Akamai、Prolexic On-PremとProlexic Hybridを提供開始 業界をリードする DDoS 防御をオンプレとハイブリッドに拡張
Corero との提携により、クラス最高のセキュリティと信頼性を実現
※本リリースは2023年9月20日 (現地時間) マサチューセッツ州ケンブリッジで発表されたプレスリリースの抄訳版です。
DDoS 攻撃は、依然として最も多く見られるサイバー攻撃の形態の 1 つです。Corero の脅威リサーチ(※1)によると、DDoS 絨毯爆撃攻撃は 2022 年に 300% 増加し、IPv6 ベースの DDoS 攻撃は同期間に 500% 増加しました。また、Akamai の調査でも明らかですが(※2)、金融サービス、ゲーム、ハイテク、コマース業界を標的とした、サイバー犯罪者、国家の支援を受けた攻撃者、ハクティビストグループ、その他の攻撃者による高パケットレートの DDoS 攻撃がかつてない勢いで増加しています。
※1:https://go.corero.com/threat-report-23
※2:https://www.akamai.com/ja/blog/security/relentless-evolution-of-ddos-attacks
Prolexic は、クラウドベースの DDoS 防御プラットフォームです。攻撃がアプリケーション、データセンター、インターネット接続インフラに到達する前に阻止します。今回の提携により、オンプレミス DDoS 防御を必要としているあらゆる規模の組織は、Corero の SmartWall ONE をベースとする Akamai Prolexic On-Prem を活用することで、オンプレミス機能をクラウドベース保護に追加できます。あるいは、自身のネットワークの一部となるスタンドアロンソリューションとして追加できます。Corero SmartWall ONE ソリューションには、ボリューム型と State-Exhaustion 型の DDoS 攻撃を正確に検知して自動的に阻止することでダウンタイムを防ぐ、特許取得済みのメカニズムが含まれます。
Corero の Chief Technology Officer である Ashley Stephenson 氏は「組織がハイブリッドワークロードの導入を進める中、オンプレミス DDoS 防御を展開すべきか、クラウド DDoS プロバイダーのサービスを利用すべきかという問題は、「二者択一」では判断できません。今回の Corero と Akamai の提携により、DDoS 防御に対して包括的なアプローチが可能になり、ユーザー企業やサービスプロバイダー企業はオンプレミスとクラウドベースのニーズに容易に対応できるようになります」と語ります。
Corero をベースとする Akamai Prolexic On-Prem は、オンプレミスの DDoS 攻撃を防御し、顧客と緩和担当者に対して、クラウドソリューションだけでは対処しきれないユースケースにも対応できる最大の柔軟性をもたらします。Akamai Prolexic Hybrid は、クラウドベースとオンプレミスの DDoS 防御を包括的なソリューションに組み込み、さらに Akamai Prolexic クラウドプラットフォームの 36 を超えるスクラビングセンターから 20 Tbps 超の膨大な専用防御機能を備えたセキュリティを提供することで、レイテンシーとトラフィックのリダイレクトを最小限に抑えます。
ネットワーク・サービス・プロバイダー、ホスティングおよびクラウドベンダー、そして SaaS、PaaS、IaaS を提供するビジネスは、Akamai Prolexic On-Prem および Hybrid ソリューションを利用することで、自社環境を保護するとともに、DDoS 防御サービスを顧客に提供できます。Akamai Prolexic On-Prem は、クラウドへのトラフィック転送に伴う運用コストを排除することで、ほとんどの小規模かつ高速な飽和攻撃を阻止します。一方で、Akamai Prolexic のクラウドベース防御は、高度で大規模なマルチベクトル攻撃からネットワークを保護します。
新しい Prolexic Hybrid ソリューションは、低レイテンシーのローカル保護が推奨されるビデオ会議、ゲーム、音声、マルチメディアアプリケーションなど、データ集約型のリアルタイムサービスの保護にも対応しています。ハイブリッドソリューションは、オンプレミスの DDoS 防御とともに、Prolexic の膨大なクラウドベース防御機能の安全性により、大規模で持続的な攻撃に対する防御も提供します。
Akamai の Infrastructure Security 担当 Senior Vice President 兼 General Manager である Sean Lyons は「DDoS 攻撃の規模がますます拡大し、手法が高度化していることは周知の事実です。ここ 2 年だけでも、確認された 10 件中 7 件の攻撃は Akamai がこれまでに緩和した中で最大規模であり、検知した攻撃の 65% は、高度な標的型マルチベクトル攻撃です。Corero とのパートナーシップにより、Akamai はより堅牢なソリューションを提供できるようになり、組織はオンデマンド、常時保護、クラウド、オンプレミス、あるいはハイブリッド環境など、それぞれの要件に合わせて最適な DDoS ソリューションを選択できるようになります」と語っています。
両社は、コラボレーションをさらに強化することで、シームレスなクラウドシグナリング、自動化、脅威インテリジェンスレポートを拡張し、業界をリードするインフラ・セキュリティ・ソリューションを提供する計画です。
Akamai と Corero の戦略的なパートナーシップの詳細については、Akamai ブログ(英文)(※3)をご覧ください。
※3:https://www.akamai.com/blog/security/akamai-prolexic-introduces-prolexic-on-prem-and-prolexic-hybrid
Akamai について:
Akamai はオンラインライフの力となり、守っています。世界中の先進企業が Akamai を選び、安全なデジタル体験を構築して提供することで、毎日、世界中の人々の生活、仕事、娯楽をサポートしています。超分散型のエッジおよびクラウドプラットフォームである Akamai Connected Cloud は、アプリと体験をユーザーに近づけ、脅威を遠ざけます。Akamai のクラウドコンピューティング、セキュリティ、コンテンツデリバリーの各ソリューションの詳細については、akamai.com およびakamai.com/blog をご覧いただくか、Twitter と LinkedIn で Akamai Technologies をフォローしてください。
Corero Network Security について
Corero Network Security は、DDoS 防御ソリューションのリーディングプロバイダーです。ネットワークの可視性、分析、レポートツールとともに、自動検知および防御ソリューションを専門としています。Corero のテクノロジーは、複雑なエッジおよびサブスクライバー環境における内外の DDoS 脅威を阻止し、インターネットサービスの可用性を確保します。Corero は、ロンドンに本社を置き、米国マサチューセッツ州マールボロと英国エディンバラにオペレーショナルセンターを設置し、ロンドン証券取引所の AIM 市場(ティッカー:CNS)に上場しています。詳しくは、www.corero.com をご覧いただくか、LinkedIn と Twitter で Corero Network Security をフォローしてください。
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※その他、記載されている会社名ならびに組織名は、各社の商標または登録商標です
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