東日本大震災10年 岩手県普代村「奇跡の水門」学生の防災紙芝居が絵本で復活。動画公開
フィールドワークで見つけた東日本大震災のエピソードを子どもたちに分かりやすく伝えようと、2019年に追手門学院大学(略称:追大、大阪府茨木市、学長:真銅正宏)の学生たちが自作した紙芝居が、震災10年の節目の今年、被災地の村の手によって絵本として発刊されました。
紙芝居を自作したのは、2019年当時の4年生を中心とした地域創造学部の学生たちです。地域創造学部は連携協定を結んでいる岩手県普代村に毎年学生を派遣し、観光資源や産業の可能性を現地調査(フィールドワーク)して村に提案する実践と学びの融合に取り組んでいます。この中で学生の一人が東日本大震災でのエピソードに注目し紙芝居を発案しました。
岩手県普代村は東日本大震災で被災しましたが、過去の大災害を教訓に整備した防潮水門が津波に対して効果を発揮し、死者が出なかったことから「奇跡の水門」とも呼ばれています。紙芝居ではこのエピソードを軸に、将来に備えて水門の整備を推進した当時の村長の信念などを描き、災害への備えの大切さを訴える内容になっています。
東日本大震災から10年の節目の今年、普代村では防災教育に生かそうと、クラウドファンディングで費用を確保し、この紙芝居を絵本にしました。
絵本化を受け、追大でもより広く子どもたちに津波や防災について知ってもらおうと、紙芝居を作った学生の後輩たちが音声を吹き込んだ動画を作成しました。大学の公式YouTubeチャンネルで公開しており、場所や世代を越えて知ってもらえればと願っています。
【ポイント】
https://youtu.be/MMGw-RRMqE4
2021年に絵本になった「奇跡の水門」
紙芝居を自作したのは、2019年当時の4年生を中心とした地域創造学部の学生たちです。地域創造学部は連携協定を結んでいる岩手県普代村に毎年学生を派遣し、観光資源や産業の可能性を現地調査(フィールドワーク)して村に提案する実践と学びの融合に取り組んでいます。この中で学生の一人が東日本大震災でのエピソードに注目し紙芝居を発案しました。
岩手県普代村は東日本大震災で被災しましたが、過去の大災害を教訓に整備した防潮水門が津波に対して効果を発揮し、死者が出なかったことから「奇跡の水門」とも呼ばれています。紙芝居ではこのエピソードを軸に、将来に備えて水門の整備を推進した当時の村長の信念などを描き、災害への備えの大切さを訴える内容になっています。
原作の紙芝居(2019年)
東日本大震災から10年の節目の今年、普代村では防災教育に生かそうと、クラウドファンディングで費用を確保し、この紙芝居を絵本にしました。
絵本化を受け、追大でもより広く子どもたちに津波や防災について知ってもらおうと、紙芝居を作った学生の後輩たちが音声を吹き込んだ動画を作成しました。大学の公式YouTubeチャンネルで公開しており、場所や世代を越えて知ってもらえればと願っています。
紙芝居を作った学生(2019年当時)
【ポイント】
- 2019年に学生が制作した岩手県普代村の東日本大震災のエピソードの紙芝居が絵本で復活
- 東日本大震災から10年の節目の今年、普代村がクラウドファンディングで絵本化
- 後輩の学生が絵本に音声を吹き込み大学公式
https://youtu.be/MMGw-RRMqE4
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