【鹿児島県沖永良部島】人口1万人規模の離島で、“働ける2時間”を地域の戦力に。「眠れる労働時間」を掘り起こし、人手不足の緩和へ
〜知名町・和泊町公式スポットワーク「おきのえらぶマッチボックス」が9/1(火)よりサービス開始。農業から介護・福祉まで、暮らしを支える仕事を1日・数時間単位でマッチング〜

株式会社Matchbox Technologies(本社:新潟県新潟市中央区、代表取締役社長:佐藤洋彰、以下当社)は、このたび、鹿児島県大島郡知名町(町長:今井力夫)および和泊町(町長:前登志朗)の「沖永良部島地域就労マッチングプラットフォーム構築事業」を支援するため、両町に「自治体公式マッチボックス」を導入しました。知名町と和泊町は、沖永良部島全体を対象とする公式のスポットワークプラットフォーム「おきのえらぶマッチボックス」を合同で開設し、9月1日(火)よりサービスを開始します。本事業の運営は知名町・和泊町が行い、当社がプラットフォームの構築および管理保守・運用支援等を行います。
本事業では、同じ島にある2つの町が、それぞれで仕組みを持つのではなく、費用を分担してひとつの仕組みを持ちます。この形は、当社が提供する「自治体公式マッチボックス」では初めてとなります。
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おきのえらぶマッチボックス:https://matchbox.jp/kagoshima/okinoerabu
「おきのえらぶマッチボックス」では、島内の事業者が無料でスポットワーク求人を掲載することができ、島内外の働き手は、沖永良部島を就業地とする求人に1日・数時間単位で応募することができます。
当社と知名町・和泊町は、本事業を通じ、島内事業者の人材確保を支援すると同時に、スポットワークの普及による柔軟な就労機会の創出を図り、多様な人材が活躍できる持続可能な地域社会の実現をめざします。
■「おきのえらぶマッチボックス」について
「おきのえらぶマッチボックス」は、沖永良部島内の仕事を1日・数時間単位で探せる、知名町・和泊町公式の人材マッチングプラットフォームです。学生や、子育てや介護と両立したい方、定年退職後のシニア層、副業希望者に加え、島に帰省している方や滞在している方など、幅広い方がそれぞれのライフスタイルに合わせて島の仕事に関わることができます。
履歴書・面接は原則不要。応募から勤務後の手続きまでスマートフォンで完結
求人の検索から応募、勤務後の手続きまで、スマートフォンで行えます。応募書類の作成や面接の日程調整は必要ありません。登録および利用にあたって、働き手の費用負担はありません。
1日・数時間から、自分の予定に合わせて選べる働き方
子どものお迎えまでの2時間、予定が空いた週末の1日だけ、本業を終えたあとの時間に、といった柔軟な働き方ができます。長時間勤務や固定シフトでの就業が難しい場合でも、予定に合わせて就業可能です。
知名町・和泊町公式の事業として、安心して働ける仕組み
労働者保護に配慮した機能や、充実したサポート体制を備えています。急な休業が生じた場合の休業手当の自動支給や、不適切な求人掲載の防止に対応した設計により、初めてでも安心して利用できます。
事業者は、働き手本人の合意のうえで、一度勤務した人を自社専用の人材データベースに登録することができます。人手が必要になったときは、勤務経験のある働き手に限定して求人を案内できるため、一から募集を出さなくても、業務を知っている人に声をかけられます。働き手は、1日・数時間単位という柔軟な働き方のまま、同じ職場に繰り返し戻ることができます。
働き手にとっては自分らしく働ける選択肢を広げ、島内事業者にとっては多様な人材と出会う機会を創出することで、労働力の確保と地域住民の所得向上、持続的な地域経済の発展を目指します。

■沖永良部島の課題と本事業の背景
沖永良部島では、人口減少や高齢化、若年層を中心とした労働力の島外流出などを背景に、地域産業や住民生活を支える人材の確保が課題となっています。特に農業では、従事者の高齢化や減少に加え、農繁期に必要な人手を確保することが難しくなっています。介護分野においても、人材の裾野を広げる取り組みが進むなど、地域の産業や暮らしを支える分野での人材確保が求められています。
一方、島内には、子育てや家事、介護などとの両立により、フルタイムや固定的な勤務は難しくても、空いている時間を活用した就労を希望する方がいます。
島内の人手不足は、単に働き手の数が少ないことだけでなく、事業者が提示する勤務条件と、働き手が実際に働ける時間が合っていないことも一因です。本事業では、事業者が業務を1日・数時間単位の仕事として切り出すことで、島内で選べる仕事と働き方の選択肢を広げ、これまで地域の仕事に関わりにくかった方との接点をつくります。
■農業、医療・介護・福祉、サービス業、土木・建設など、沖永良部島内の幅広い事業者が参画予定
サービス開始に先立ち、2026年8月に開催した事業者向け説明会には、農業、医療・介護・福祉、サービス業、土木・建設をはじめ、小売、製造、飲食、宿泊など、島内の幅広い業種の事業者が参加しました。参加事業者からは、ばれいしょの収穫期に人手が集中すること、船の荷揚げなどで急に人手が必要になること、有資格者や専門人材を探したいことなどの課題が寄せられました。
「おきのえらぶマッチボックス」では、農作業、製造・加工、ホテルや飲食店の接客・清掃、介護施設での補助業務、事務作業など、沖永良部島の産業や暮らしに関わる多様な求人の掲載を予定しています。
■知名町のコメント
これまで島内の仕事情報はハローワークや口コミ等に限られ、事業者や農家の方々の「働き手がいない」という切実な声を聞く一方で、フルタイム等の勤務が難しく働けない方も多くいらっしゃいました。「おきのえらぶマッチボックス」は、そうした方々にも隙間時間で活躍していただける新たな環境です。これから益々人口が減っていく中でも、住民同士が助け合って島の暮らしや産業を支え合える「共助の仕組み」となることを期待しています。和泊町とともに、島全体で本事業を推進してまいります。
■和泊町のコメント
「おきのえらぶマッチボックス」は、近年課題となっている人手不足に対して、地域の方々の「スキマ時間」に着目して解消を促す新たな取り組みです。
加えて、普段は経験できないような仕事を短時間で、試しに体験してみることで、皆様の新たな可能性を発見するきっかけになるかもしれません。
沖永良部島の未来を支えるサービスとして、多くの皆様にご利用いただけるように知名町と共同で事業を推進してまいります。
私たちマッチボックステクノロジーズは、デジタル技術を活用し、「誰もが柔軟に働ける社会」の実現をめざしています。今後も地方自治体と連携し、地域の人材課題の解決に貢献してまいります。
以上
沖永良部島について
沖永良部島は、鹿児島県の奄美群島南西部、徳之島と与論島の間に位置する、周囲約56キロメートルの島です。隆起サンゴ礁によって形成された比較的平坦な地形が特徴で、島の周囲にはサンゴ礁の海が広がり、地下には昇竜洞をはじめとする鍾乳洞群が発達しています。年間を通じて温暖な気候に恵まれ、サトウキビ、ばれいしょ、花き、畜産などの農業が盛んです。なかでもテッポウユリは、「花の島・沖永良部」を代表する特産品として知られています。また、海水浴やダイビングなどのマリンレジャーに加え、鍾乳洞を探検するケイビングなど、島特有の自然や地形を生かした観光も行われています。豊かな自然と、農業を中心に育まれてきた産業や暮らしが調和する島です。
「matchbox(マッチボックス)」について
「マッチボックス」は、スポットワークの管理内製化を可能にするセルフソーシング®︎型のHRプロダクトです。現役従業員に加え、アルムナイ(退職者)や登録制アルバイト、一度雇用したスポットワーカーなどを、企業に合わせて開発したシステム内にメンバー登録することで、自社独自の人材プールを構築し、採用にかかる時間やコストを大幅に削減します(※)。また、採用から給与労務までのすべての工程を、システムを通じて簡単に一元管理することができるため、業務の効率化にも最適です。事業所側が信頼できる人材を選定することを可能としたほか、求職者側への配慮として休業手当の自動支給や企業への与信調査などを行うなど、企業側と働き手の双方に対してフェアで安全なサービスをめざしております。マッチボックスは、企業と働き手の信頼関係をベースとしたコミュニティの構築により、あらゆる人が柔軟に働ける環境を実現させています。※メンバー登録は、働き手本人の同意取得が前提です。
「マッチボックス」サービスページ:https://business.matchbox.jp
「Matchbox Technologies」について
私たちは、「雇用主も従業員も無理なく、自分らしく働けるセカイ」の実現をめざし、「企業の柔軟な職場環境づくりを、テクノロジーで実現する」というミッションのもと、企業や地方自治体の抱える人材課題の解決を支援しております。2020年から、企業や地方自治体が簡単に独自のスポットワークプラットフォームを構築し、1日・数時間単位での柔軟な働き方を実現できるクラウド型システム「matchbox」の展開を開始し、これまでに15,000以上の事業所に導入しています。また、新潟県や大阪府をはじめとする10府県62市町村に、自治体独自のスポットワークプラットフォームとして提供しています。私たちは、資本力の差による競争に巻き込まれるのではなく、本来注力すべき「社会課題の解決」に注力し続けたいという思いから、知財戦略を重視しています。現在、スポットワークおよびセルフソーシングに関する特許を国内外に50件以上出願しており、基本特許を含む19件の特許を取得済みです。また、これまでの取り組みや事業の成長性が評価され、日本経済新聞社が行う「NEXTユニコーン調査」2025年版に次世代を担う有力スタートアップとして選出されました。私たちは、スポットワークの柔軟性と信頼できる人材コミュニティの構築を両立させる新しい働き方のスタンダードを世の中に広く伝えていき、またその第一人者として、今後ともコンプライアンスを遵守した安心安全なサービスの研究開発を進め、社会課題の解決に努めてまいります。
企業ページ:https://www.matchboxtech.co.jp/about-us
「マッチボックス」関連ニュースレター:https://b.mxbx.jp/matchbox_newsletter_ss
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