スパイダープラス、「S+BIM」の新機能を清水建設、NYKシステムズと共同開発
レブロからBIMデータに付与された情報を見ることでリアルタイムに進捗把握が可能に
スパイダープラス株式会社(以下、当社)は、当社提供の建設DXサービス「SPIDER+」のオプション機能である「S+BIM(エスビム)」について、新機能「部材色塗り確認のレブロ連携」(以下、本機能)を開発、提供を開始いたしました。

現場でBIMデータに付与した更新情報をレブロビュアーでリアルタイム閲覧
S+BIMの部材色塗り機能は、工事の計画や進捗ログとして活用可能な上、設計者など現場に常駐しない監理者・管理者が無償のレブロビュアー上で現場の状況をリアルタイムに確認できるようになります。
工事進捗を左右する情報共有の最適化にも寄与
建設現場では多様な関係者による調整が日々発生しており、情報連携の円滑さが工事進捗の効率に大きく影響します。本機能により、設計者など現場に常駐しない監理者・管理者がレブロ上で現場情報をリアルタイムに確認できるため、状況や発生事象の優先順位づけを迅速に行い、工事管理の効率化に貢献します。
【開発の背景】
当社は、2023年8月に清水建設株式会社(本社:東京都中央区、社長:新村達也、以下「清水建設」)が開始したS+BIMの試験運用にあわせ、現場および内勤スタッフからの要望を踏まえて「2D図面連携」「ミニマップ機能」「オフライン機能」などを順次リリースしてきました。
一方で、現場ではSPIDER+やS+BIM、本社・支店ではレブロとツールが分かれており、情報共有の効率化が課題となっていました。
BIMは3Dモデルに属性情報など多様なデータを付加できるため、レブロとS+BIMの連携により工事進捗管理の高度化と現場—本社・支店間の情報基盤強化を実現します。
なお、業務プロセスの標準化や構造化データの蓄積については、清水建設の中期DX戦略(2024-2026)に基づく取り組みです。
これらの動きと、当社が2025年7月に発表した新プラットフォーム「SPIDER+ Workspace」の開発・刷新はいずれも現場課題の解決と生産プロセス改革を共通目的としており、本機能の開発もその一環として、工事関係者の効率化と生産プロセス改革に寄与していきます。
【S+BIMについて】
新たなBIMソフトをインストールすることなく、SPIDER+上で3Dモデルの閲覧を可能にするSPIDER+の機能です。2D図面だけでは伝わりづらい情報を共有しやすくし、現場でのコミュニケーションを円滑にします。
【レブロについて】
建築設備専用CAD Rebro(レブロ)は、NYKシステムズが開発提供する3次元CADです。高精度な設備モデルを作成することで、設計から施工、維持管理に至るまで情報をシームレスに展開し、設備業務の効率化と改善に貢献します。
※「Rebro」は株式会社NYKシステムズの登録商標です。
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