損保ジャパン『Z世代映像研究課』設立!【若者の動画視聴実態】を調査 Z世代の“快適”な視聴速度は1.5倍速、他世代と比べて約1.2倍のセリフ量をストレスなく理解していることが判明
最適な1秒あたりの文字数は、その他世代“10.1文字”対して、Z世代“12.3文字” ~Z世代のタイパ思考が顕著に表れる結果に、CM/動画広告についても約8割がテンポの速い方が好印象~
新型コロナウイルスの世界的流行により生まれた「新しい生活様式」という生活スタイルをはじめ、技術の進歩により利便性が増し情報があふれる現代社会において、さまざまな新しい価値観が生まれています。損保ジャパンは、SOMPOのパーパスである”あらゆる人が自分らしい人生を健康で豊かに楽しむことのできる社会の実現”に向け、これからの時代の情報発信について研究するために、「課長」に俳優の神尾楓珠さんを起用し、期間限定で「Z世代映像研究課」を発足しました。最初の取組みとして、若年層が映像を通じてどのように情報に触れているのかを、全国の18-57歳の男女、合計800名を対象にインターネットにて調査をしました。
※本調査結果や分析をご掲載の際は『損害保険ジャパン株式会社調べ』と明記ください。
<調査結果サマリー> 【世の中の動画視聴の実態】 Z世代の1日の平均動画視聴時間は各世代で最多の2.9時間! 他世代と比較して縦型ショート系動画※1を視聴している割合が高く、 2人に1人以上がテンポ/スピード感が速い動画が増えていると感じている結果に。 【各世代と比較したZ世代の倍速視聴に関する実態】 Z世代が倍速動画を見る際、平均再生速度は1.5倍速(他世代と比較して最速)。 快適に感じる動画のスピードを、1秒あたりのセリフの文字数で換算したところZ世代は“12.3文字”、 一方、他世代は“10.1文字”となり他世代の約1.2倍のセリフ量をストレスなく理解していると判明。 【各世代と比較したZ世代の倍速視聴に対する意識】 Z世代が倍速視聴する理由は“長い視聴時間をやりくりするため!?” 倍速視聴する基準、Z世代は“動画の長さ派“が50.9%に対し、他世代は“動画の内容派”傾向。 特に「バブル世代」は84.9%が内容で判断。 【Z世代の動画コンテンツに対する興味関心】 Z世代が倍速動画を視聴する理由は、1位「時間がもったいないから」(51.9%)。 動画視聴の際に消費する時間への意識が強く、“タイパ思考”が顕著に現れる結果に。 【Z世代が感じるCM・動画広告への印象】 Z世代の約8割がテンポの速いCM・動画広告に好印象をもっており、実際に、損保ジャパンの過去の Web動画を通常速度と倍速動画で見比べたところ約7割が倍速動画を快適に感じる結果に。 ※1 Tik Tok、YouTube Shorts、Instagramリール |
■「若者の動画視聴実態」に関する調査
・調査方法:インターネット調査 ・調査時期:2022年9月
・調査対象:18歳から57歳の男女 計800名 ※性別/世代均等割付
(Z世代:18~26歳/ミレニアル世代:27~42歳/氷河期世代:43~51歳/バブル世代:52~57歳、 各200名)※小数点第二位を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
・調査機関:シグナルリサーチ
- 【世の中の動画視聴の実態】
Z世代の平均動画視聴時間は各世代で最多の2.9時間!
他世代と比較して縦型ショート系動画※1を視聴している割合が高く、
2人に1人以上がテンポ/スピード感が速い動画が増えていると感じている結果に。
動画を週に1日以上視聴する人(N=800)に対して1日あたりの動画視聴時間を伺ったところ平均2.1時間との結果に。一方、各世代(各N=200)で結果を比べるとZ世代(2.9時間)、ミレニアル世代(2.2時間)、就職氷河期世代(1.7時間)、バブル世代(1.6時間)と、若い世代ほど動画の視聴時間が長い傾向が分かりました。
さらに『よく視聴する動画メディア』を伺ったところ、全世代で最も多いのは「YouTube」(90.8%)、次いで「テレビ」(53.8%)、「動画系サブスクリプションサービス※2」(41.8%)となりました。一方、世代別でみると、Z世代は縦型ショート動画のメディアを見ている割合が他の世代よりも高い傾向となりました。
また、『近年、テンポ/スピード感が速い動画が増えているように感じていますか?』という質問に対し、全世代では46.6%が「そう感じる」と回答しました。世代別にみると、Z世代では56.0%となり若い世代がテンポの早い動画に触れている機会が多いことが分かりました。
※2 TVer/Netflix/Hulu/Amazon プライムビデオなど
- 【各世代と比較したZ世代の倍速視聴に関する実態】
Z世代が倍速動画を見る際、平均再生速度は1.5倍速(他世代と比較して最速)。
快適に感じる動画のスピードを、1秒あたりのセリフの文字数で換算したところZ世代は“12.3文字”、
一方、他世代は“10.1文字”となり他世代の約1.2倍のセリフ量をストレスなく理解していると判明。
各世代へ『倍速で動画を視聴しますか?』と伺ったところ、倍速視聴する人はZ世代で70.0%、ミレニアル世代で63.5%、就職氷河期世代で55.5%、バブル世代で60.0%とZ世代が最も倍速視聴している結果となりました。
また、倍速再生する際に選択する、再生速度(倍率)の平均はZ世代が最速で1.5倍速、ミレニアル世代で1.4倍速、就職氷河期世代とバブル世代で1.3倍速となりました。さらに、実際に再生速度を編集した動画を視聴し、快適に感じる速度の動画を選択してもらったところ、Z世代(N=140)は1.5倍速、ミレニアル世代(N=127)・就職氷河期世代(N=111)・バブル世代(N=120)では1.25倍速となりました。
さらに、快適に感じる速度を、動画内で話しているセリフ“1秒あたり”の文字数に換算※3すると、Z世代は“1秒あたり12.3文字”、一方、他世代は“1秒あたり10.1文字”ということが判明しました。
この結果からも、Z世代は動画を倍速視聴する傾向があり、他世代と比べて約1.2倍も動画内のセリフ量をストレスなく理解していること確認できました。
※3「動画内で話しているセリフ“1秒あたり文字数”」算出方法 ①動画内のセリフの総文字数:294文字 ②世代ごとの快適に感じる速度:[Z世代]1.5倍速/[他世代]1.25倍速 ③動画内におけるセリフの秒数:[Z世代(②1.5倍速)]24秒/[他世代(②1.25倍速)]29秒 ④計算式:文字数(①)÷セリフの秒数(③)=1秒あたりのセリフの文字数 [Z世代] 294文字÷24秒=12.3文字/秒 [他世代]294文字÷29秒=10.1文字/秒 1秒あたり2.2文字 |
- 【各世代と比較したZ世代の倍速視聴に対する意識】
倍速視聴する基準、Z世代は“動画の長さ派“が50.9%に対し、他世代は“動画の内容派”傾向。
特に「バブル世代」は84.9%が内容で判断。
『動画によって倍速で視聴するもの、通常速度で視聴するものを変えていますか?』を伺ったところ、Z世代で56.0%、ミレニアル世代で55.5%、就職氷河期世代で42.0%、バブル世代で49.5%がとなり、各世代で動画によって速度を変えていることがわかりました。
また、動画によって視聴速度を変えている人へ、変更基準を「動画の長さ」と「動画の内容」どちらで選んでいるかと伺ったところ、「動画の長さ」で決めているのは、Z世代(N=112)で50.9%、一方、他世代では、ミレニアル世代(N=111)55.8%、就職氷河期世代(N=84)75.0%、バブル世代(N=99)84.9%と、若い世代ほど“動画の長さを基準”に視聴速度を決めていることがわかりました。
さらに、動画の長さを基準に倍速視聴をする人の『倍速しようと思う動画の長さの基準』を世代別にみると、Z世代(N=57)64.5分、ミレニアル世代(N=49)31.0分、就職氷河期世代(N=21)26.3分、バブル世代(N=15)19.1分となりました。この結果から、Z世代は日頃から動画を見る時間が長く、長い視聴時間を上手く処理するために、高倍速にしていることが窺える結果となりました。
- 【Z世代の動画コンテンツに対する興味関心】
動画視聴の際に消費する時間への意識が強く、“タイパ思考”が顕著に現れる結果に。
倍速視聴をするZ世代(N=135)に『倍速視聴する理由』を伺ったところ、1位「時間がもったいないから」(51.9%)、2位「他の動画も視聴したいから」(48.1%)、3位「テンポ・スピード感が遅いものが多いから」(34.1%)と、この結果からも動画視聴の際に消費する時間への意識が強く、Z世代の“タイパ思考”が顕著に現れる結果となりました。
Z世代が『倍速にして見ようと思う動画の内容』は、1位「トーク・雑談」(61.8%)、2位「勉強/教養/How to」(56.4%)、3位タイ「美容/メイク/ファッション」(49.1%)・「旅行/アウトドア」(49.1%)となっており、さらに、男女別でみると、男性1位「トーク・雑談」(65.4%)、2位「勉強/教養/How to」(61.5%)、3位「旅行/アウトドア」(53.8%)、女性1位「トーク・雑談」(58.6%)、2位「勉強/教養/How to」(51.7%)、2位タイ「料理/グルメ」(51.7%)、3位「美容/メイク/ファッション」(48.3%)となりました。
- 【Z世代が感じるCM・動画広告への印象】
Z世代に向けて、『動画広告において、話すテンポ/スピードが速めと遅めどちらを好みますか?』と伺ったところ、77.0%が速めの動画広告が好印象と回答。実際に、Z世代に過去の損保ジャパンのWeb動画を倍速編集(1.25~2倍速)したものと通常速度のものをそれぞれ視聴してもらったところ73.5%が倍速編集した動画の方を快適と感じる結果となりました。
さらに、縦型ショート系動画を多く見ているZ世代ほど、より速いスピードの動画を快適に感じる傾向にあり、YouTube Shorts・Instagramリールユーザーのうち約2割、Tik Tokユーザーのうち約3割が「2倍速が最も快適」と回答しました。
また、『話すテンポ/スピード感が遅い動画の視聴に抵抗を感じますか?』とZ世代に伺ったところ、42.5%が「そう感じる」と回答。『抵抗を感じる理由』は1位「時間がもったいないから」(40.0%)、2位「テンポ/スピード感が速い方がわかりやすいから」(37.6%)、3位「飽きてしまう/興味がなくなるから」(34.1%)となり、Z世代はCM/動画広告においてもテンポ/スピードの早い動画を好んでいることが判明しました。
- 神尾楓珠が課長に就任!「Z世代映像研究課」について
この度、損保ジャパンはZ世代の若者たちにも愛される保険会社を目指して、「Z世代映像研究課」を期間限定で発足しました。当該世代の映像に対する価値観や視聴習慣、特徴を知ることを目的に調査を実施し判明したデータをもとに、テンポ/スピードの速いコンテンツを求めるZ世代に向けた動画を制作します。
また、Z世代を正しく理解するために、この世代を代表する俳優・神尾楓珠さんに「Z世代映像研究課」を引っ張る「課長」として、就任していただく運びとなりました。
神尾さんは、当社が昨年リリースしたWEB動画『恋する、ふたりドライブ 〜令和ドライブデートのトリセツ〜』にも出演していただいております。
■「神尾楓珠」さん就任コメント
この度、損保ジャパンさんの「Z世代映像研究課」の課長に就任いたしました。普段、映画やドラマなどの「映像作品」に出演している人間として、僕と同じZ世代の方々が映像に対してどのような価値観を持っているのか、以前から知りたいと考えていました。
僕自身は、俳優として活動するなかで、スタッフさんの思いが乗った「映像作品」の倍速視聴はしません。多くの人に作品そのものの速度で視聴してほしいという思いもあります。一方、Z世代の一人として、テンポの速い動画コンテンツを身近に感じることも多く、同世代の価値観を表しているとも思います。今回の調査結果は、そういったZ世代のリアルな本音が顕著に出ていると思いますので、ぜひご覧になってください。
■「神尾楓珠」さんプロフィール
神尾楓珠(かみお ふうじゅ)。1999年1月21日生まれ。東京都出身。俳優。2015年、日本テレビの24時間テレビドラマスペシャル『母さん、俺は大丈夫』でデビュー。2019年にはTVドラマ『左ききのエレン』で連続テレビドラマ初主演。主な出演作は、ドラマ『3年A組 ―今から皆さんは、人質です―』、『顔だけ先生』、『ナンバMG5』(22)、『17才の帝国』(22)、『20歳のソウル』(22)、『恋は光』(22)、舞台「劇団☆新感線 薔薇とサムライ2 海賊女王の帰還」になど出演。
公式HP:https://www.ateam-japan.com/ateam/kamiofuju/
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