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アクセンチュア株式会社
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アクセンチュア最新調査――先進的なCMOは、顧客体験を起点に組織間コラボレーションを促すことで、ビジネス価値向上に寄与していることが判明

顧客体験を優先する企業は、他社より11%高い株主利益を創出

アクセンチュア株式会社

【ニューヨーク発:2019年3月27日】
アクセンチュア(NYSE:ACN)の最新調査によると、先進的な考えを持つ最高マーケティング責任者(CMO)を擁する企業は、一人ひとりの趣味や嗜好に合った顧客体験を最適なタイミングで提供することで、競合他社より11%高い株主利益を創出していることが明らかになりました。

アクセンチュアでは、日本を含む世界の大企業に所属する約1,000人のCMOおよび500人以上の最高経営責任者(CEO)を対象に調査を行いました。本調査レポート「マーケティングの枠を超えて――ハイパーレリバントなCMOの台頭(Way Beyond Marketing — The Rise of The Hyper-Relevant CMO)」によると、調査対象となったCMOの17%が、顧客体験を起点にした組織変革を主導していることが分かりました。こうした先進的なCMOは、優れた顧客体験を実現するための組織間コラボレーションを促すことで、変わりゆく顧客ニーズにすばやく対応できる体制づくりに貢献しています。

アクセンチュアのカスタマー・インサイト&グロース事業を率いるジョン・ジーリー(John Zealley)は、次のように述べています。「先見の明を持つCMOは、顧客体験の再創造に取り組むことで差別化を図っています。従来の組織構造のあり方に疑問を投げかけ、イノベーションと破壊的成長を主導すると同時に、経営幹部間のコラボレーションを促すことで、新たな価値創出に挑んでいます。アクセンチュアでは、変わりゆく顧客ニーズを継続的に予測し、それらにすばやく対応しながらビジネス価値を生み続けていく企業をリビング・ビジネスと呼んでいます。リビング・ビジネスへの変革には先進的なCMOの存在が欠かせません。」

成長のけん引役としてのマーケター
調査対象となったCEOの31%が、「CMOに対して、顧客データやそこから得られる洞察を活用して新しい製品やサービス、体験を生み出し、企業の成長を促すことを期待している」と答えています。今回の調査により、先進的な考えを持つ17%のCMOは、顧客第一の企業文化を浸透させるために、他の経営幹部と積極的に連携していることが明らかになりました。また、こうしたCMOは、競合他社に比べて破壊的成長を促す取り組みにより多くの時間を割く傾向にあり、自らを「イノベーター」と称し、新興技術を利用して、顧客行動の予測と潜在的な収益源の開拓に注力しています。

北米のアクセンチュア インタラクティブの責任者であるグレン・ハートマン(Glen Hartman)は次のように述べています。「デジタル革命によって、企業と顧客の距離がこれまで以上に縮まった一方で、大企業の多くが成長の機会をうまく活用できずにいます。目まぐるしく変化する顧客ニーズを予測し、それらに迅速に対応できる真のリビング・ビジネスを実現させるためには、顧客の目標達成を第一に考えた上で、一人ひとりに寄り添った体験をデザインするための俊敏性を組織・部門横断で設計する必要があります。」

明確な目標表明こそが利益の源泉
消費者が自らの価値観や信条に合った、明確な目標を持つブランドの商品やサービスを購入する傾向が高まる中、先進的なCMOは、顧客の生活と深く関連を持つことを重要視しています。今回の調査で、76%のCMOが「ブランドの目標に対する消費者の期待が高まっている」と答えています。同様に、70%のCEOが「大きな目標を表明している企業の方が、より大きな成功を手にする」と答えています。

成長を促す新たなスキル
マーケターの役割が大きく変化する中、CEOとCMOの大多数(90%)が、「今後3年間でマーケティングの機能は根本的に変わるだろう」と答えています。中でも、先進的なCMOは、他のCMOに比べて、没入型体験のデザイナー、ストーリーテラー、グロースハッカー(企業成長の仕掛け人)、フューチャロロジスト(未来学者)といった役割やスキルがさらなる成長に必要だと考える割合が高い結果となりました。
 


アクセンチュアのカスタマー・インサイト&グロース部門でマネジング・ディレクター兼マーケティング・プラクティス・リードを務めるマイリ・マキューアン(Mhairi McEwan)は次のように述べています。「成長を促すために、あらゆる顧客接点において、効果的でまとまりのある体験を迅速かつ大規模に生み出していくことが、CMOに求められています。CMOが取るべきアクションは、主に次の4つがあります。顧客から得られた洞察とアナリティクスを組み合わせて将来像を形作ること、従業員や組織のマーケティング力および販売力を高めること、パートナーシップを利用して革新的な製品やサービス、ソリューションを生み出すこと、コスト効率の高い技術を使って拡張可能かつパーソナライズできるマーケティング・プログラムを実行することです。」

本調査レポートの詳細については、 https://www.accenture.com/jp-ja/insights/consulting/cmo をご参照ください。

調査方法
アクセンチュアは、企業が成長していく上でCMOが果たすべき役割を探るため、世界12カ国(日本、オーストラリア、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イタリア、シンガポール、スペイン、英国、米国)の17の業界のCMOとCEOを対象にアンケート調査を実施しました。年商5億ドル以上の企業が対象で、回答者の内訳は、CMOが935人で、CEOが564人です。調査は2018年3月から5月にかけて実施されました。

アクセンチュアについて
アクセンチュアは「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供するグローバルな総合コンサルティング企業です。世界最大の規模を誇るデリバリーネットワークに裏打ちされた、40を超す業界とあらゆる業務に対応可能な豊富な経験と専門スキルなどの強みを生かし、ビジネスとテクノロジーを融合させて、お客様のハイパフォーマンスの実現と、持続可能な価値創出を支援しています。世界120カ国以上のお客様にサービスを提供する47万7,000人の社員が、イノベーションの創出と世界中の人々のより豊かな生活の実現に取り組んでいます。
アクセンチュアの詳細は www.accenture.com を、アクセンチュア株式会社の詳細は www.accenture.com/jp をご覧ください。
 
 

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経営・コンサルティング
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業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂1-8-1 赤坂インターシティAIR
電話番号
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代表者名
江川昌史
上場
海外市場
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設立
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