【調査レポート】日報アプリの利用はわずか13%、書いている人の約30%が「形骸化」を実感——会社員・会社経営者200名に聞いた「日報の利用実態」調査
選定時の最重視は「入力のしやすさ」、利用・検討層が感じる効果の1位は「情報共有の高速化」——“書く負担”と“読まれない日報”を解くヒントとは

挑戦者支援をミッションに掲げるプロトスター株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:前川英麿)は、当社が運営するSaaS比較メディア「起業LOG SaaS」にて実施した「日報アプリの利用に関する実態調査」の結果を公開いたしましたので、お知らせいたします。
調査の背景
リモートワークや外出先での業務が一般化するなか、日々の業務報告である「日報」のあり方が問われています。日報アプリは報告業務を効率化する手段として注目される一方、実際にどの程度使われ、現場が何に課題を感じているのかは十分に可視化されていませんでした。
「起業LOG SaaS」編集部では、全国の会社員・会社経営者200名を対象にインターネット調査を実施し、日報の利用実態と、ツールに求められる要素を明らかにしました。
調査概要
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調査名称:日報アプリの利用に関する実態調査
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調査対象:全国の会社員・会社経営者
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調査方法:インターネット調査(QiQumoパネル利用)
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調査期間:2026年6月20日〜6月23日
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有効回答数:200名
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調査機関:起業LOG SaaS編集部(プロトスター株式会社)
※設問により回答母数(n)が異なります(日報作成者 n=82、日報アプリ利用・検討層 n=48 など)。
調査結果
1.会社員の41.0%が日報を作成、専用アプリの利用はわずか13.0%
日報を「作成している」は41.0%で、「作成していない」が59.0%と過半数でした。作成方法の内訳は、日報アプリ・専用ツール13.0%、ビジネスチャット9.0%、紙・手書き7.5%、Excel・Word6.5%、メール5.0%。日報を書いている職場でも、専用アプリの利用は一部にとどまり、紙・Excel・チャットでの運用が根強く残っています。

2.現在利用している企業は13.5%、導入意向を含めても前向きな回答は24.0%にとどまる
日報アプリの利用・導入意向を聞いたところ、「導入予定はない」が45.0%、「わからない」が31.0%と大多数を占めました。現在利用しているのは13.5%で、「導入したい」の10.5%を加えても、前向きな層は24.0%にとどまります。

3.日報1件の作成時間は「5〜10分」が37.8%で最多、20分以内が78.0%
日報を作成している人に1件あたりの所要時間を聞くと、「5〜10分」が最も多く、次いで「10〜20分」でした。10分以内が半数、20分以内が78.0%と、日報そのものは比較的短時間で書けているケースが多いことがわかります。

4.書いている人の悩みは「形骸化」が最多31.7%、「読まれない」「面倒」が続く
日報を作成している人の率直な気持ちとして多かったのは、「形骸化していて意味を感じない」31.7%、「書いても読まれない・反応がない」29.3%、「書くのが面倒・負担」28.0%でした。所要時間の長さよりも、書いても反応が返ってこない“一方通行”が、現場の負担感につながっています。

5.選定時に最も重視されるのは「入力のしやすさ」
日報アプリを選ぶなら重視する点として、具体的な機能・条件のうち最も多く挙げられたのは「入力のしやすさ・手軽さ」でした。次いで「料金の安さ・無料プラン」「テンプレート・項目のカスタマイズ」「スマホ対応」が続きます。多機能さよりも、現場が毎日ストレスなく書けることが最優先されています。

6.利用・検討層が実感する効果の1位は「情報共有の高速化」
日報アプリを利用または導入したいと考えている層に効果を聞くと、「情報共有が速くなる」37.5%が最多で、「コミュニケーションが活性化する」31.2%、「振り返り・改善が進む」29.2%、「提出率・継続率が上がる」27.1%が続きました。導入に前向きな人ほど、単なる電子化ではなく、共有とコミュニケーションの改善を価値として捉えています。

7.定着の壁は「機能過多」「現場が使わない」——AI活用に前向きは28.0%
過去にツールが定着せず使わなくなった経験がある人では、その理由として「機能が多すぎて難しかった」「現場が使わなかった」「入力が面倒だった」が上位に挙がりました。導入の失敗は機能不足ではなく、現場が書き続けられないという運用面で起きています。また、日報のAI活用(自動要約・音声入力・自動生成など)については「ぜひ使いたい」「興味はある」が合計28.0%と、約3割が前向きでした(「よくわからない」も49.5%)。

現場の声(自由回答より抜粋)
「毎日続けるとなると内容を整理して書くのが手間に感じます。書いた内容がどの程度読まれているのか分かりにくく、フィードバックが少ないと形だけになりがちです。入力のしやすさやテンプレート化だけでなく、要点の自動整理やAIによる振り返り補助があると、より活用しやすい」(会社員・20代)
「今は作成していませんが、していたときは、提出しても読まれていないことが多そうだと感じていました」(会社員・40代)
「時間がかかる割には、書くメリットを感じない」(会社員・20代)
「毎回入力に時間がかかるので、入力が面倒でなくなり時間も短縮されるなら使ってみたい」(会社員・40代)
「AIとの融合による入力の簡素化に期待したい」(管理職・20代)
起業LOG SaaS編集部コメント
今回の調査で浮かび上がったのは、日報を書いている人の約3割が「形骸化」「読まれない」と感じている一方で、専用アプリの利用は13.0%にとどまるというギャップです。日報の課題は「書く時間の長さ」よりも、書いても反応が返ってこない“一方通行”にあります。
実際、選定時に最も重視されるのは「入力のしやすさ」であり、利用・検討層が実感する効果の1位は「情報共有の高速化」でした。現場が毎日ストレスなく書けて、読み手とつながる仕組みを持てるかどうかが、日報を機能させる分岐点といえます。
日報アプリは月額数百円から始められ、無料トライアルに対応した製品も多くあります。まずは入力項目を絞って小さく試し、コメントやリアクションで“読まれる日報”に変えていくことが、定着への近道です。
監修コメント(プロトスター株式会社 コーポレート部 部長 塩川勇樹)
管理部門の立場から見ても、日報は『書かせること』より『読んで返すこと』が定着の鍵です。ツール選びでは高機能さよりも、現場が続けられる手軽さと、反応が生まれる仕組みを優先することをおすすめします。
調査記事について
本調査の詳細および18製品の比較は、以下の記事で公開しています。
【2026年最新】日報アプリおすすめ18選を比較|200名調査でわかる選び方と料金
https://kigyolog.com/service.php?id=75
SaaS比較メディア「起業LOG SaaS」について
「起業LOG SaaS」は、法人向けSaaSの比較・検討を支援するメディアです。自社で実際に検証した情報や、専門家・利用ユーザーへの独自取材、独自調査をもとに、企業のSaaS選びをサポートしています。
本リリースに関するお問い合わせ先
プロトスター株式会社
起業LOG事業部
cs_kigyolog@theprotostar.co
プロトスター株式会社について
プロトスター株式会社は、「挑戦者支援」を軸に、起業家の成長と資金調達を支えています。中核事業である国内最大級の起業家・投資家マッチングプラットフォーム「StartupList」には、累計8,000社超の起業家が登録。シード期の資金調達を、エクイティ・融資の両面から中立的に支援します。加えて、起業家支援メディア「起業LOG」、スタートアップの出口戦略を支える「スタートアップM&A」など、創業から成長・出口までを一貫して支援します。
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■会社概要
社名:プロトスター株式会社
所在地:〒103-0006 東京都中央区日本橋富沢町9-4 日本橋富沢町ビル1階
資本金:89,098,750円
設立日:2016年11月30日
代表者:前川英麿
URL:https://www.theprotostar.co/
■参加団体
経済産業省 J-Startup Supporters
経済産業省 九州経済産業局 J-Startup KYUSHU
東京都 Tokyo Innovation Base スターティングメンバー
東京都 Tokyo Innovation Base パートナー
東京都産業労働局 インキュベーションHUB推進プロジェクト 平成28年度採択事業
独立行政法人中小企業基盤整備機構 スタートアップエンジェル連携推進協議会(SANA)会員
つくばスタートアップ・エコシステム・コンソーシアム 正会員
Diagonal Run Tokyo OFFICIAL SUPPLIERS
一般社団法人日本ベンチャーキャピタル協会 賛助会員
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