「ひとりじゃないよ」と伝えたい 豊橋市でヤングケアラー支援モデル事業をスタート

本来、大人が担うはずの家事や家族の世話、介護を日常的に行う18歳未満の子ども「ヤングケアラー」が近年、大きな社会問題になっています。
子どもに大きな負担がかかり続けることで、学業や日常生活に支障が出てしまったり、進学や就職を諦める、社会から孤立してしまう等の問題を防ぐため、豊橋市では愛知県からの受託によるモデル事業として、ヤングケアラーの発見・把握から支援までの一貫した支援体制を構築し、ヤングケアラー支援事業を実施します。

 

ヤングケアラーの相談窓口でもある豊橋市こども専用相談ダイヤルヤングケアラーの相談窓口でもある豊橋市こども専用相談ダイヤル

 
  • ​豊橋市のヤングケアラー支援策の4つの観点主な取り組み

「愛知県ヤングケアラー実態調査(令和3年11月実施)」の結果から抽出された課題を踏まえて、豊橋市では4つの観点から施策を展開します。
 
  • 「ヤングケアラーを知り、気づき、関わる」ための研修会を開催
 


愛知県ヤングケアラー実態調査によると、「ヤングケアラー」という言葉や問題の認知度が低く、当事者である子どもやその家族にも自覚がない、まわりの人もその言葉を知らないなど、「相談につながらない」ことが挙げられます。

まずは研修会に参加して、ヤングケアラーについて知るところから始めてみませんか?
 


社会福祉士、スクールソーシャルワーカー、公認心理師であり、ご自身も元ヤングケアラーである黒光さおりさんを講師にお招きし、「ヤングケアラーを知り、気づき、関わる」ための研修会を開催します。

【日時】令和4年11月8日(火) 14:00〜16:30
【会場】ライフポートとよはし コンサートホール
【講師】黒光 さおり氏(尼崎市スクールソーシャルワーカー)
【対象】
ヤングケアラーに関心のある方、保育士、幼稚園教論、小学校、中学校、高校教論、大学の先生、民生委員・民生児童員、主任児童委員、福祉関係職員など
【申込期限】令和4年11月4日(金)
【申込方法】
①Web

https://www.shinsei.e-aichi.jp/city-toyohashi-aichi-u/profile/userLogin_initDisplay.action?nextURL=CqTLFdO4vobPvF1a8o2fN%2BNbyjRaxiaDlhDy51WbPs9rogcN%2BIS173a28DJCLqp8usG%2BqvdQdeiU%0D%0AMxWCvuBZ%2B4ASIeAv26L9aOzWIycjZEcYE0dlLuHZmAreJDfMUKokaoSBXyJS7zI%3D%0D%0A

②電話
0532-54-7830(平日 8:30〜19:00 土日 9:00〜17:00)

③メール
kodomo-sougou-center@city.toyohashi.lg.jp まで、氏名・職業・連絡先を明記して申込み


▶︎「ヤングケアラー」とは

「ヤングケアラー」とは、本来大人が担うと想定されている家事や、家族の介護、世話などを日常的に行っている18歳未満の子どもを指しています。

▶︎愛知県のヤングケアラーの割合は?

愛知県が令和4年3月に公表したヤングケアラーの実態調査では「世話をしている家族がいる」と回答した子どもの割合は、小学校5年生で16.7%、中学2年生で11.3%、高校2年生(全日制)で7.1%でした。

世話をしている子どもが全員ヤングケアラーということではありませんが、世話をしている子どものうち、学業や友人関係など、子どもらしい生活を我慢しているとしたら、それはヤングケアラーではないでしょうか。

▶︎大きな負担がかかり続ける子どもに起こりうる問題点

年齢等に見合わない家族の世話や介護など、重い責任や負担を負いながら学業を両立するのは容易ではありません。

その結果、学業の遅れや睡眠不足など日常生活への影響や、つらさを分かってくれる理解者がいない、心や体に不調を感じる、自分の将来を考える余裕がなく進学や就職を諦めてしまう、友人と過ごす時間もなく、社会から孤立してしまう等の問題も発生しています。

▶︎家庭内の問題かつ子どもからは発信しにくいケースが多く、まわりが気づくことも大切

しかし、家庭内のプライベートな問題として、外から分かりにくいことに加え、

・ケアが当たり前になっており本人や家族に自覚がない
・大好きな家族が責められるのが嫌だ、友人に知られたくない等の理由で言いたくない
・子どもが心の内を話せる理解者や相談相手がいない
・子どもに状況を尋ねても言葉では「大丈夫」と返ってきてしまう
・学校等では元気に振る舞っている子どもも多く、気づかれにくい
・大人も家庭内の問題を明るみにしたくない

などさまざまな理由から、支援が必要な場合でも表面化しにくく、子どもやその家族が孤立してしまうなど、社会問題になっています。

自分からは声をあげにくいヤングケアラーの子どもたち。
そのためにも、まずは大人などまわりの人が理解を深めてヤングケアラーについて「知り」、その存在に「気づき」、子どもが相談しやすい環境を作ったり、当事者が集える場をつくるなど、気持ちに寄り添いながら「関わる」ことができるようにしていきませんか?
 
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