愛媛県で管理戸数No.1の日本エイジェントがスマートロックを導入
年間1,800時間の業務効率化を見込む
株式会社ビットキー(本社:東京都中央区、代表取締役社長CEO:寳槻 昌則、以下「ビットキー」)は、愛媛県内で賃貸管理戸数No.1(※1)の株式会社日本エイジェント(本社:愛媛県松山市、代表取締役社長:乃万 春樹、以下「日本エイジェント」)が管理する賃貸住宅へ、鍵管理業務の効率化とセキュリティの向上を目的に、ビットキーが提供する暮らしのコネクトプラットフォーム「homehub」およびスマートロックが採用されたことをお知らせします。なお、全戸(16,000戸)へ導入が完了した場合、年間1,800時間の業務効率化を見込んでいます。今後は、スタッフレス内見サービスや日本エイジェントが利用する入居者アプリとの連携も視野に入れ、取り組みを進めてまいります。
※1:全国賃貸住宅新聞「2024年管理戸数ランキング 地方版トップ10 【東海 関西 中国・四国 九州・沖縄】」
https://www.zenchin.com/news/content-2661.php

■取り組みの内容
日本エイジェントが管理する既存の賃貸住宅のエントランスドア、各住戸ドアにスマートロックを設置します。入居者には、登録済みのメールアドレスへ鍵の設定方法が案内されます。入居者は「homehub」のスマホアプリから、ICカードや暗証番号など、利用を希望する解錠手段を登録することで、物件の鍵を解錠できます。また、知人や家族へ合鍵を渡したい場合も、スマホアプリ上でデジタルキーを簡単に発行できるため、物理鍵の複製や受け渡しの必要がありません。退去時には、退去日時に応じて鍵情報が自動的に削除されます。

入居者のメリット
物理鍵を持ち歩く必要がなく、紛失の心配がありません。また、スマホアプリで有効期限付きのデジタルキーを発行できるため、合鍵を複製することなく知人や家族が入室できます。解施錠履歴も確認できるため安心です。
管理会社のメリット
クラウド上で鍵を発行できるため、入居者が退居するたびに発生していた専有部扉のシリンダー交換や予備シリンダーの保管、在庫管理が不要となり、業務負荷を軽減できます。また、空室中の内見希望者や仲介会社、原状回復のための協力会社には、ワンタイムパスコードを発行できるため、管理会社スタッフは物件と店舗の往復など移動時間を削減でき、業務を効率化できます。キーボックスを介した物理鍵の貸し出しと比較し、紛失や複製による空室の悪用などトラブル防止にも寄与します。
■導入の背景
愛媛県で賃貸管理戸数一位の日本エイジェントは、これまでもデジタル技術を活用し、新たな不動産ビジネスモデルを創出してきました。例えば、スタッフがいない店舗で部屋探しができる「スタッフレスショップ」(特許取得)や、スタッフが同行しない「スタッフレス内見」、そして入居者対応業務を支援する「えひめレスQセンター」などがあります。スマートロック導入も、このような新しい不動産ビジネスモデルへの貢献を目指し、以前から検討を進めていました。しかし、初期費用が大きな負担となるため、導入を見送ってきた経緯があります。この度、セキュリティと利便性の向上による物件の差別化に加え、日本エイジェントにとって以下のメリットが見込まれることから、ビットキーの「homehub」とスマートロックの導入が決まりました。
サブスクリプションモデルによるイニシャルコスト低減
スマートロックは一般的に本体を購入する「買い切り型」が多い中、ビットキーではサブスクリプションモデルで提供しています。管理業務効率化を目的として多数のスマートロックを一度に設置する場合、サブスクリプション型によって初期コストを抑えることができるため、毎月家賃収入を得る賃貸物件と相性が良い点が評価されました。
物理鍵の受け渡し撤廃で年間1,800時間の業務効率化へ
これまで内見時や入退居時には入居者や仲介会社、原状回復時には協力会社との物理鍵の受け渡しが都度発生し、入居者や内見希望者の待ち時間にもつながっていました。
全戸にスマートロックを導入し、鍵の受け渡しを不要にした場合、年間1,800時間の業務効率化が見込めるため、お客様の利便性向上に加え、スタッフレス内見の促進も期待されています。
■日本エイジェント 代表取締役社長 乃万春樹 氏 コメント
日本エイジェントは、同業他社との競争ではなく、常に「お客様の動向や変化」を注意深く観察することを基本理念とし、新たな不動産ビジネスモデルを積極的に生み出してきました。特に、近年はスマートフォンの普及により、様々なサービスがスマホ一つで利用できることが当たり前になっています。こうした状況を受け、当社は「スマートフォン1つで全てが完結する」サービスの実現を目指してきました。この度のスマートロック導入はその第一歩です。今後は、スマートロックとスタッフレス内見サービスや入居者アプリとの連携を視野に入れています。これにより、お客様が来店されることなく、お部屋探しから退去までの一連の手続きをオンラインで完結できる環境の構築してまいります。
■「homehub」について
「homehub」は、一人ひとりの快適な暮らしを実現するため、暮らしとサービス/モノの間に存在する分断を「つなげる」ことで解消するコネクトプラットフォームです。ビットキーが提供するサービスやモノに限定せず、様々な製品、置き配・家事代行などのサービスなどとも連携し、シームレスで便利な暮らしを提供します。
【株式会社ビットキー 概要】
社名 :株式会社ビットキー
所在地 :東京都中央区京橋3-1-1 東京スクエアガーデン9F
代表者 :代表取締役社長 CEO 寳槻 昌則
設立 :2018年5月16日
資本金 :20,312,720,300円(2024年12月31日時点 資本準備金を含む)
事業概要:ID認証・認可のためのプラットフォーム「bitkey platform」の企画・開発・運用
コネクトプラットフォーム「homehub」「workhub」の企画・開発・販売
スマートロック等のハードウェア製品の企画・開発・販売
※「ビットキー」「bitkey platform」「homehub」「workhub」は株式会社ビットキーの登録商標です。
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