ヴァレオ、IAAモビリティ2025で次世代車両向けの技術を発表

ヴァレオは、より安全で持続可能で、パーソナライズされたモビリティを実現するハードウェア、ソフトウェア、AI のイノベーションを披露

ヴァレオグループ

世界中の自動車メーカーとニューモビリティプレイヤーの主要な技術パートナーであるヴァレオは、9月8日から12日まで独・ミュンヘンで開催されるIAA MOBILITY 2025に出展します。ヴァレオは、ミュンヘンメッセのホールA1のブースB01で、アップデート性、アップグレード性とパーソナライゼーションの可能性を拡げる新世代のソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)の設計・開発を加速する最新のテクノロジーを公開します。

ヴァレオの展示では、先進運転支援システム(ADAS)、革新的な電動車ソリューション、スマートなライティング、次世代のインテリア・エクスペリエンスに焦点を当てます。また、ヴァレオは、世界規模でより効率的で、より安全で、脱炭素化された交通手段を実現するための最新の取り組みも紹介します。

IAA MOBILITY 2025 におけるヴァレオブースの詳細については、以下のリンクよりプレスキット(英文)をご覧ください。

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IAA MOBILITY 2025 ヴァレオブース

ソフトウェア・ディファインド・ビークル(SDV)の主要パートナー

SDVへの移行は、自動車業界におけるオープンイノベーション、共同開発、そしてビジネスモデル変革の新たな時代を告げるものです。

IAA MOBILITY 2025において、ヴァレオは没入型マルチメディア体験を通して、そのビジョンと包括的なSDVソリューションを紹介します。このデモンストレーションでは、エンドユーザー向け機能からデジタルテストを含む完全なエコシステムの統合まで、包括的なソフトウェア・ソリューションであるヴァレオanSWerを展示し、既に路上で稼働しているSDVアプリケーションと、次世代の車両に向けた未来を見据えたソリューションを紹介します。


ヴァレオは、業界屈指のセンサーと組み込みソフトウェアのポートフォリオとアップグレード可能なコンピューティング・ユニットのラインアップ、そして車両のライフサイクル全体にわたって進化するよう設計されたテクノロジーを紹介します。これらのイノベーションにより、ハードウェアを変更することなく、新たな安全性、快適性、パーソナライゼーション機能を追加できるようになります。


注目すべき製品としては、レベル3以上の機能を実現する鍵となるヴァレオ SCALA™ 3 LiDAR、そしてリアルタイムの車両データを活用して効率的なロードサイド・アシスタンスと予知保全を実現するリモートサポートソリューションであるヴァレオ Assist XRなどが挙げられます。

ヴァレオはまた、安全性とパーソナライズされたドライビング・エクスペリエンスを向上させるアップデート可能な機能を実現するADB(アダプティブ・ドライビングビーム)高解像度スマート・ライティング・システムを展示します。さらに、ヴァレオはHDデジタルシグナリングにおけるイノベーション、具体的には、車両にリッチでダイナミックな情報を表示するLextarとの共同開発によるミニLEDベースのソリューションも発表します。

モビリティの電動化:充電器から道路まで

ヴァレオは、スマートでシームレス、そして効率的な自動車の電動化を目指しています。IAAモビリティ2025では、充電システムから車載熱管理、そしてさまざまな用途に合わせたコンパクトなパワートレインまで、ハードウェアとソフトウェアの両面からソリューションを網羅した、電動モビリティに関する包括的なビジョンを提示します。

ハイライトは、完全なコネクティビティ、リアルタイム・モニタリング、そしてV2G(Vehicle-To-Grid)対応を備えた新世代AC充電ステーションValeo Ineez™です。V2Gは、ヴァレオの新しいコンパクトでモジュール式の高電圧オンボードチャージャー(OBC)の設計にも組み込まれています。これらのソリューションを組み合わせることで、車両は真のモバイル・エネルギー・ハブへと変貌を遂げます。

また、あらゆるタイプの電動車両に、効率的でコンパクトなモジュール式の熱管理を可能にする、高度なハードウェアとソフトウェアシステムも紹介します。展示では、どの季節でも最適なエネルギー効率を確保するヴァレオ・スマート・サーマル・マネージメント・ソリューションヴァレオPredict4Rangeソフトウェアと組み合わせることで最大24%の航続距離を延長)や、バッテリーの安定性と安全性を高める液浸冷却技術などを展示します。


ヴァレオはまた、発進、加速、高速走行時の効率を向上させる2速高電圧eAxleシステムや、都市部の軽量モビリティ向けに設計されたすぐに搭載可能な48VパワートレインeAccessなど、ハイブリッド化による排出量と燃費の削減を支援する自動車メーカー向け技術も展示します。

スマートでパーソナライズされた、人間中心のキャビン

インテリア関連では、没入型の次世代インフォテインメント・ディスプレイであるヴァレオ・パノビジョンと、Unityとの提携により開発された、ライブビデオと車両に搭載された既存のADASセンサーからのリアルタイムデータを組み合わせた初の自動車用拡張現実(XR)ビデオゲームであるヴァレオ・レーサーなど、安全性と体験を融合させた技術を展示します。

バイタルサインと注意レベルを追跡し、快適性と安全性を向上させる先進的なドライバーモニタリングシステムも紹介します。


ヴァレオは、ドライバーの反応時間を向上させることで視界を改善し、制動距離を短縮するAquablade™ワイパーブレードも紹介します。

最後に、ヴァレオはミュンヘンで初めて、次世代ステアリングホイールを発表します。この新しいプロトタイプは、ステアバイワイヤ技術によってホイールの回転が少なくなり、ユーザーエクスペリエンスが向上するという、ヴァレオの未来へのビジョンを示しています。

持続可能なモビリティ:生産からライフサイクルの終わりまで

ヴァレオは、CO2排出量の削減だけでなく、車両のライフサイクル全体を考慮することで、モビリティの環境負荷低減に取り組んでいます。IAA MOBILITY 2025では、持続可能な自動車モビリティの3つの柱である、クリティカルな原材料の使用量削減、部品の長寿命化、設計段階からのライフサイクル管理の組み込みといった取り組みについて、具体的な取り組みを紹介します。注目すべき展示としては、マーレと共同開発した永久磁石を使用しない新世代モーター「iBEE(インナーブラシレス電気励磁)」や、インバーターやコンプレッサーなど、ヴァレオグループの幅広い再生部品のポートフォリオなどが挙げられます。

お見逃しなく:

9月8日(月)

午前11時~午後12時30分:ヴァレオCEO クリストフ・ぺリヤによる記者会見(15分間、正確な時間は7月中に主催者より確定)

9月10日(水)

午前10時45分:ヴァレオCEO クリストフ・ぺリヤによる基調講演

9月9日(火)~12日(金)

午前10時~午後6時:ヴァレオブースにてデモカーの試乗(ご予約はヴァレオジャパン広報まで)

  • パノビジョン・デモカー:乗員に没入型のドライブ体験を提供しつつ安全性も向上させるヴァレオの革新的なインフォテインメントとナビゲーションの組み合わせ。

  • MakeSenseデモカー:ユーロNCAPの次期要件に合わせて開発された、ヴァレオの最新の車内センシングポートフォリオ。センサー・フュージョンとAIを活用し、車内、ドライバー、乗員をより深く理解する高機能なレベルを提案するヴァレオの能力を実証。

  • ヒドゥン超音波センサー・デモカー:ドア前方の物体を検知し、安全な開度を自動計算することで事故のリスクを軽減する、ヴァレオの次世代ヒドゥン超音波ドア保護システム。

  • パーキング・デモカー:ヴァレオのスケーラブルな駐車構成。車両セグメント、OEM、地域による嗜好、性能要件に合わせてカスタマイズ可能。より少ない超音波センサーと既存のレーダーを使用した最も手頃な価格帯のものから、高性能センサーとカメラをベースにした最先端のソリューションまで、幅広い選択肢を用意。

テクノロジー企業であり、すべての自動車メーカーとニューモビリティプレイヤーのパートナーであるヴァレオは、モビリティをよりクリーンで、より安全で、よりスマートにするために、たゆまずイノベーションを行っています。 ヴァレオは、電動化の加速、ADASの加速、インテリア・エクスペリエンスの再創出とライティング・エブリウェアにおいて、技術的・工業的なリーダーです。モビリティの変革に不可欠なこれらの4分野は、今後数年間のグループの成長を牽引しています。数字で見るヴァレオ::2024年のグループ売上は215億ユーロ。2024年 12 月 31日時点で109,600人の従業員を擁し、28カ国で155カ所の工場、46カ所の研究開発センター、18カ所の物流拠点を構えています。ヴァレオはパリ証券取引所に上場しています。

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自動車・カー用品
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会社概要

株式会社ヴァレオジャパン

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URL
http://www.valeo.co.jp
業種
製造業
本社所在地
東京都 渋谷区元代々木町30-13 ONEST元代々木スクエア4階
電話番号
03-5465-5710
代表者名
アレクサンドル ギアー
上場
未上場
資本金
91億円
設立
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