内戦避難民 ベネズエラ難民 先住民 ミス・コロンビアを取材しよう!『Global Media Camp in コロンビア』参加者募集
市民ジャーナリストがいま熱い(早割は6月24日まで)

南米のコロンビアでこの夏、難民、国内避難民、先住民といった社会的弱者を中心に、日本語または英語を話す通訳(コロンビア人の若者)と一緒に取材してみませんか?
ご存知ですか? 世界人口のおよそ1.5%が難民・国内避難民であることを(日本で生活保護を受ける人の割合は1.6%なので、ほぼ同じ)。また、コロンビアだけでなく、多くの国では先住民(もともといた人たちなのに‥‥)が追いやられていることを。
“取り残された人たち”のことを少しでも知るために、自らが「市民ジャーナリスト」になって現場に足を踏み入れ、彼らの声を直接聞いてみませんか?
それだけでなく、日本語を学ぶ2024年のミス・コロンビア(セニョリータ・コロンビア)をはじめ、ユニークな活動をするコロンビア人も取材します。
取材に必要となる視点のもち方、質問の仕方、記事の書き方といったノウハウや現地の基礎知識は、同行するganas編集長から直接学べます(現地コーディネーター、通訳を務めるコロンビアの若者もサポートしてくれます)。
取材した内容は、参加者の署名記事として、途上国に特化したNPOメディア「ganas」のサイトで発信します。苦労して完成させた貴重な記事はご自身のポートフォリオとしても使えます。
こうしたことを実現できるプログラムが、グローバルサウス(途上国、新興国)にネットワークをもつganasが主催する『Global Media Camp in コロンビア』です。
アポ取り以外は、プロのジャーナリストとほぼ同じ動きをします。普通なら行けない場所に行け、会えない人と会え、しかも話をじっくり聞ける時間までもらえる。好奇心をどこまでも追求するプロセスは楽しくないわけがありません。
集中してインプット(取材)とアウトプット(記事執筆)を繰り返せば、コロンビアの知識が驚くレベルで深まり、また複眼的な見方もできるようになります。見えない(気づかない)ことが見える(気づく)ようになる――これが途上国を取材する醍醐味です。
コロンビアはまた、ニューヨークタイムズが発表した「2018年に行くべき52の場所」でも2位にランクインしました。なかでも、『Global Media Camp in コロンビア』の開催地となるメデジンは「世界で最も革新的な都市」に選ばれるなど、近年大きな注目を集めています。
ちなみに取材できる2024年のミス・コロンビアのカタリナ・ドゥケ・アブレウさんはアンティオキア県メデジン出身。ミス・アンティオキアがミス・コロンビアの栄冠に輝いたのはなんと28年ぶりのこと(盛り上がっています)。2025年11月に東京で開催されるミス・インターナショナルにコロンビア代表として出場します。
パブロ・エスコバルやメデジンカルテルといった名前を聞いたことのある人もいることでしょう。メデジンはかつて、麻薬組織やゲリラが幅を利かせる危ない街でした。ところが、これまで誰もやらなかった画期的な治安改善政策を実行。その努力が実り、外務省の海外安全情報でも「レベル1」と東南アジア並みになりました。
南米、内戦の避難民(国内避難民)、ベネズエラ難民、先住民(インディヘナ)、麻薬組織との闘い、革新的な街、持続可能な開発目標(SDG。コロンビアはSDGsを提唱した国)、ミス・コロンビアなどに関心がある社会人・学生にとっては現場を深く知る最高のチャンス。ジャーナリスト志望者にとっては実践を積む格好の機会になります。
2025年の夏は一度しかありません。問題を抱えるだけでなく、魅力にもあふれたコロンビアを取材してみませんか? 通訳として協力してくれるコロンビアの若者たち(仲良くなります!)も皆さまを待っています。
『Global Media Camp in コロンビア』の概要
◎場所:コロンビア・メデジン
◎期間:2025年8月24日(日)~9月2日(火)
*8月24日に現地集合(当日着の希望者に限ってメデジンの国際空港でお迎え)、9月2日に現地解散、9泊10日の現地研修プログラム
◎費用:一般25万4800円、学生23万4800円
*渡航費(ジップエアなどを使えば5月7日時点で往復19万円台から。航空券は早めに買うほうが安いです)、保険代(3700円台から)は含まれません
*含まれるもの:講習費、宿泊費、宿泊先と取材先の移動費、通訳の費用、その他取材費用、食事代(朝、昼、夕。飲み物やデザートなどは除く)
*ganasサポーターズクラブのパートナーは3万円、サポーターは2万円の特別割引があります(早割との併用のみ可。このプログラムへのお申し込みと同時に、ganasサポーターズクラブに入会されても割引を受けられます。大変お得です)
*6月24日(火)までのお申し込みは「早割」として1万円割引(入金が完了していること)
*ご友人同士で申し込むと「友だち割」として、それぞれに5000円キャッシュバック(早割との併用のみ可)
*特典として、2025年秋に開講予定の「グローバルライター講座」(5万5000円相当)または「77日記者研修」(6万9000円相当)を特別に1万円で受講できます(ただしganasサポーターズクラブに入っている/入ることが条件)
◎締切:2025年7月24日(木)
*2025年6月24日(火)までのお申し込みは「早割」として1万円割引(入金が完了していること)
◎定員:最大8人程度(先着順)、最少開催人数4人程度
◎事前研修:2025年7月末または8月中旬を予定(1回のみ。8時間程度)
*参加者の都合を優先し、日時を決めます。ご相談ください
*場所は東京・市ヶ谷のJICA地球ひろばを予定
◎報告会:2025年10~12月を予定(希望者のみ。記事を発信するだけでなく、プレゼンというアウトプットをする格好の機会になります)
◎主催:特定非営利活動法人開発メディア(ganasの運営団体)
◎問い合わせ先:devmedia.ganas@gmail.com
◎申し込み方法:お問い合わせいただければ申込書をお送りいたします。下のURLをクリックしてもダウンロードできます。ご家族とご相談のうえ、記入した申込書をメールでお送りください。
https://docs.google.com/document/d/15GhOOyRXSllY02_amLb8adbA74RpLVoL/edit?usp=sharing&ouid=117805614848569471035&rtpof=true&sd=true
途上国を取材し、記事を書き、それを発信する『Global Media Camp』は唯一無二のプログラムとして大きな支持を得てきました。2014年の春以来これまでに43回(9カ国13カ所)開いてきた実績があります。2025年夏(8、9月)の開催地は、南米のコロンビア(メデジン)のほか、東南アジアのタイ(チェンマイ)と西アフリカのベナン(コトヌー)を予定しています。
『Global Media Camp in コロンビア』の基本的なスケジュール(予定)と取材先候補
8/24(日)現地集合
8/25(月)取材
8/26(火)記事の執筆&フィードバック
8/27(水)取材
8/28(木)記事の執筆&フィードバック
8/29(金)取材
8/30(土)記事の執筆&フィードバック
8/31 (日)取材
9/ 1 (月)記事の執筆&フィードバック、フェアウェルパーティー
9/ 2(火) ふりかえり、現地解散(昼ごろを予定)
下のような取材先・テーマを候補として考えています(ご希望があればお気軽にお問い合わせください)。
↓↓↓
国内避難民(IDP)居住区、ベネズエラ難民、先住民保護区、ミス・コロンビア、スポーツを通して貧困地区の青少年を支援するNGO、ベレン図書館(東京大学が設計した、犯罪の減少に一役買ったコミュニティ図書館)、メデジン都市圏協力・投資局、グラフィックアートで観光地へと変貌を遂げた元スラム街、医療、教育、各種NGO、起業家、ユニークなコロンビア人など多数。
『Global Media Camp』に参加すると得する3つの理由
1)途上国を取材できる!
‥‥『Global Media Camp』は、途上国を本格的に取材でき、記事を書き、それを発信する唯一無二のプログラムです。スタディツアーのように、担当者からレクチャーをひたすら受けるのではありません。参加者自らが取材対象に自由に質問していきます(基本は英語を使います。コロンビアのみ日本語でも可能)。取材は、その国のことを短期間で少しでも深く、また多角的に知る手段のひとつ!
2)スキルアップできる!
‥‥『Global Media Camp』では新しい体験をするだけではありません。ネタ(良い話も悪い話も)や視点(切り口)を見つける力、情報を引き出すために質問する力、物事を掘り下げる力、要点をまとめる力、伝わる文章を書く力など“一生モノのコミュニケーションスキル”の向上を目指します。各回の参加者を最大8人に絞っているため、ganas編集長からマンツーマンでフィードバックを受けられます。頑張った証として、現地取材をベースにした「署名記事」が残ります。記事には1万以上の「いいね!」が付いたことも。ステレオタイプでない記事の発信にも大きな意義があります。
3)「複眼の視点」でとらえる!
‥‥「途上国=貧困 or 幸せ」などと決めつけていいのでしょうか? 物事に対する見方はさまざま。『Global Media Camp』では複眼の視点で物事をとらえる方法を学びます。世の中には自分が知らないこと、自分自身で無意識に決めつけてしまっていることがたくさんあります。取材も含め、現地の人と話す時間をたっぷりとっていますので、疑問を直接ぶつけてみてください。脱ステレオタイプを目指しましょう!
*過去43回(9カ国13カ所)の開催実績をもつ『Global Media Camp』はアウトプット重視のプログラム(記事をいくつも書いてアウトプットします)です。アウトプットにこだわる理由のひとつは、話を聞くだけでは知識の定着率はわずか5%ですが、他人に教えた(伝えた)場合は90%に上るという研究(ラーニングピラミッド)があるからです。20歳を超えたらアウトプット中心の学びに切り替えない限り、インプットしたことは頭に残らず、経験として積み上がりません。自己成長につながるのはアウトプットだと考えています。
『Global Media Camp』で得られる5つのスキル
1)発見力
‥‥記事を書くには「ネタ&切り口」が不可欠です。取材ではまず、具体的なネタ探しと格闘します。ネタは、その国の問題点や長所を指す場合も少なくありません。ネタ探しの日々は「見つける力」(発見力)を向上させます。
2)質問力
‥‥ネタ&切り口を見つけたらおしまい、ではありません。関連する情報をいかに集めるか(インプット)が重要。質問の仕方によって、得られる情報の質・量、ひいては記事の内容・レベルは大きく変わります。取材現場では、記事を書くために必要なたくさんの質問をします。質問力(情報を聞き出す力)を集中的に鍛えます。
3)考察力
‥‥取材(質問など)に基づく情報収集(インプット)・ブレインストーミング・記事執筆(アウトプット)・講師からのフィードバックを繰り返すことで、物事を掘り下げる体験をします。「これまで見えなかったこと」が見えるようになることも。ここでカギとなるのは、“関係が一見なさそうなもの同士”をつなげて考える発想です(たとえば「宗教」+「SNS」=どうなるでしょう?)。意外なこと・つながりを見つけた瞬間はまさに快感!
4)要約力
‥‥要点をまとめる力もつきます。言いたいことが不明瞭な長い話は、とりわけ社会に出ると聞いてもらえません。内容を薄めずに/抽象化せずに、いかに簡潔に表現できるか。これは記事(特に見出し、リード)の書き方に通ずるものがあります。要約力はいま注目のスキルのひとつ。これを特訓します。
5)文章力
‥‥カッコいい/美しい文章よりも、いかに伝わるか/読まれるかが大事ですよね? そのテクニックを学びます。文章力はコミュニケーションスキルの基本。レポートやエントリーシート(ES)の作成にも当然役立ちます。とりわけ最近は、電話よりも、メールを書く機会が激増しているだけに、文章で伝える重要性は高まっています。
『Global Media Camp』はこんな社会人&学生におススメ
◎途上国を掘り下げたい人
・途上国を深く知りたい(世界人口のおよそ8割は途上国で暮らしています)!
・国際ニュースの現場を見てみたい!
・途上国の人と深い話をしたい!
・多様な途上国を多角的に見る方法を学びたい!
・途上国で将来、仕事したい!
・貧困、教育、ジェンダー、少数民族、難民、国内避難民、ソーシャル/地元のスモールビジネス、開発援助など特定の分野を取材したい!
・過去(歴史)と現在、未来のつながりを取材であぶり出したい!
・フィールドワークの練習をやってみたい!
・途上国の若者と仲良くなりたい(友情は、その国をウォッチし続ける「基盤」になります)!
・JICA海外協力隊、海外インターン・ボランティアに興味がある!
◎メディア・広報・コミュニケーションに関心のある人
・メディアに疑問を感じるから、自分で取材・記事執筆に挑戦してみたい!
・自分の足で取材した途上国のことを多くの人に発信したい!
・プロのジャーナリストになりたい!
・ジャーナリストの動きを体験してみたい!
・「ネタや切り口を見つける力」「質問する力」「深掘りする力」「要点をまとめる力」「伝わる文章力」を高めたい!
・英語(スペイン語、フランス語、タイ語、ビルマ語など)を使って、取材にチャレンジしてみたい!
・ESなどでアピールできる実績を積みたい!
『Global Media Camp』は2014年の春以来、フィリピン(セブ、ネグロス)、ベトナム、ミャンマー、カンボジア、コロンビア、ベナン(コトヌー、トタ村)、インド(プネー、コルカタ)、タイ(バンコク、チェンマイ)、ルワンダの9カ国13カ所で合計43回開いてきた実績をもちます。参加者は合計211人。年齢は18~59歳と幅広いです。
大学生の場合、参加者が多いのは慶応大学、東京外国語大学、上智大学、早稲田大学、神戸市外国語大学、明治大学、立教大学、青山学院大学、東京大学、筑波大学、法政大学、横浜国立大学、大阪大学、一橋大学、北海道大学、立命館大学、中央大学、津田塾大学、東京女子大学、ICU、日本大学、同志社大学、奈良女子大学、茨城キリスト教大学、名古屋大学など。文系の学生はもちろん、医学や看護学、都市開発、建築、プラントエンジニアリング、農業などを学ぶ理系の学生の参加者もいます。
社会人ではJICA職員やNGO職員、会社員、大学教授、公務員、医師、看護師、会社経営者、青年海外協力隊の経験者・候補者・志望者、地域おこし協力隊、フリーランサーなどにご参加いただいています。
帰国後はこんな特典も!
・ganas主催の「2025年秋 グローバルライター講座」(5万5000円相当)を1万円で受講できます。ただし簡単なお手伝いをお願いする場合があります。
・ganasのボランティア記者として活動し続けたいとコミットの高い方は、ganas主催の「2025年秋 77日記者研修」(6万9000円相当)に1万円で参加できます。
*いずれも、ganasサポーターズクラブに入っている/入ることが条件です
講師
長光大慈(ganas編集長)
途上国・国際協力に特化したNPOメディア「ganas」編集長/特定非営利活動法人開発メディア代表理事。上智大学法学部を卒業後、アジア最大の日本語媒体であるNNA(現在は共同通信グループ)のタイ支局とフィリピン支局を立ち上げる。電気新聞記者、フリーライター、デベックス・ジャパン・メディア部門責任者などを経て現職。合計10年以上の海外在住経験(米国、タイ、フィリピン、インドネシア、ベネズエラ)、50カ国以上の渡航経験をもつ。青年海外協力隊のOBでもある。ハンモックのコレクター。
現地コーディネーター
羽田野香里(メデジン日本文化センター「春のひなた」共同代表兼アカデミック・ディレクター、コロンビア・メデジン在住)
2009年よりメデジンのEAFIT大学(La Universidad EAFIT)言語センターに日本語講師として勤務。2021年末にコロナ禍の影響でEAFIT大学の日本語コースが閉鎖となり、コロンビア人の友人達と一緒にメデジン初の日本文化センター「春のひなた」を設立。現在日本語コースと合気道コース合わせて約170人の学生が在籍。学生の年齢は高校生・大学生を中心に、小学校低学年から社会人までと幅広い。出身は北海道小樽市。道内の児童養護施設に児童指導員として勤務後、2002年にJICAの日系社会青年ボランティアでパラグアイへ。任期終了後、青年海外協力隊でコロンビア・マニサレス市に派遣され、貧困地域の青少年の教育・更生を行うNGOで活動。その後フィリピンでの日本語教師を経て、2009年よりメデジン。同年にメデジン日本クラブを立ち上げ、異文化交流を中心としたボランティア活動を継続中。協力隊時代を含めるとコロンビア在住18年目。
主催団体
特定非営利活動法人 開発メディア
2012年8月17日設立。途上国・国際協力を専門とするNPOメディア「ganas」を運営。下のボードで記事を発信中。キャッチフレーズは「途上国を知る。世界が広がる。」。
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