【開催レポート】大阪・関西万博で50年間の進化の食べ比べ体験会に行列!「いまの『明治ブルガリアヨーグルト』は「コクがありなめらか。こんなに変わっていたなんて!」と驚きの声

株式会社 明治

 株式会社 明治は、前回の大阪万博(1970年)を機に誕生した1973年発売当時のヨーグルトの味わいを再現し、「明治ブルガリアヨーグルト」の50年の進化を食べ比べできる体験会を、8月7日(木)、8日(金)の2日間、大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」にて実施しました。

 この体験会は、公益社団法人 日本栄養士会が実施する「未来の栄養・食のデモンストレーション」のコンテンツとして開催され、2日間でのべ4,000人の方に食べ比べを体験していただきました。普段、なにげなく食べているプレーンヨーグルトでも、酸味やコク、ミルク感などの味わいに違いがあるなど、新たな発見のあるイベントとなりました。

「明治ブルガリアヨーグルト」食べ比べ体験会の様子
50年前(左)と現代のヨーグルト(右)の食べ比べボード

常識を覆した「明治ブルガリアヨーグルト」50 年の進化

 「明治ブルガリアヨーグルト」は、1970年に開催された大阪万博の「ブルガリア館」で当社の社員が、本場のプレーンヨーグルトを試食したことが開発の契機となりました。その後新しい食文化の創造をめざし、1971年に日本初のプレーンヨーグルトを発売。ブルガリア国から国名使用が認められ、1973年12月に「明治ブルガリアヨーグルト」に名称変更しました。

 発売からの50 年を振り返ると、まず1996年に特定保健用食品の表示許可を受けたことで、よりお客さまの健康に貢献する商品となりました。商品に「許可表示:LB81 乳酸菌の働きにより、腸内細菌のバランスを整えて、おなかの調子を良好に保ちます」と記載。社を挙げた食育活動の一環として、腸を整えることの重要性について説き、いわゆる「腸活」においてヨーグルトに含まれる乳酸菌がいかに寄与するかについても、研究および啓発活動を行っています。

 また、味の面では2023年には「くちどけ芳醇発酵」製法を導入し、「超高温殺菌」と「脂肪微細化」を組み合わせることにより、口どけとなめらかさを向上させながら、それまで難しいとされていた、しっかりとした質感のヨーグルトを作ることを可能にしました。

 1970年以前、市販されているヨーグルトの多くは寒天やゼラチンで固めて甘みを付けた商品で、「ブルガリア館」で体験した“本場のプレーンヨーグルト”は、さわやかな酸味が特徴的でした。酸味の特徴を残しつつ、採用しているLB81 乳酸菌の価値をさらに高める技術開発を続け、ヨーグルトの味や食感を変えるには乳酸菌を変えなければならないという、従来の常識を覆したのです。

 当社が本場のヨーグルトを日本に紹介してから50年余りで、健康増進に役立つ主要な食品という認知と共に、機能や味においても大きな変化を遂げました。ヨーグルトをめぐる環境は激変したと言っていいでしょう。

発売から現在に至るまでのパッケージの変遷を展示

「こんなにも味が変わっていたなんて!」と驚きの声も

 今回の食べ比べでは、50年前の製法を再現したヨーグルトを用意し、進化した現在の「明治ブルガリアヨーグルト」との違いを、万博来場者のみなさまに味わっていただきました。発売当時の商品を食べた記憶のある方も、初めての方も含め、計238名の方に、75.6%の方が「いまのブルガリアヨーグルトが好き」と回答。味の感想を5つの特徴で尋ねたところ、「おいしい」「食感がなめらか」「後味すっきり」「コクがある」ともに7割以上の方が「そう思う・ややそう思う」と答えています。

自由回答では「食べ比べ、貴重な体験でした!」「とても食べやすくなっているのがわかりました」などのほか、「50年前のヨーグルトもおいしかったので販売してほしい」という声も。

今回の食べ比べ体験により、同じプレーンヨーグルトでも、製法の違いなどで味のバラエティがあることを体験し、改めてヨーグルトへの関心を持っていただく機会になりました。

<食べ比べ体験者の声>

〇大阪市在住・60歳女性:「昔の方は酸っぱくて、こんなにも味が変わっていたのかとびっくりしました。今の方が味が濃厚で、舌触りもなめらか。ムースみたいでやわらかく食べやすいです。当時はいまのように日常食という感じではなく、外国の女性が出ているCMで、高級感、特別感がありましたね。これが本場のヨーグルトなんやなあと思った記憶があります。セットでついていた顆粒の砂糖も珍しく、食べるのが楽しみでした。いまはバナナや冷凍のブルーベリーと合わせてよく食べています。ヨーグルトを食べると、それだけで乳酸菌を摂って、元気に健康になった気がしますね」

〇東京都在住・44歳母、13歳と10歳の息子:酸っぱいのが苦手というお兄ちゃんは「50年前の方は好きじゃない」と渋い顔。一方お母さんと、弟さんは「酸っぱいのが好きなので、50年前の味はけっこうおいしく食べられる。自然な感じの味で好み。どっちもおいしい」と、いずれも高評価でした。

〇大阪市在住・51歳女性:「50年前のは酸っぱいのと、サラサラした食感に違いを感じました。いまの方は牛乳感が強くてコクがあり、まろやかですね。そのままならいまの方が食べやすいけど、昔の方はドレッシングなんかにするとよさそう」

〇福岡県在住・36歳女性:「普段からプレーンヨーグルトを料理に使ったり、小さいカップのタイプのものを子どもと食べたりしています。50年前の方は、酸味を感じましたが、驚くほど酸っぱいというほどでもなかったです。今日食べたのは、どちらもお砂糖なしでもいただけますね。子どもも喜んで食べました」

食べ比べセットの配布を始めると、すぐに行例ができるほど大盛況

腸にいいだけじゃない!栄養のプロも認めるヨーグルトの実力とは

 「未来の栄養・食のデモンストレーション」(開催期間:8月3日(日)~9日(土))を主催した、公益社団法人日本栄養士会の下浦佳之専務理事は、食文化としてのヨーグルトについてこう語ります。

 「ヨーグルトの健康価値は、腸を整える発酵食品であることはもちろん、たんぱく質やカルシウムなど不足しがちな栄養素がまとめて摂れる食品であるという点に注目したいですね。日本人は体質的に牛乳が苦手な方が多いですが、ヨーグルトなら食べられるというケースが多いのもポイントで、世代を問わず広くおすすめできます。今回、当会と全国の栄養士会の企画のひとつとして、全国各地の郷土料理とWWF UK※が提唱する未来の食材をかけ合わせた"未来に残すべき和食"を考案し、展示しました。プレーンヨーグルトは、西洋から伝わったものですが、発酵食品で酸味があり、脂っぽくもないので、実は和食とも相性がいい。調理の必要がなく、手軽に摂れるので、非常時の栄養補給にも活用されています。これからますます伸びていく食品でしょう」

※WWF UKとは、World Wide Fund for Nature(世界自然保護基金)のイギリス支部のこと

 イベントブースには、「未来に残すべき和食」や「100歳までに食べる健康な食のオブジェ」の展示がありました。こうした和食とヨーグルトのコラボレーションが行われていくことで、健康的な食がさらに発展する期待がもたれます。食の未来を考える、意義深いイベントが展開されました。

全国都道府県の栄養士会が考案した、48都道府県の郷土料理「未来に残すべき和食」
100歳までに食べる健康な食のオブジェ

日本中の健康増進に寄与するヨーグルトの未来

 食の未来――その一翼を担うのがヨーグルトの未来です。

 当社では「ヨーグルトで街にミライをプロジェクト」と題し「すべての世代が健やかに安心して暮らせる街づくり」へ向けて、健康増進の取組みを始めています。千葉県柏市の柏の葉スマートシティでは、「あるいて、たべて朝腸活!ウォーキングルト」や、腸と骨のセルフチェック「チェッキングルト」を実施。ヨーグルト摂取を含む各種活動の実証実験「ウェルビー・リサーチ」も、この7月から展開しています。ひとりひとりの健康づくりはもちろん、街全体、ひいては日本中の健康増進にヨーグルトが寄与する未来図を、当社は描いております。

 「明治ブルガリアヨーグルト」50年の歴史で培われた技術とブランド力を糧に、次世代へのコミュニケーションを充実させていくことも課題です。ヨーグルトの食シーンの拡大を目指した食事領域における商品開発や、体だけでなく心も満たす食品として幅広い世代から愛されるポジションの確立を目指します。次の50年を経て発売100周年を迎える時、その味や機能、社会での役割はどんな変化を遂げているでしょうか。「明治ブルガリアヨーグルト」が紡ぎ出す豊かな未来にぜひご期待ください。

「明治ブルガリアヨーグルト」歴代パッケージ

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会社概要

株式会社 明治

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URL
http://www.meiji.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都中央区京橋二丁目2番1号
電話番号
-
代表者名
松田克也
上場
東証1部
資本金
336億4000万円
設立
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