名古屋商科大学ビジネススクール 令和6年度入学式および新たな専任教授2名の着任

学校法人栗本学園

名古屋商科大学ビジネススクールでは、令和6年度4月新入学生を迎えた入学式を4月1日、日進キャンパスで学部新入生との合同により盛大に挙行しました。この度、令和6年度4月に新たに入学した学生は173名、総在籍者数は4月1日時点で34か国124名の外国籍学生を含め、577名となりました。入学式では、学部・ビジネスススクールの新入生に向けて、栗本博行学長からの挨拶が行われ、また特別来賓として招待された、タイ王国・タマサート大学のピポップ・ウドルン副学長からも祝辞が述べられました。

2024年4月1日(月)本学日進キャンパスにて

■栗本学長の式辞及び特別来賓の祝辞

栗本博行学長の式辞では「名商大とは何か」「MBA教育」「幸せのあり方」の3つのテーマについて述べられ、1953年開学以来一貫して実学教育を提供し、ケースメソッド教育や海外提携校、リーダー教育と、常に開拓者精神を追求し社会に貢献する使命を実現してきた本学では、正しい「答え」ではなく正しい「問い」を導くこと、正解を選択する方法ではなく選択を正解にする姿勢が大切であると語られました。

また、ゲストスピーカーとして、アジアを代表するビジネススクール タマサート大学副学長のピポップ・ウドルン博士をお招きしました。ウドルン博士からは、新入生に対して現代社会の複雑な課題を乗り切るための5つの指針を盛り込んだ訓示とご祝辞をいただきました。

ピポップ・ウドルン博士(タマサート大学副学長)

■ 加登 豊 教授(経営分析)、 Rebecca Kim 教授(国際経営)の2名が専任教員として新たに着任

令和6年4月1日付で本学ビジネススクール会計ファイナンス研究科の教授として着任した加登豊教授は、「Managerial Decision Making」、「Designing & Executing Strategy」ならびに会計学に関する修士論文指導を担当します。また、本学着任前より長年にわたって塾長を務めてきている「逸品塾」の活動を本学の「実践逸品塾」に統合して引き続き「逸品塾」の代表者としての貢献が期待されています。

Rebecca Kim教授は、同年4月1日付で、本学ビジネススクールマネジメント研究科の教授として着任、 英語プログラム(MBAおよびMiM)において、の「Business Issues & Ethics」ならびに「International Management」を担当します。Kim教授が本学教員の一員として加わることで、教員の多様性、特に女性教員の比率がさらに高まりました。

加登 豊(カト ユタカ)

名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科 教授

1976年神戸大学 経営学部 卒業

1978年神戸大学大学院 経営学研究科 博士課程前期課程修了

1996年オックスフォード大学 (Visiting Professor, School of Business Studies, Templeton College) 

2010年神戸大学経営学部 学部長/神戸大学大学院経営学研究科 研究科長 

2017年同志社大学大学院ビジネス研究科 研究科長

神戸大学経営学部卒業、神戸大学大学院経営学研究科にて修士号および博士号を取得。その後大阪府立大学、神戸大学で教鞭をとる傍ら、ノースカロライナ大学、コロラド大学、サンディエゴ州立大学、ゲント大学、ロンドンスクールオブエコノミクス、オックスフォード大学、マンチェスター大学、シェフィールド大学にて客員研究員として研究に従事。 神戸大学大学院経営学研究科教授(元研究科長)、 同志社大学大学院ビジネス研究科 研究科長を経て2024年度より名古屋商科大学経営大学院(ビジネススクール)教授。

現在、小野薬品株式会社取締役(独立役員)、神戸すまいまちづくり公社評議員、日本貨物鉄道株式会社第三者委員会委員長、石原ケミカル株式会社独立委員、『メルコ管理会計研究』編集委員を兼務。神戸大学名誉教授。元日本原価計算研究学会 理事長、 日本管理会計学会理事、常務理事、副会長等を歴任。

■担当科目

Managerial Decision Making、Designing & Executing Strategy、修士論文指導

■主な研究業績・著書

日本語著書(単著・共著)

・『実務に活かす管理会計のエビデンス』(中央経済社、2022)

・『管理会計入門』(日本経済新聞出版社、2017)

・『原価計算の知識』(日本経済新聞出版社、2012)

・『管理会計研究のフロンティア』(中央経済社、2010)

・『経営パワー大全 : 最強起業家に学ぶ、戦略と実行のマネジメント』(日本経済新聞社、2003)

・『グローバル経営会計論』(税務経理協会、1997)

日本語学会論文

・「査読付き学術雑誌の査読制度に関する座談会」『メルコ管理会計研究 15(1) 69-80』(2024年)

・「「異動」による人材育成とBSC-管理会計と組織行動の架橋研究を目指して- 」『原価計算研究 46(1) 88-101』(2022年)

・「アクテック株式会社におけるアメーバ経営の導入-経時的事例研究」『原価計算研究 46(2) 15-26』(2022年)

・「BSCによる人材育成は可能か:管理会計と組織行動の架橋研究」『同志社ビジネススクール ディスカッション・ペーパー・シリーズ DBS 2021(04) 1-32』(2021年)

・「売上総利益に基づく経営判断の問題点とその克服―販売費・一般管理費へのABC適用」『原価計算研究 43(1) 45-56』(2019年)

・「BSC導入方法論の検討 : 「逸品」ものつくり経営塾におけるオープン・イノベーションの仕組み」『原価計算研究 39(2) 78-90』(2015年)

Rebecca Chunghee Kim

名古屋商科大学大学院 マネジメント研究科 教授

2004年Korea University, Korea, Management, Organizational Behaviour 

2005年University of Strathclyde, UK, International Management, International Management 

2009年University of Strathclyde, UK, Management, Management Research

2013年Associate Professor, Ritsumeikan Asia Pacific University, Japan 

2013年Assistant Professor of CSR and International Management, University of Nottingham Malaysia

英国チェブニング奨学生として英国のStrathclyde Business Schoolで修士号を取得し、同大学で博士号を取得。韓国のイスラエル大使館や韓国自治体国際交流財団、Young Astronauts Korea Nsyscom株式会社での実務経験を経て、立命館アジア太平洋大学の准教授として着任。その後、同大学の教授として、立命館アジア太平洋研究センターの副センター長、メディアセンターのセンター長の他、カリフォルニア大学バークレー校での客員研究員を歴任。2024年度より名古屋商科大学経営大学院(ビジネススクール)教授。研究分野は、​​​​​​​​​​​​​​​​​​ビジネス倫理と国際経営で、世界中の研究者や実務家との共同研究を通じて、グローバルCSR、ESG、資本主義に関する国際的な研究に力を入れている。

■担当科目

・Business Issues & Ethics、International Management

■主な研究業績・著書

・『Creating Shared Value』(UK: Edward Elgar Publishing、2023)

・『The UK as a CSR Pioneer under Ethical Underpinning』(文進堂、2023)

・『When Corporate Social Responsibility Meets COVID-19』(Korea: Pakyoungsa、2021)

・『Corporate Social Responsibility (CSR) Practice and Implementation Within the Institutional Context: The Case of the Republic of Korea, Chapter 4 pp. 65-82.』(Springer、2014)

■論文

・Kim, R.C. (2022). Rethinking corporate social responsibility under contemporary capitalism: Five ways to reinvent CSR, Business Ethics, the Environment & Responsibility [SSCI], 31(2), 346-362. 

・Yoshiki, S. & Kim, R. C. (2022). Sanpo-Yoshi and Corporate Social Responsibility in Japan, Strategic Analysis, 46(4), 403–415.

・Kim, R.C., Saito, A., & Avvari, M. (2021). Interpretation and integration of “creating shared value” in Asia: implications for strategy research and practice, Asian Business & Management [SSCI], 19, 379–406.

・Kim, R.C. (2018). Can Creating Shared Value (CSV) and the United Nations Sustainable Development Goals (UN SDGs) Collaborate for a Better World? Insights from East Asia, Sustainability [SSCI], 10(11), 4128.

■名商大ビジネススクールについて

1990年に設立され、土日のみでMBAを取得可能な教育課程(日本語・英語)をはじめ、税理士養成課程など、社会人を対象とした実践的なケースメソッドによる経営教育を展開。AACSB、AMBA、EQUISといった三大国際認証を全て取得した国内唯一のトリプルクラウン校として、世界標準の経営教育を東京、大阪、名古屋で実施。2022年10月には世界のトップビジネススクールで構成するPIM(Partnership in International Management)の正会員として承認されました。また、MBAに関する世界三大ランキングとして知られるQSとFTより国内第1位と評価されています。

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会社概要

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URL
https://www.nucba.ac.jp/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
愛知県日進市米野木町三ヶ峯4-4
電話番号
0561-73-2111
代表者名
栗本博行
上場
-
資本金
-
設立
1935年03月