お試しサイトが提供されておりましたが、このたび、三菱UFJ信託銀行より幅広いお客様へ販売が開始されますので、ご案内をいたします。
1. 背景
MILIZEは、市場運用やリスク管理業務の高度化に強みを持つAIベンダーで、オルタナティブデータや自然言語処理を活用して、機関投資家や個人投資家における運用業務のDX支援を行っています。
一方、三菱UFJ信託銀行では市場運用業務における投資意思決定の際のデューデリジェンスにおいて、ネガティブニュースを活用しており、複数の情報ソースから日々配信される大量のビジネス関連情報の中から、投資判断やデューデリジェンスに影響を与え得る重要なネガティブニュースを抽出し、分析・吟味するプロセスに関しては、かねてより業務効率性の観点で課題認識がありました。
そこで、MILIZEは三菱UFJ信託銀行と共同でネガティブニュースの抽出および分析作業の効率化に資する新たなシステムを2022年7月に開発しました*1。
さらに、三菱UFJ信託銀行より金融機関を中心に、NAISの無償お試しサイトが提供されました*2。
*1 2022年7月4日プレスリリース
「AIとFintechのMILIZEは、AI活用によるネガティブニュース記事ラベリングシステムを三菱UFJ信託銀行と
共同開発」
https://milize.co.jp/news/20220704_3194
*2 2023年12月6日プレスリリース
「学習型AIネガティブニュースラベリングシステム「NAIS」の実用化に向けた取り組みについて」
https://milize.co.jp/news/20231206_5828
2. 本システムの概要と特徴
NAISは、ニュースベンダーや監督当局など、複数の情報ソースから配信・発信される様々なビジネス関連情報から、重要なネガティブニュースを抽出・収集することができます。また、お客様自身で学習させることができる汎用性のある学習型AIを搭載し、国内外の豊富なニュースに対して、お客様の意向に沿ったラベリング(優先順位づけ)を行うことが可能です。
なお、ニュースベンダーは、ロイターニュースを配信しているLSEG(ロンドン証券取引所グループ)のデータ・アナリティクス部門、時事通信社の大手2社と三菱UFJ信託銀行が契約締結しており、欧米系、日系のニュースをカバーしています。このような豊富な情報量といった特徴を含め、以下のような特徴を有しています。
3.本システムの販売開始について
今後、ニュースデータは、各種規制の強化や高まる地政学リスクなどを背景に、様々なビジネスシーンで利活用していくことが重要となります。実務担当者のニーズを起点に開発したソリューションであるNAISは、金融機関を中心に、幅広い業種のお客様においてご利用いただけるものと考えております。こうした背景を受け、このたび三菱UFJ信託銀行からNAISの販売が開始されたことをご案内いたします。
NAISを通じて、MILIZEと三菱UFJ信託銀行が持つソリューションや知見を幅広く提供し、お客さまの多様
なニーズにお応えして参ります。
【NAISロゴ】
【画面イメージ】
【株式会社MILIZEの会社概要】
社名:株式会社MILIZE
所在地:〒108-0023 東京都港区芝浦4丁目12番38号 CANAL GATE SHIBAURA (キャナルゲート芝浦) ビル6階
代表:代表取締役社長 田中 徹
設 立:2009年4月
事業内容:金融工学、AI研究、フィンテックツールの企画・開発・運用、金融マーケティング支援
【本件に関するお問合せ先】
株式会社MILIZE
営業本部 新
電 話:03-4500-1311
お問い合わせフォーム:https://milize.co.jp/contact
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