史上初の宇宙時計として有名なシュトゥルマンスキーから、ロシア人アーティストによるハンドエングレービングモデル”The Fire Bird”誕生
史上初の宇宙時計として有名なシュトゥルマンスキーから、ロシア人アーティストによるハンドエングレービングモデル”The Fire Bird”誕生
The Fire Bird
人類史上初の宇宙時計であるシュトゥルマンスキーから、ロシア伝統のハンドエングレービング技術を駆使したThe "Fire Bird"が発表されました。この時計は手彫りのため、限定生産であり、この1本のみの製作となってます。"The Fire Bird"は、デットストックの3133クロノグラフムーブメントに彫刻された、非常に希少なモデルです。
ハンドエングレービングとは?
The Fire Bird 3133
ハンドエングレービング(彫刻)は、芸術的な金属加工の中でも最も古いタイプの一つです。この技術では、金属をキャンバスとして扱い、シンプルなノミを用いて時代を超越した美しい絵を描きます。このフィリグリー芸術は古代から私たちの先祖に親しまれてきました。
金、銀、銅で作られた最も古い品物の一部は、紀元前3千年紀半ばのメソポタミア南部、シュメールの都市で発掘されました。これらの金銀の短剣、カップ、戦闘用鎧は、鍛造、彫刻、はんだ付け、線条細工の技術を駆使し、動物や人物の対称的なイメージで装飾されています。
18世紀頃からは、彫刻に機械が使われ始め、その美学は徐々に発展していきました。最初は製品のほぼ全面が直線や幾何学的な形状で覆われていました。この技術はギョーシェと呼ばれ、19世紀初頭にはほぼ完全に手彫りに取って代わられました。
手彫り技術は、工作機械の登場後も特に武器彫刻の分野でその地位を高めていきました。ヨーロッパの職人たちは針を使い、レース模様やエレガントなゴシック様式のミニチュア、様式化された花柄などを丁寧に彫り込みました。これにより、刀身の価格は工作機械を使用したものの数十倍、場合によっては数百倍に跳ね上がりました。
1817年、ロシア人彫刻家イワン・ブシュエフがブラシを使用して彫刻する技術を導入し、手彫り技術をさらに向上させました。この方法で描かれた絵は驚くべき深みと浮き彫り効果を獲得しました。この時点から、世界的に有名なロシアの鋼彫刻技術が始まりました。
この新しい手法は、武器だけでなく、刃物、時計、家庭用品、女性用宝飾品などの装飾にも応用されました。ロシアの巨匠たちは古典的なパターンにも改良を加え、図面にダイナミズムと構成の完全性をもたらしました。この技術は今日まで受け継がれ、シュトゥルマンスキーの製品にも採用されています。
The Fire Birdの由来
The Fire Bird 3133
"The Fire Bird"とは、ロシアの伝承に由来するおとぎ話をモチーフにしています。口頭で伝えられるこの物語には、様々なバージョンが存在します。しかし、共通して言えることは、The Fire Birdが人々に希望を与え、その一枚の羽で強く輝きを放つということです。この鳥は幸福や希望の象徴とされています。
スペック
The Fire Bird
The Fire Bird
The Fire Bird
The Fire Bird
モデル名 The Fire Bird ハンドエングレービング
価格 880,000円(税込)
限定 1本
ムーブメント 3133クロノグラフ ハンドワインディング
風防 サファイヤ
ケース 316Lステンレススチール
サイズ 44㎜×14.8㎜
重量 98g
【STURMANSKIEオフィシャルサイト、オンラインショップ】
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株式会社ANDOROS ブランド事業部
03-6450-7068
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