【絵本ナビ×アートネイチャー】子どもの居場所支援「こどもえほんだなプロジェクト」で計120冊程の絵本を寄贈

日本赤十字社医療センター附属乳児院などに寄贈

絵本ナビ

2024年12月19日 14時00分

絵本の情報・通販サイト「絵本ナビ」を運営する株式会社絵本ナビ（本社東京都新宿区／代表取締役社長CEO金柿秀幸、以下絵本ナビ）は、良質絵本約30冊を協賛企業とともに子どもの居場所へ寄贈する「こどもえほんだなプロジェクト」を実施しています。この度、株式会社アートネイチャー（本社東京都渋谷区／代表取締役会長兼社長五十嵐祥剛、以下アートネイチャー）様の協賛により寄贈が実現しましたのでご報告いたします。

乳児院や母子生活支援施設などに良質絵本をおよそ120冊

本プロジェクトは、絵本を通じて大人と子どもが豊かな時間を過ごすこと、また、子どもたちに新しい世界や考え方を知るきっかけを提供することを目的とし、子どもの居場所（施設）へ絵本と絵本棚を寄贈する取り組みです。

どんな環境下の子どもであっても絵本に触れる機会は平等であるべきと考え、これまでも絵本を必要としている子どもの居場所と、それを支援したい企業様を結び付け、寄贈を成立させてきました。

今回はアートネイチャー様からの本プロジェクトへの賛同・協賛で、プロが選んだ良質絵本（計120冊程）と絵本棚が、4施設に寄贈されました。寄贈内容や寄贈先については下記の通りです。なお、本取り組みでは最終的に5施設への寄贈を予定しています。

【寄贈者】

株式会社アートネイチャー

（東京都渋谷区代々木3-40-7）

事業内容：各種毛髪製品の製造販売、増毛・育毛サービスの提供、ヘアケア商品の販売

【寄贈内容】

●「こどもえほんだな」セット

・絵本約30冊

絵本ナビ編集長をはじめとした、経験と実績豊富な選書チームが良質絵本をセレクトしました。

・絵本棚1台

フチ周りにやわらかいスポンジ素材のEVAを使用し安全。汚れに強く、長くご使用いただけるつくり。

・紹介ポスター

絵本棚まわりに掲示する本プロジェクトを紹介するポスター。

・絵本シール

寄贈絵本に貼る本プロジェクト専用のシール。

【寄贈先施設】

・日本赤十字社医療センター附属乳児院（東京都）

様々な背景のある0歳～就学前までの子どもを預かり養育する施設。

・HUG保育園（富山県）

産後うつや心の病で育児が難しい親のための認可外保育園。

・もりのさとふれあいステーション（愛知県）

児童養護施設、乳児院などを運営する社会福祉法人が主催の子ども食堂。

・メゾンクオーレ（広島県）

様々な事情を抱えた母子へ安全安心な生活環境の提供・自立サポートをする母子生活支援施設。

※他1施設　現在調整中

各施設からのお声（一部抜粋）

寄贈された施設からは、喜びの声のほか、読書習慣の定着・文字習得への期待、特性を持った子への発見というエピソードが寄せられました。その一部をご紹介します。

「絵本を目にした途端、子どもたちは夢中で絵本を読んでいました。保育士による読み聞かせを実施済みで、また今後も実施予定です。引き続き読み聞かせを実施することで子どもたちがより絵本や本に興味を示し、幼い頃から本に慣れ親しむことで読書習慣が身につくことを期待しています」（日本赤十字社医療センター附属乳児院）

「子どもたちはたくさんの本に興味を示している様子で、早速絵本棚から気になる本を選び読んでいました。絵本棚の感想を聞くと「本がたくさん読めて嬉しい」と純粋な子どもの思いが聞けました。子どもたちの心に残る一冊が見つかれば私たちも幸いです」（HUG保育園）

「設置後、読み聞かせを行いました。子どもたちが絵本を手に取り自分で字を読めるようになったり、字や物語に興味をもつ事が期待できると思っています。部屋の一角にスペースを設けた事により、子どもたちにとってお気に入りの場所になるよう見守っていきたい」（もりのさとふれあいステーション）

「家や学校では全く本を手に取らないという小学生がいます。特性を持ったその子は自分からとある絵本を手に取り、お母様と一緒に読み続けていました。お母様からは「こんな長い時間本を読んでいる姿は初めて見た、嬉しくて泣きそう」と発言があり、同じような本なら手にとりやすいという発見にもつながっている様子でした」（メゾンクオーレ）

施設の様子について詳細は、絵本ナビが運営するサイト「絵本ナビスタイル」や、SNSで順次紹介していきます。

SDGsの目標達成への貢献活動にもつながる「こどもえほんだなプロジェクト」

本プロジェクトでは、未就学～小学校低学年の子どもたちが訪れる・集まる子どもの居場所を寄贈対象とし、協賛してくださる企業・団体様を募集中です。

協賛していただくことで子どもの居場所へ絵本ナビのプロが選ぶ棚いっぱいの絵本を企業・団体様名義で寄贈することが可能になり、SDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」への貢献活動にもつなげることができます。