【江戸東京博物館】2021年 特別展ラインナップ
古代エジプト展 天地創造の神話
会期:2020年11月21日(土)~2021年4月4日(日)
世界有数のエジプト・コレクションを誇る、ベルリン国立博物館群の収蔵品から「天地創造と神々の世界」「ファラオと宇宙の秩序」「死後の審判」などをテーマとした作品を選りすぐり、古代エジプト神話に焦点を当てた従来にはない展覧会を開催します。アニメーションなどにより神話の世界を疑似体験できる演出を行い、個性的な造形美を成す作品等を通して壮大な文化を体感できる展示とします。
2021年に日独交流160周年を迎えるこの時期、都市博物館である当館で、東京の姉妹友好都市・ベルリン国立博物館群の所蔵品を展示し、両都市のさらなる友好と信頼の進展に寄与します。
パレメチュシグのミイラ・マスク 後50~後100年頃
© Staatliche Museen zu Berlin, Ägyptisches Museum und Papyrussammlung Berlin / M. Büsing
(2)北斎「冨嶽三十六景」と広重(仮称)
会期:2021年4月24日(土)~6月20日(日)
世界的にも有名な葛飾北斎の「冨嶽三十六景」は、日本美術を代表する傑作シリーズで、海外で“Great Wave”の名で愛される「神奈川沖浪裏」や、通称「赤富士」 の「凱風快晴」 の図柄は特に知られています。この「冨嶽三十六景」刊行後まもなく、歌川広重は「東海道五拾三次」を発表し風景画の名手として高い評価を得ました。その後「江戸名所」「東海道」などの風景画を手掛けた広重は、数々の「富士三十六景」「富士見百景」といった富士山を題材とした作品をも生み出します。果たして、広重の北斎に対する思いとは——?
本展では、北斎「冨嶽三十六景」全46図とともに、当館が所蔵する北斎・広重の代表的な作品などを紹介します。
冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏 天保2~4年(1831~33)頃 東京都江戸東京博物館蔵
(3) 大江戸の華―武家の儀礼と商家の祭―
会期:2021年7月10日(土)~9月20日(月・祝)
都市江戸に暮らした武家や商家の儀礼、祭礼、婚姻など、「ハレ」の場面や舞台に注目し、活発にして明るい江戸のすがたを明らかにします。
当館所蔵の優品・初出品の資料を中心に展示を構成することで、「江戸博コレクション」を紹介。また、華やかな資料を重点的に展示し、東京2020大会を機に東京を訪れる国内外の来館者にもわかりやすく、楽しめる内容といたします。開催を昨年度から1年延期して実施いたします。
黒塗梅唐草丸に三階菱紋散蒔絵女乗物 江戸末期 東京都江戸東京博物館蔵
(4)縄文2021―東京に生きた縄文人―
会期:2021年10月9日(土)~12月5日(日)
東京都埋蔵文化財センターと国立歴史民俗博物館の特別協力により、「東京の縄文人」をテーマとした展覧会を開催。縄文時代を生きた人々の〝生〟の暮らしぶりを伝えます。江戸の暮らしや文化を振り替える礎として、その源流とも言うべき東京の縄文人の生活に焦点をあてます。
これまで江戸東京の様々な暮らしや文化を歴史資料に基づいて復元・再現してきた当館ならではの視点から、縄文時代の出土品が使用されていた生活空間や道具の実際の使用方法などを紹介します。開催を昨年度から1年延期して実施いたします。
重要文化財 土製耳飾 縄文時代(晩期) 江戸東京たてもの園蔵
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