【世界初】Green Carbon株式会社、ベトナム アンザン省における水田由来のメタンガス削減によるVerra VM0051プロジェクトのパブリックコメントを開始

-質の高いカーボンクレジット創出プロジェクトを形成-

グリーンカーボン

ネイチャーベースのカーボンクレジット創出・販売事業を展開するGreen Carbon株式会社(代表取締役:大北潤、以下:Green Carbon(読み:グリーンカーボン))は、ベトナム アンザン省にて導入している、水田におけるAWD技術※1 導入によるメタンガス削減プロジェクト(以下:本プロジェクト)が2025年8月12日より世界で初めてパブリックコメントが開始されたことをお知らせします。

〇本リリース及び詳細に関する問い合わせはこちら

https://green-carbon.co.jp/contact/

○Green Carbon株式会社会社概要のダウンロードはこちら

https://green-carbon.co.jp/download-form/

〇Verra発表のパブリックコメントURL

https://verra.org/projects-open-for-public-comment-august-12-2025/

〇Verra プロジェクトページ

https://registry.verra.org/app/projectDetail/VCS/5469


◆プロジェクトの背景と目的

Green Carbonは、東南アジアを中心に自然由来のカーボンクレジット創出に取り組んでおり、森林保全、水田、マングローブ植林、牛のゲップ削減、バイオ炭プロジェクトなど幅広い分野でのプロジェクトを展開しています。各地域の自然資源の特性に適したカーボンクレジット創出プロジェクトの開発を行うとともに、衛星データを活用した適地選定とモニタリングにより、効率的かつ透明性の高いプロジェクト運営を実現しています。

 

2023年2月3日、国際的なカーボンオフセット基準管理機関であるVerraは、稲わら※3からのメタンガス削減に関するVerified Carbon Standard(VCS)のカーボンクレジット登録を一時停止すると発表しました。これは、方法論の内部中間レビューにおいて調整が必要と判断されたためです。こうした背景を踏まえ、2025年2月28日、 カーボンクレジット発行基準VCSは、稲作における温室効果ガス排出削減に関する炭素クレジット方法論「VM0051 Improved Management in Rice Production Systems」を発行し、制度を復活させました。

 

上記の内容に基づき、Green Carbonがアンザン省で実施するプロジェクトについてVerraに申請したところ、受理され、同種プロジェクトとして世界初の登録となりました。アンザン省では、約100ヘクタールの水田で通年3作期の実証が終了し、この結果を踏まえ、2032年までの7年間で約11万6,000ヘクタールまで拡大し、約400万トンのカーボンクレジットの創出を目指しています。2025年8月12日に、本プロジェクトに関するパブリックコメントが開始されました。

 

 


〇水田におけるAWD技術導入によるアンザン省でのメタンガス削減プロジェクト概要

ID:5649

 

実施場所:ベトナムアンザン省

 

参加機関:

ベトナム側:CLRRI(Cuu Long delta Rice Research Institute)

CTU(Can Tho University)

日本側  :Green Carbon株式会社

検証の第三者機関(TPE):EPIC Sustainability Services Pvt. Ltd.

プロジェクト開始日:2025年8月1日

運用予定期間:7年間(初期サイクル)

適用方法論:VM0051 Improved Management in Rice Production Systems, v1.0

 

〇Verra registry内で開始されたパブリックコメント

◆本プロジェクト詳細

本プロジェクトは、Green Carbonが主導し、現地研究機関であるCLRRI、CTUと連携し、An Giang省DAE(Department of Agriculture and Environment)の支援を受け、開発が推進されています。

2025年9月6日まで意見募集(パブリックコメント)が行われ、2025年11月より本プロジェクトが開始、7年間の運用(初期サイクル)を予定しています。排出削減量の算定には、Verra認定方法論「VM0051 Improved Management in Rice Production Systems, v1.0」を適用し、検証は第三者機関であるEPIC Sustainability Services Pvt. Ltd.が担当することで信頼性と透明性を担保したプロジェクト運用を実施します。

 

〇アンザン省DAEとの面談の様子

 

〇アンザン省水田圃場のガス計測の様子
〇CTU大学内のガス解析装置

※1:AWD技術

間断灌漑(AWD)は水田の水位を目安に、数日おきに入水と自然乾燥を繰り返す手法です。連続的な入水に比べ、水使用量を削減することができ、水資源の保全にも寄与します。

 

 


◆Green Carbon 株式会社

代表者   :代表取締役 大北 潤

所在地   :東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F

設立    :2019年12月

事業内容  :カーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業、その他、関連する事業及びESGコンサルティング事業

URL    : https://green-carbon.co.jp/

 

 

◆Green Carbon Japan Vietnam,Ltd

代表者   :代表取締役 大北潤

所在地   :

Tầng 10, Toà nhà Nexus, số 3A-3B Tôn Đức Thắng, Phường Bến

Nghé, Quận 1, Thành phố Hồ Chí Minh, Việt Nam

設立    :

事業内容  :ベトナムにおけるカーボンクレジット創出販売事業、農業関連事業、環境関連事業

 

 

◆Green Carbon事業紹介

Green Carbonは、「生命の力で、地球を救う」をビジョンとして掲げ、国内外において自然由来のカーボンクレジット創出・登録・販売までを一気通貫してサポートする事業を展開しており、その他にも、農業関連事業、研究開発事業、ESGコンサルティング事業なども展開しております。

事業展開領域は日本、東南アジアを中心にオーストラリア、南米まで拡大しており、自然由来のカーボンクレジット(水田、バイオ炭、森林保全、カーボンファーミング、マングローブ植林、牛のゲップなど)を創出しています。国内の水田においては、2023年度日本初・最大級(約6,220t)で水田のJ-クレジットの認証を取得しており、2024年度は約40,000ha(約80,000t)に拡大していく予定です。また、クレジット登録・申請・販売までをワンプラットフォームで完結するサービス「Agreen(アグリーン)」を提供しており、クレジットの申請登録時にかかる手続きや書類作成などを簡略化し、クレジット創出者の工数を削減しています。


◆Green Carbon株式会社SNSはこちら
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会社概要

Green Carbon株式会社

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URL
http://green-carbon.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都千代田区麹町2-3-2 半蔵門PREX North 9F
電話番号
080-7307-8597
代表者名
大北潤
上場
未上場
資本金
3億29万円
設立
2019年12月