日本イーライリリー、年次業績・社長記者会見を開催 過去最高売上高を更新、新薬開発プロジェクト数も過去最多に
― グローバル創立150周年の節目に、2030年に向けた成長戦略を説明 ―
日本イーライリリー株式会社(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:シモーネ・トムセン、以下、日本イーライリリー)は、2026年5月11日(月)、東京都内にて年次業績・社長記者会見を開催しました。

本会見では、2025年度売上高が過去最高の2,760億円に到達したことを報告するとともに2030年に向けた成長戦略を説明しました。また、研究開発や供給体制の強化、AI・テクノロジーの活用、医療アクセス向上への取り組みを通じて、患者さんに新たな治療の選択肢を届ける方針を示したほか、日本における研究開発パイプラインの進捗についても紹介しました。
会場では、イーライリリー・アンド・カンパニー(以下、リリー)創立150周年にあわせてヒストリーパネルを展示しました。リリーは1876年の創業以来、科学に思いやりを込めて革新的な医薬品を創り出し、治療が困難な疾患に挑み続けてきました。日本においても約100年にわたり、患者さんに寄り添いながら、日本の医療への貢献を続けています。今回の会見では、これまでの歩みを振り返るとともに、今後の研究開発や価値提供の方向性を示しました。


【当日の主な内容】
■ 過去最高業績と成長の背景
日本イーライリリーは2025年度の売上高が前年比25%増の2,760億円となり、過去最高を更新しました。また、3年連続で2桁成長を達成しました。トムセン代表取締役社長は、売上高の伸長について、「患者さんへの価値提供の結果であり、目的ではない」と述べ、研究開発を通じた社会課題の解決に取り組む姿勢を強調しました。
また、革新的医薬品の創出と安定供給、医療アクセスの向上に取り組む方針を示しました。西神工場(兵庫県神戸市)への200億円の追加投資により、供給体制の強化を進めているほか、肥満症や認知症などに関する疾患啓発や医療アクセス改善、産学連携を通じた医療エコシステムの構築にも取り組んでいます。
【コメント】代表取締役社長 シモーネ・トムセン
リリーは、グローバルで創立150年という節目を迎えました。この歴史は私たちの誇りであると同時に、これから何を成し遂げるかが私たちの価値を形づくるものだと考えています。私たちが目指すのは、売上規模や市場シェアだけでなく、患者さんに寄り添い、新たな治療の選択肢を届ける製薬業界のリーディングカンパニーです。実現に向けて、最先端の研究開発への投資、安定供給を支える製造基盤の強化、そして医療アクセスの向上に取り組んでいきます。

■ 開発プロジェクト数過去最多、豊富な新薬開発パイプラインの進展
日本イーライリリーでは、日本における開発プロジェクト数が過去最多となるなど、新薬開発パイプラインの拡充が進んでいます。
会見では、複数の領域における新薬候補の開発状況や臨床試験のデータについて紹介しました。また、AIを活用した薬事文書作成支援など、研究開発プロセスの効率化と品質向上に向けた取り組みについて説明しました。
【コメント】取締役 シニアバイスプレジデント 研究開発・メディカルアフェアーズ統括本部 ヤンピン・ワン
日本における開発プロジェクト数は過去最多で国内2位となり、業界トップクラスの規模を継続しています。世界同時開発戦略により、複数の治療領域で研究開発が着実に進展しています。AIやテクノロジーを活用した研究開発の効率化と高度化の進展に加え、最先端科学との融合による遺伝子治療への挑戦も進めています。こうした取り組みを通じて、日本の患者さんに新たな治療の選択肢を届けていきます。

■ 会場展示を通じて、リリー創立150年の歩みを紹介
会場では、創業から現在に至るまでの歩みを紹介するヒストリーパネルを展示しました。会場入口から時系列に沿って配置されたパネルでは、1876年の創業期における研究開発の様子から、現在のグローバルでの取り組みに至るまで、リリーの研究開発の進化を紹介し、多くの参加者が閲覧する様子も見られました。

各パネルには、時代ごとの研究開発の転換点や代表的な取り組みを掲載し、リリーが科学と医療の発展にどのように向き合ってきたかを可視化しました。こうした展示は、リリーのこれまでの歩みを振り返るとともに、今後の研究開発や価値提供の方向性を伝える機会となりました。
■ 会見で手話通訳を実施、アクセシビリティ向上の取り組みを反映
本会見では、アクセシビリティ向上の取り組みの一環として、手話通訳を実施しました。リリー社内ではイノベーションの促進を図って、誰もが必要な情報にアクセスしやすく、能力を最大限発揮できるインクルーシブな職場環境づくりを進めています。自動ドアの導入やコピー機の高さ変更、全社会議での手話通訳や字幕表示の実施など、社員の声をもとに改善を重ねてきました。今回の会見での手話通訳の実施は、こうしたアクセシビリティ向上の取り組みを社外向けの場にも反映したものです。
【会社概要】
■ イーライリリー・アンド・カンパニー(リリー)について
リリーは世界中の人々のより豊かな人生のため、科学に思いやりを込めて、革新的医薬品を創り出す製薬会社です。約150年にわたり、リリーは患者さんの人生を変えるような発見や開発を続け、今日では世界中で年間5,100万人以上の患者さんに医薬品を提供しています。糖尿病治療における変革に加え、肥満症やアルツハイマー病への継続的な挑戦、自己免疫疾患へのソリューション提供、そして最も治療の困難ながん(癌)を共生可能な疾患に変えること。こうした世界で最も重要とも言える健康課題の解決を目指し、リリーの科学者たちはバイオテクノロジー、化学、遺伝子医学を駆使して一刻も早く患者さんに医薬品をお届けできるよう、開発に取り組んでいます。「世界中の人々のより豊かな人生への貢献」という使命を胸に、リリーはさらなる健康な世界の実現に向けて、一歩ずつ歩みを進めてまいります。リリーの詳細については、https://www.lilly.com/をご覧ください。
■ 日本イーライリリーについて
日本イーライリリー株式会社は、米国イーライリリー・アンド・カンパニーの日本法人です。日本の患者さんが健康で豊かな生活を送れるよう、日本で50年にわたり最先端の科学に思いやりを融合させ、世界水準の革新的な医薬品を開発し提供してきました。現在、がん、糖尿病、アルツハイマー病などの中枢神経系疾患や自己免疫疾患など、幅広い領域で日本の医療に貢献しています。
詳しくはウェブサイトをご覧ください(https://www.lilly.com/jp/)。
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