製造業向けにローコード開発プラットフォーム「Mendix」の提供を開始
迅速に柔軟な製品ライフサイクル管理(PLM)を実現、競争力向上に貢献
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(代表取締役社長:新宮 達史、本社:東京都港区、略称:CTC)は、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェア(ジャパンカントリーマネージャー兼バイスプレジデント 堀田 邦彦、日本法人本社:東京都品川区、以下シーメンス)のローコードプラットフォーム「Mendix™(メンディックス)」の取り扱いを開始し、日本の製造業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援します。製造業に特化した豊富な機能やテンプレートを備え、CAD※1やIoTなどの関連システムと連携することで、迅速かつ柔軟な製品ライフサイクル管理(PLM)の構築を可能にします。既にシーメンスのソリューションを導入している企業にとっては、共通のデータモデルや認証基盤を活用することで、スムーズな導入が可能です。現場や業務部門のニーズに応じたアプリケーション開発を効率的に支援し、3年間で10億円の売上を目指します。
製造業では、製品ライフサイクルの短縮化やサプライチェーンの複雑化に伴い、開発から市場投入までのスピードと情報連携が競争力を左右します。こうした環境下では、企画・設計・製造・保守までの情報を統合的に管理する製品ライフサイクル管理(PLM)が不可欠です。しかし、既存のレガシーシステムでは、柔軟性や拡張性が不足し、PLMとの連携や要件変更への即応が難しいという課題があります。
Mendixは、プログラミングの専門知識がなくても、直感的な画面操作でアプリケーションを開発できるローコード開発プラットフォームです。製造業向けに最適化されたテンプレートやモジュールを備え、現場の業務フローや要望に応じたアプリケーションを短期間で開発できます。既存のPLM、CAD、IoTとの連携が容易で、製造現場で利用しているバーコードスキャナやラベルプリンタなどのツールとも接続可能です。業務データをリアルタイムでアプリケーションに取り込むことができ、現場の状況やニーズに即座に反映したアプリケーション開発が可能になります。これにより、従来のレガシーシステムでは対応が難しかった要件変更や仕様の見直しにも迅速に対応でき、PLMの最適化を実現します。
CTCは、長年にわたりシーメンス社の設計・製造業務向けエンジニアリングソリューションを提供してきました。今回のMendixの取り扱いにより、業務アプリケーション分野での支援をさらに拡大し、お客様のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進します。
今後も、PLMソリューションを中心に製造業のエンジニアリング領域で培った知見と業務理解を活かし、顧客ニーズに対応しながら、さらなるお客様のビジネス成長を支援します。
■Mendixの導入イメージ

※1 CAD:Computer-Aided Design(コンピュータ支援設計)自動車や建築などの設計や製図を支援するシステムソフト
※その他、記載されている商品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。
※掲載されている情報は、発表日現在の情報です。最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。
以上
伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)
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