【調査協力のお願い】映画スタッフ「データベース登録」および「実態調査アンケート」の実施について

映画スタッフアンケートとデータベース登録で人材不足・労働環境の改善と次世代育成を目指す

特定非営利活動法人映像産業振興機構（略称：VIPO［ヴィーポ］、理事長：松谷孝征、東京都中央区）では、文化庁の補助金により日本芸術文化振興会に設置された文化芸術活動基盤強化基金（通称：クリエイター支援基金）を活用した事業の一環で、映画業界の抱える課題解決と海外展開を視野に入れたプログラム開発を目的とした新たな取り組みを開始いたしました。

本事業では、映画業界が抱える「人材不足の解消」や「労働環境の改善」を目指し、キャリアや統計を可視化する新たなデータベースの開発と、研修プログラムの開発に向けた職能別ニーズ調査（アンケート）を実施いたします。

本取り組みを、業界全体の改革と次世代育成の確かな第一歩としていくべく、皆様からの積極的なご回答・ご登録に加え、周囲の方々への周知のご協力を心よりお願い申し上げます。

1. 映画スタッフアンケート

本アンケートは、今後開発予定の主に映画技術スタッフ向けの研修プログラムに関して、職能別のニーズや課題点を把握し、人材不足の改善に貢献するとともに、現場で必要とされている内容や世界に通用する実践的な研修プログラムを開発するための基礎資料とすることを目的として実施します。

アンケート調査の結果から、以下の3つを導き出すための基礎データを構築します。

１）現場の「不満」を「改善」へ ：労働環境や待遇の課題を「公式データ」化し、待遇改善・育成機会提供への具体的なロードマップを作成します。
２）世界標準のスキルを学ぶ機会：現場が必要とする技術を特定し、海外挑戦に繋げるための「実践的な研修プログラム」を開発・提供します。
３）次へのキャリアパスを拓く：キャリアの停滞を打破し、国際共同製作への参加など「新しい道筋」を業界全体で構築します。

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2. 映画スタッフデータベース登録フォーム

映画業界の「人材不足解消」や「労働環境改善」といった長年の課題解決をめざし、スタッフのキャリアや職種別人口統計を収集・可視化する新たなデータベースを開発し、具体的な数値に基づく施策推進の基盤とします。また、データベースは、統計データの収集にとどまらず、登録者のキャリアを支援するプラットフォームへと進化させていくことを検討しています。

将来的には、個々のスキルレベルや職能に直結する研修プログラムの最適な情報提供を行うとともに、経験や技術に見合った新たなプロジェクトやポジションへの人材マッチングを実現するなど、業界内でのキャリアパスを具体的に拓く活用を推進してまいります。

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【主催・お問い合わせ先】
特定非営利活動法人映像産業振興機構（VIPO）
[e-mail]

【助成】

文化芸術活動基盤強化基金（クリエイター等支援事業［育成プログラム構築・実践］）｜独立行政法人日本芸術文化振興会