【家の寿命を伸ばすための対策ランキング】男女170人アンケート調査
家の寿命を伸ばすための対策に関する意識調査
株式会社AlbaLink(本社:東京都江東区、代表取締役:河田 憲二)は、戸建て住宅にお住まいの170人を対象に「家の寿命を伸ばすための対策に関する意識調査」を実施し、そのデータをランキングにしました。
詳細は「空き家買取隊」にて公開。( https://akiya-kaitoritai.com/house-lifespan/ )
戸建てを購入したら、日々のメンテナンスは基本的に住んでいる人が自分で行うことになります。せっかく購入したなら、快適な状態で長く住み続けたいですよね。
では戸建てに住むにあたり、家を長持ちさせるためにはどのような工夫をしたらいいのでしょうか。
今回、株式会社AlbaLink( https://albalink.co.jp/)が運営する空き家買取隊( https://akiya-kaitoritai.com/)は、戸建て住宅にお住まいの170人を対象に「家の寿命を伸ばすための対策」についてアンケート調査を実施しました。
【調査概要】
調査対象:戸建て住宅にお住まいの方
調査期間:2024年12月22日~2025年1月4日
調査機関:自社調査
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:170人(女性100人/男性70人)
回答者の年代:20代 10.6%/30代 29.4%/40代 22.9%/50代 25.9%/60代以上 11.2%
【調査結果サマリー】
・家の寿命を伸ばすために日常的に行っている対策1位は「日々の掃除」
・家の寿命を伸ばすために業者に依頼したことは「外壁塗装」
・家の寿命を伸ばすために意識していることは「湿気を溜めない」
家の寿命を伸ばすために日常的に行っている対策1位は「日々の掃除」
戸建てお住まいの170人に「家の寿命を伸ばすために日常的に行っている対策」を聞いたところ、ダントツは「日々の掃除(57.1%)」で、6割近くの人から回答を得ました。2位「カビの除去(22.4%)」、3位「定期的な換気(21.2%)」が続きます。
日常的に、汚れや湿気対策をしている人が多数。家を清潔にして、かつ適切な湿度を保つことが、家を長持ちさせるためにできることだとわかりました。
<1位 日々の掃除>
・換気扇のフィルター掃除、家具を動かして掃除(30代 女性)
・雨樋の定期的な清掃(40代 男性)
・風呂場や脱衣所の小まめな清掃(50代 男性)
室内の掃除が行き届いていないと、「ホコリの蓄積によりカビが発生する」「エサになるものがあるので、害虫や害獣が発生する」などの被害が発生しかねません。そのため掃除を心がけている人は多くなりました。
また、換気扇や雨樋(あまどい)、水回りなど特定箇所の掃除を挙げた人も。雨樋については「気づかないうちに鳥が巣をつくっていて、大雨のときにつまって大変だった経験があり、定期的に掃除するようにしている」などの体験談がありました。
水や空気が通る場所のこまめな掃除が、長く快適に住むために大切だとわかります。
<2位 カビの除去>
・浴室のカビ取り(40代 男性)
・カビを定期的に除去する(60代以上 男性)
定期的なカビ除去を行う人も多くなっています。カビが発生すると健康被害が心配されるだけではなく、「木材が腐食する」「鉄骨が錆びる」「壁紙が劣化する」などの問題が起こり、家も傷んでしまうからですね。外壁のカビが原因で雨漏りにつながることもあります。
また浴室やキッチンなどの高額な住宅設備に発生しやすいものでもあるので、カビをしっかり落とすことで、住宅設備が長持ちしてリフォームコストを抑えられます。
<3位 定期的な換気>
・換気扇をつけっぱなしにして湿気を逃がす(30代 女性)
・換気扇や空気清浄機のみに頼らず、窓から風を通すこと(40代 女性)
・家の換気をよくしている(50代 男性)
換気しないと、「湿気が溜まってカビが発生する」「汚れた空気が出て行かない」などの問題が発生します。空気がこもることで、家が傷みやすくなってしまうのですね。
とくに高気密化が進んでいる現在の住宅では意識的な換気が重要で、24時間換気システムを備えている住宅もあります。24時間換気システムがなくても、複数の窓を開けたりサーキュレーターを補助して使ったりすることで、効率的に換気できます。
<4位 家の点検>
・雨樋の点検(20代 男性)
・掃除の際に、壊れた箇所や異常がないかを気にしています(40代 女性)
家周りの点検です(60代以上 男性)
汚れが溜まりやすい箇所やカビが発生しやすい箇所など、気になる部分の点検を行っている人もいました。
点検を単独で行っているケースもあれば、掃除のときに点検も同時に行っている人もいます。掃除と点検を同時に行うことで、日々の掃除もより丁寧に実施できそうですね。
<5位 湿気を取る>
・除湿機によるカビ対策(30代 女性)
・和室や押し入れの湿気対策(40代 男性)
除湿機や除湿剤を使って、家の中に溜まりやすい湿気を取ろうとしている人もいます。やはり湿気がカビの原因になるからでしょう。家を長持ちさせるためには、家の中の湿度を40%~60%程度に保つのがいいとされています。
とくに湿気対策が必要なのは、水回りやクローゼット・押し入れなど。また梅雨時期など季節によっても、除湿の強度には工夫が必要です。
家の寿命を伸ばすために業者に依頼したことは「外壁塗装」
・定期的に外壁塗装を依頼し、雨や紫外線から家を守るようにしています(30代 女性)
・屋根のメンテナンス。定期的に点検してもらって、必要があれば再塗装などしてもらています(40代 男性)
・10年前に外壁塗装とシロアリ防除は業者に頼みました。シロアリ防除はそろそろ再度頼まないといけないなと家族で相談しています(40代 女性)
・下水道管の掃除。目に見えて使いやすくなりました(50代 女性)
・外壁塗装は自分ではできないので、業者にお願いしました(50代 男性)
家の寿命を伸ばすために業者に依頼したことの圧倒的1位は「外壁塗装(42.9%)」です。外壁を定期的に塗り直さないと見た目がよくないほか、雨漏りや室内のカビなどにもつながります。
2位「シロアリ対策(15.9%)」、3位「家の点検(13.5%)」が続きます。以下、4位「屋根の塗装(6.5%)」、5位「配管洗浄(3.5%)」「水回りのリフォーム(3.5%)」の結果でした。
業者に依頼する内容としては、塗装やリフォームなど、大掛かりな内容が多くなっています。例えば外壁・屋根塗装など高いところで作業するものは、素人では危険なので業者に依頼することになります。
また「シロアリ対策」「配管洗浄」など、普段なかなか見られず手が届かないような部分のケアも、業者に任せている人が多いとわかりました。
一方で「業者に任せている対策はない」と回答した人も31.2%と3割を超えていて、理由としては「お金がない」などが挙がっています。
家の寿命を伸ばすために意識していることは「湿気を溜めない」
「家の寿命を伸ばすために意識していることは何か」という質問には、1位は「湿気を溜めない(63.5%)」と回答した人がもっとも多く6割を超えました。2位「清潔を保つ(25.9%)」、3位「丁寧な行動(20.0%)」が続きます。
日常よくしている対策と同様に、湿気と汚れを意識している人が多くなりました。また「丁寧な行動」「家の観察」「早めの修理」など、こまめな気遣いや行動を心がけている人も多いのが特徴です。
<1位 湿気を溜めない>
・湿気を溜めないように、こまめに換気する。水分を拭き取ってから玄関に入る(30代 女性)
・押し入れなどの収納も含めて、定期的な換気で風を通す。お風呂・洗面所やキッチンのシンクなどの使用後は、水分が残らないように拭き取る(40代 女性)
・湿気を溜め込まないように、除湿剤をポイントごとに設置している(50代 男性)
結露や水回りに残る水滴をこまめに拭き取ったり、換気をしたり、除湿剤を使ったりなど、湿度管理を心がけている人が多いとわかります。窓を開けて換気しても、結露が残っていると窓枠にカビが発生してしまう可能性もあるため、換気・ふき取りのどちらも大切です。
また「風通しをよくするために、物を溜め込まないようにしている」という声もあり、家財の量に注意している人もいます。
<2位 清潔を保つ>
・とにかく掃除をして、劣化しないように気をつけています(20代 男性)
・排水溝の定期的な掃除、住宅設備のこまめな掃除(30代 女性)
・断捨離を心がけ、不用品を溜め込まないようにし、掃除しやすい環境を保っている。キレイな部屋にしているとカビにくいし、カビてもすぐに対処しやすい(40代 女性)
清潔を保つための工夫としては、「掃除」「移動させやすい家具を使う」「物を溜め込まない」などが挙げられました。こまめに掃除するためには、掃除しやすい環境づくりも大切だとわかります。「掃除道具はいいものを使う」という声もあり、掃除を楽にしてくれるグッズ選びもポイントと言えます。
なお家の外に関しては「草むしり」「適度な剪定」なども、清潔な環境を保つために重要な作業です。
<3位 丁寧な行動>
・かなり古いので、とにかく優しく大切に気をつけて生活しています(20代 女性)
・ドアなどはゆっくり静かに閉める(40代 男性)
・室内の移動はなるべく静かに行い、必要以上に衝撃を与えない(50代 男性)
ドア・窓の開閉を静かに行い、建付けの悪化を予防している人も多くなっています。引き戸が強く当たらないようにブレーキを調整するグッズなどを活用している人もいます。
また「床を優しく踏む」「家財や住宅整備を酷使しない」といった工夫も寄せられました。
<4位 家を観察する>
・不要なものを置かず、違和感に気づきやすくする(30代 男性)
・「おかしな部分はないか」「変な音がしないか」など、気を配る(50代 女性)
・常に自分の目で家の周りを確認して回ることです(60代以上 女性)
「家が汚れていないかな」「傷ついていないかな」など、チェックする意識をもっている人もいます。素人では高いところに登ったり排水管の中を見たりすることはできませんが、内装や外壁は比較的簡単にチェックできます。
また臭いや音で異常に気づくこともありますので、自主点検は重要な心掛けです。自主点検をしやすくするために、物を減らしている人もいました。
<5位 早めの対応>
・不調を感じたら、すぐ業者に見てもらう(30代 女性)
・水回りの不具合があったら、すぐ部品交換などを業者に頼む(40代 女性)
・不具合のあるところは早めに補修する(60代以上 男性)
自主点検や普段の生活で異常や不調に気づいたら、早めに対応するよう心がけている人もいます。「まあ大丈夫だろう」「そのうち業者にお願いしよう」などと放置していると、傷みが広がって重症化することも考えられるからですね。ガスや電気に関連する部分の不具合だと、放置することで事故につながる可能性もあります。
「ハウスメーカー・工務店」「リフォーム会社」「ガス設備の会社」など、変だなと思ったときにすぐ連絡・相談できる相手をつくっておくとよいですね。
まとめ
戸建て住まいの人が家の寿命を延ばすために意識していることは、主に湿気と清潔さでした。そのため日常生活では換気や掃除を心がけて行っている人が多くなっています。また掃除・換気や点検をしやすくするために、物を減らしている人も複数いました。
一方で外壁塗装など大掛かりな作業は、業者に依頼しないと難しいもの。そのため「外壁塗装・屋根塗装」「水回りのリフォーム」などについては、業者に依頼している人が多くなっています。
お金がなくて業者には頼めていないという意見もありましたが、塗装を定期的に実施することで家が長持ちします。戸建てを建てる・買うときには、長期的なメンテナンスコストも考慮し、メンテナンス時期に向けて計画的に資金を準備しておくのがおすすめです。
※全ての集計結果データは以下から閲覧可能です。
URL:https://akiya-kaitoritai.com/house-lifespan/
空き家買取隊
株式会社AlbaLinkが運営する訳あり不動産の情報メディア。何かしらの「ワケ」があって売れない不動産の問題解決方法や、運用方法に関する情報を発信中。記事は専門家により執筆されており、信頼性の高い情報をわかりやすく届けることをコンセプトにしています。無料相談はもちろん、サイトを通じての直接買取にも対応しています。
https://akiya-kaitoritai.com/
株式会社AlbaLinkについて
AlbaLinkは、「事業を通じて未来をつなぐ」をコンセプトに、訳あり不動産の買取再販業を行う不動産会社です。事故物件、共有持分、空き家、底地借地など権利関係の難しい物件などをメインに取り扱い、不動産問題に悩むすべての方に手を差し伸べます。
会社概要
会社名:株式会社AlbaLink
代表者:代表取締役 河田 憲二
所在地:〒135-0047 東京都江東区富岡2-11-18 リードシー門前仲町ビル6F
設立:平成23年(2011年) 1月
資本金:2,400万円
URL:https://albalink.co.jp/company/
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像