【長野高専】技術でみんなを幸せにしたい!クラウドファンディング達成報告
~ 支援募集中「GoodMorning」にて 10/1(土)まで ~
独立行政法人国立高等専門学校機構 長野工業高等専門学校(長野県長野市 校長:江﨑尚和 以下「長野高専」) は、GEAR5.0プロジェクトで開発した支援機器を、それを本当に必要とする人の元に届けるため、「支援機器開発体験ワークショップ」を開催してきました。この活動を継続して行うため、クラウドファンディングサービス「GoodMorning」にて、令和4年10月1日(土)まで、次年度の活動資金を募集しております。
- 募集ページ(CAMPFIRE) https://camp-fire.jp/projects/view/603046
【達成報告と次の目標】
【技術でみんなを幸せにしたい!】のクラウドファンディングは、令和4年7月14日より募集を開始して、8月1日に目標金額に達成しました。延べ14名の方からご支援いただき、本活動について広めて下さった皆さま・ご寄付くださった皆様には、心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。皆さまからのご支援により、次年度のワークショップが実施されることとなりました。クラウドファンディングは令和4年10月1日(土)まで継続しています。引き続き応援よろしくお願いいたします。
目標金額を上回った分に関しましては、本ワークショップを長野県だけでなく、全国へ広げるための活動資金とさせていただきます。国立高専は全国に51高専(55キャンパス)あり、他県の高専とのコラボ企画として本活動を全国へ広げていきたいと考えております。
皆様からのさらなるご支援を心よりお待ちしております。
【クラウドファンディング概要】
・タイトル :技術でみんなを幸せにしたい!
・クラウドファンディングサイト:「GoodMorning」
・募集期間 :令和4年7月14日(木)~10月1日(土)(79日間)
・目標金額 :15万円
・資金使途 :次年度の「支援機器開発体験ワークショップ」の開催費(主として部品代)
・形式 :寄付型
・寄付金額 :1口3,000円
※複数口ご寄付いただくこともできます。
【ワークショップについて】
〇支援機器開発体験ワークショップとは?
長野高専では、国立高専機構の「Society5.0未来技術人財育成事業・GEAR5.0(※)」の「介護・医工」分野において協力校として活動しています。高専教員と学生が、地域の支援技術(AT)に関わる当事者・支援者・関係者の協働の場作りを目的に、定期的に実施しております。
この活動は、内閣府が掲げる「年齢や障がいの有無等にかかわりなく安全に安心して暮らせる「共生社会」の実現」の一助になると考えており、継続的な活動をするためには、開発費とワークショップの部品代が必要です。
【開発機器の紹介】
〇触るスイッチ
「触るスイッチ」は、脊髄性筋萎縮症I型(SMA I型)のお子さん向けに数年前に作ったものをもっと広く困っている人に使ってもらいたくて、設計をし直して開発したものです。
SMAは、体幹や四肢の筋力低下、筋萎縮が進行する難病で、特にI型は生後6ヶ月までに発症するため、人工呼吸器が必要で基本的に全介助です。
でも、なにかコミュニティケーションが取れないかという相談を受けて、わずかに動く部位を使い、スイッチひとつで操作できるものを操作可能にするのが「触るスイッチ」です。
・触るスイッチ – YouTube
https://youtu.be/RJbn5l1P8jE
〇こころトーク
「こころトーク」は、生まれながらにして発話が困難な人や、人前で話すことがとても苦手な人たちに向けて作られました。これも大事なコミュニケーション手段の一つで、誰とも話ができないと生活ができません。でも、もし、「こころトーク」を上手に使いこなせれば、自分の気持を相手に伝えることができるようになります。
「こころトーク」は、市販のUSBキーボードを接続して使います。USBキーボードを接続して、キートップの平仮名を入力します。平仮名がわかれば、入力することができます。
・こころトーク- YouTube
https://youtu.be/sxkVQ5z_qHc
※GEAR5.0プロジェクト
国立高専機構の「Society5.0未来技術人財育成事業・GEAR5.0」の「介護・医工」分野において、「持続可能な地域医療・福祉を支えるeAT-HUB構想とAT技術者育成による共生社会の実現」をテーマとした事業であり、熊本高専を中核拠点校、長野高専を拠点校として令和2年度より開始をしている事業です。
プロジェクトHP: https://www.nagano-nct.ac.jp/research/gear5/
GEAR5.0プロジェクトについて:https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/gakumu/Society50_KOSEN_GEAR5.0.pdf
※eAT-HUB構想
従来の支援技術(AT)が対象心身機能の障がいに加えて、障がい者を取り巻く環境や社会も対象にした、共生社会形成を支援することを目標とし、GEAR5.0プロジェクトの拠点校を設置し、全国高専のネットワークを通じて共生社会の形成を支援する構想。
【長野工業高等専門学校について】
長野工業高等専門学校は、深く専門の学理、技術を教授し、職業に必要な能力を育成することを目的として、昭和38年(1963年)4月に開校しました。卒業生は9,000名を超え、理工系の早期一貫教育を行う高等教育機関として産業界等から高い評価を得て今日まで発展してきました。また、近年では複数の工学分野を融合させて問題解決する場面も多く、分野横断的に工学を学ぶ必要性が高いため、そのニーズに応えるべく令和4年(2022年)に従来の5学科が「工学科」の1学科に再編されました。
【学校概要】
学校名:独立行政法人国立高等専門学校機構 長野工業高等専門学校
所在地:長野県長野市徳間716
校長名:江﨑尚和
設立:1963年
URL:https://www.nagano-nct.ac.jp/
事業内容:高等専門学校・高等教育機関
【本リリースに関する報道お問い合わせ先】
独立行政法人国立高等専門学校機構 長野工業高等専門学校
総務課研究協力・産学連携係
TEL:026-295-7134 (お申し込みに関すること)026-295-7561
Email:kenkyu@nagano-nct.ac.jp
~2022年度、高等専門学校制度は創設60周年を迎えます~
https://www.kosen-k.go.jp/Portals/0/60th/
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