災害時に備えた管理体制を提供する非常用発電機向け遠隔監視サービスを開始
日本では、2022年3月に宮城・福島で発生した地震で最大200万軒規模の停電が発生するなど、災害時の電力確保はBCP対応の観点からも重要な対策の一つと考えられています。
YESでは、これまでガスヒートポンプエアコン(GHP)、コージェネレーションシステム向けに提供してきた遠隔監視システム「RESS(レス)」の機能を拡充し、今回、非常時の停電時にも不具合なく非常用発電機を起動できるように、平時から機器の管理をサポートする新たなサービスの提供を開始します。
本サービスでは、非常用発電機の故障予知(参考通知)や劣化診断を行い、最適なメンテナンスを提案するとともに、万が一の災害時に備えてお客さまの機器を見守ります。さらに得られたデータを基に商品やサービスの品質改善にも取り組みます※1。
YESは今後も、非常用発電機のリーディングカンパニーとして、BCP対策の提案といったお客さまの課題解決につながるエネルギーソリューションを提供してまいります。
サービス概要
サービス名:RESS 遠隔監視サービス
提供開始日:2023年7月
対象機種:ヤンマー製非常用発電機※3
利用料:
※ 無償提供期間は2025年3月頃までを予定。登録日により前後する場合があります。
※ 利用にはユーザー登録が必要です。
主な特長
①見える化サービス
新遠隔通信ユニット搭載の「APシリーズ」から取得した燃料残量や運転可能時間などの情報をYESのコンタクトセンターにて一括管理。顧客もパソコンやスマートフォン、タブレットから発電機の状態などの情報を閲覧可能です。
②遠隔監視サービス(有償)
これまで「RESS」で行っていた状態管理に加え、劣化診断、残油量通知などを行います。
また、定期的なレポートを発行し、災害時に備えた管理体制を提供します。
APシリーズについて
https://www.yanmar.com/jp/energy/emergency_generator/cubicle/
遠隔監視システム「RESS(Remote Energy Support System)」について
https://www.yanmar.com/jp/energy/maintenance/emergency_generator/remote_supervision.html
※1 お客さまのご理解をいただいた上で、自社内活用に限りデータ取得を行います。
※2 遠隔監視およびアフターメンテナンスについては複数プランがございますので、詳しくはお問い合わせください。
※3 一部、サービス対象外となる機種もございます。
<ヤンマーについて>
1912年に大阪で創業したヤンマーは、1933年に世界で初めてディーゼルエンジンの小型実用化に成功した産業機械メーカーです。「大地」「海」「都市」のフィールドで、エンジンなどのパワートレインを軸に、アグリ、建機、マリン、エネルギーシステムなどの事業をグローバルに展開。環境負荷フリー・GHGフリーの企業を目指し、顧客価値を創造するソリューションを提供しています。未来を育むヤンマーの価値観「HANASAKA」を基盤に、ブランドステートメントとして掲げる“A SUSTAINABLE FUTURE”を実現します。
詳しくは、ヤンマーのウェブサイトhttps://www.yanmar.com/jp/about/をご覧ください。
<注記>
記載されている内容は発表時点のものです。最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。
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