エクサウィザーズの「exaBase 生成AI powered by GPT-4」 企業内情報の蓄積・参照を可能に、業務に即した変革を支援
〜商材や提案資料、社内規程などのファイル投入で設定完了、データ処理は国内で完結しセキュリティに配慮〜
なお、exaBase 生成AIについては以下のリンクより詳しい資料をダウンロードできます。
https://event.exawizards.com/misc/2023030?utm_source=press0821
エクサウィザーズはAIの利活用により、日本企業全体の生産性向上のためのサービスやプロダクトを提供し、それらを通じて社会課題の解決を目指しています。
☑︎新機能の提供目的
2023年5月に提供を始めた企業向けChatGPTサービスのexaBase 生成AIは、すでに1万人以上のユーザーが業務の生産性向上などで活用しています。今回の新機能は、顧客が保有し日常業務で活用している情報をexaBase 生成AIから利用できるようにするものです。
具体的には自社商材、顧客提案資料、社内規則などの規程類、競合調査といったデータに対する、問い合わせ回答や情報の生成が可能になります。PDFなどに収録したこれらの「独自データ」のファイルをアップロードするだけで設定が完了し、生成AIを活用した専用の環境を容易かつ迅速に構築できます。
本機能では社内外の重要情報を扱うことから、データに対するセキュリティやプライバシーへの対応も強化します。マイクロソフトのクラウドサービス「Azure OpenAI Service」の日本国内にある東日本リージョンを活用することで、独自データの蓄積に加えて生成AIの処理も日本国内で完結します。今後、exaBase 生成AIで利用するAPI は、全て同リージョンに置き換えていく予定です。
☑︎︎独自データ活用の主な特徴
・多様なファイル形式に対応:PDF、CSV、TXT形式のデータに対応し、随時アップロード可能なデータ形式を追加していきます。
・企業や部署単位で共有範囲を管理:アップロードした情報は、企業全体もしくは部署などのグループ単位での共有を選択できます(当初は企業全体での共有で提供します)。
・プライバシーとセキュリティを確保:対象の独自データは日本国内において契約企業のみが参照できる情報として蓄積し、生成AIの処理はAzure OpenAI Serviceの東日本リージョンで実施します。
・高速かつ的確な検索:アップロードする独自データは、生成AIから利用できる形式に最適化したうえで蓄積します。exaBase 生成AIに入力したプロンプトから、意味合いが近い情報の高速かつ的確な引き出しや情報の生成が可能となります。
exaBase 生成AIの独自データ活用機能。アップロードした情報には、左側のウィンドウでアシスタントとして選択しアクセスします(本図は利用イメージであり、提供時には変わる可能性があります)
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☑︎利用料金について
本機能は、蓄積する独自データが一定の量までは無料で提供する予定です。大量のデータを蓄積する場合にはオプション料金が必要となります。料金や詳細の条件については、9月中を予定する正式サービスの開始時に改めて発表します。
なお、独自データにexaBase 生成AIのプロンプトからアクセスする際には、生成AIの処理に必要なデータ量に応じた従量課金となります。PDFなどの独自データを最初にアップロードする際の課金はありません。
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☑︎その他の機能強化
このほか以下の新機能を2023年9月中に順次導入する予定です。
(1)プロンプトテンプレート
生成AIサービスへの命令となるプロンプトについて、仕事に活用できるひな型となるテンプレートを搭載します。exaBase 生成AIの画面から、主要な業務ごとに適切なプロンプトを選んで活用できます。顧客側で独自のプロンプトテンプレートを登録・管理できる機能も追加予定です。
(2)プロンプト活用の実践チュートリアル
エクサウィザーズのプロンプトエンジニアが開発した「生成AI魔法学校〜実践チュートリアル」を追加料金なしで利用できます。exaBase 生成AIをご使用中の有料ユーザーが対象です。業務の生産性向上から事業開発のためのアイデア検討まで、実際にプロンプトを入力しながら、実践力の向上を図る内容です。
また、2023年7月には大量のテキストデータを利用できる「GPT3.5-turbo-16k」に対応しました。従来の4倍の1万6000ワード、日本語の2バイト文字であれば8000ワードの入力が可能となりました。なお、米オープンAI社のAPI仕様によって、実際に入力できる文字数は8000ワードよりも少なくなります。
☑︎exaBase 生成AIについて
2023年5月にサービス提供を開始以来、多くの企業や団体、行政機関などが利用しています。法人が利用するうえで課題となっているセキュリティやコンプライアンス面に配慮しており、管理者側で利用状況の把握、禁止ワード登録などが可能です。exaBase 生成AIについては下記のリンクをご覧ください。
https://exawizards.com/exabase/gpt
なお、当社は情報セキュリティマネジメントシステムのISMS(ISO/IEC 27001)、 クラウドサービスセキュリティのISMS-CLS(ISO/IEC 27017)、プライバシー情報マネジメントのISMS-PIMS(ISO/IEC 27701)の各標準規格を取得しており、セキュリティやプライバシーを重視してプロダクトやサービスを開発・提供しています。
【株式会社エクサウィザーズ 会社概要】
会社名 :株式会社エクサウィザーズ(証券コード4259)
所在地 :東京都港区東新橋1丁目9−2 汐留住友ビル 21階
設立 :2016年2月
代表者 :代表取締役社長 春田 真
事業内容:AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決
URL:https://exawizards.com/
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