品川歴史館でリニューアル特別記念展「品川の海と海苔」開催
~今では見ることができない品川の海苔作りの様子を紹介~
品川区は1月18日から「品川歴史館」(大井6‐11‐1)で、リニューアル特別記念展「品川の海と海苔」を開催しています。
今では見ることができない品川の海苔作りの様子を、写真や古文書、生産道具を通じて紹介します。
品川区立品川歴史館
https://www.city.shinagawa.tokyo.jp/jigyo/06/historyhp/hsindex.html
海苔乾かしの風景
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品川の海苔作りについて
品川の海では、江戸時代から南品川猟師町や大井御林猟師町などで漁業を営む人々により、養殖海苔の生産が行われ、江戸前の名物になっていました。
明治時代からはさらに盛んになりましたが、大東京港建設という目的のため海の埋め立てが進み、1961(昭和38)年、その幕を閉じました。
竹内重雄 「海苔業 (二) 海苔漉き」 1919(大正8)年(品川歴史館所蔵)
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「品川の海と海苔」について
本展では、養殖海苔が盛んだった江戸時代の海苔作りについて、海苔の種類、海苔漁業の展開、海苔養殖の道具、海苔網などを展示しています。海苔を作るためのヒビを立て、林立するヒビの中をベカ船や海苔下駄などで廻りながらの海苔採取、浜辺での海苔干しなどの様子を紹介します。
関連イベントとして、大田区立郷土博物館学芸員の乾賢太郎さん、大森海苔のふるさと館職員の五十嵐麻子さん、品川歴史館の中元幸二学芸員による講演会「品川の歴史・生産・流通」(2月16日)や、中元学芸員による展示解説「特別記念展『品川の海と海苔』の見どころ」(3月22日)も予定しています。
坂本道夫氏収集資料 絵葉書「(東京名所)品川」
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開催概要
会場:品川歴史館 1階特別展示室(大井6-11-1)
期間:令和7年1月18日(土)~3月23日(日)
開館時間:9時~17時(入館は16時30分まで)
休館日:毎週月曜日(2月24日は開館)、2月25日(火曜日)
展示内容:1.品川の海でつくられた海苔の歴史
2.海苔づくりのサイクルと道具
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